SDGsを実現する“環境・健康・スマート・省エネ”技術や製品を日本からも募集
SMARTLabは以下の9つの産業分野に注力し、先進的な実証と実験を主導しております。
- 先進的マニュファクチャリング
- デジタルウェルネス
- インテリジェントビル
- サステナビリティ
- 都市農業
- スマートモビリティ
- ヘルスケア
- クラウドコンピューティング
- 都市流通
これら6つの産業分野は、日本企業の多くがリーディングプレイヤーとして活躍している分野であり、INDEEグループが注目する成長領域です。INDEE グループではシンガポールに拠点のない企業からも募集を行い、連携・支援による事業展開をサポートいたします。
SMARTLabの重要な機能の一つは、技術的な課題解決に向けたテーマを提起し、技術探索やパートナー探索を行うことです。さらに、技術インフラ、データサンドボックス、助成金など各種の資源を提供し、該当する技術を保有する企業と連携します。
一例として、2021年4月にSMARTLabはシンガポールの物流革新というテーマを掲げ、宅配会社の提携店舗における顧客体験と生産性を向上させる解決策が募集されました。このような募集テーマに対し、それぞれ 企業からコンセプト募集を受け付け、応募の中からパイロット試験を行う案を選定します。各テーマは単一技術よりも、総合的なソリューションの提案が求められるケースが多く、企業間のコラボレーションも推奨されています。
過去に実施された他のテーマは以下の通りです。
- トイレのスマートな管理:トイレの清掃を非接触化・自動化による清掃員と利用者の安全性を向上(特に現在の新型コロナの蔓延による危機下において)。
- データを活用した農場運営の最適化: IoTプラットフォームをシンガポールの大手農場でテストし、自動化による収益性と労働生産性の向上
- 屋内外の経路探索:シンガポール都市部におけるラストワンマイルの配達を可能にするための経路探索技術
- 画像による駐車場の管理と取り締まりシステム:シンガポール・サイエンスパークにて新IoTスマートメーターと機械学習技術を実証、データから利用実態の把握と消費動向の予測を実現
SMARTLabの詳細については、https://smartlab.expert/ をご覧ください。
INDEE Japan (https://www.indee-jp.com)は10年にわたり、日本企業のイノベーションを支援してきました。2019年にはイノベーションの重要な要素である海外展開の玄関口としてシンガポールを選び、子会社INDEE Singaporeを設立し、支援の幅を広げています。設立以来、INDEE Singapore(https://www.indee-sg.com)ではロボットやバイオ、ヘルスケア領域におけるシンガポールおよび東南アジアでの事業開発を支援しています。
INDEE Japan代表取締役マネージングディレクター 津嶋辰郎のコメント
今回、SMARTLabに参画することで、シンガポールの政府機関や投資家が検討・計画しているスマートシティ・ソリューション・プロジェクトに関する独自情報を得ることができます。 私たちは、これらの情報をINDEEグループのお客様と共有し、お客様の持つ優れた技術が世界的に評価されるためのサポートを行っていきたいと考えています。
INDEE Singapore Pte Ltd代表マネージングディレクター マービン・ウン(Marvin Ng)のコメント
日本企業は、グローバルな舞台においても効果的に競争に勝つ術を学びつつあります。INDEE Singaporeでは東南アジア地域への拡大に乗り出すお客様をよりよくサポートできるように、ネットワークを拡大し、新しい機能を拡充していきます。