茨城県の老舗農機具メーカー第2の挑戦!

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100年企業のパラダイムシフトは、ガス会社との連携で地元を支える総合エネルギー企業

創業108年の老舗農機具メーカー株式会社タイショー(代表:矢口重行、本社:茨城県水戸市元吉田町)は、カンプロ株式会社(代表:秋葉良孝、本社:茨城県水戸市吉沢町)と業務提携を行い、従来の家庭向け太陽光発電の提案に合わせて、ガスの提案を開始します。これにより、顧客のニーズに合わせ、幅広いエネルギー提案を行うことができるようになります。

 

 

茨城県の老舗農機具メーカー第2の挑戦!のサブ画像1_創業108年の老舗企業創業108年の老舗企業

日本農業の発展に貢献


株式会社タイショーは、1914年に農業機械のメーカーとして創業しました。当時は第一次世界大戦を背景に農業の機械化が進んだ時代で、それから昭和の時代にかけて、タイショーは日本の農業を支える農機具の開発・生産・販売を行ってきました。

 

環境

にいいものをお客様に提供する


平成に入ると日本では農業人口が減少し、農村の過疎化が進行していくとともに、農機具単一業種であることへの危機感をもち、新規事業として「環境にいいものをお客様に提供する」という観点から、太陽光発電システムを扱う「環境事業部」を、2009年に設立し、太陽光発電の施工・販売を開始しました。
開始当初は太陽光発電の知名度も低く、一般家庭で導入するにはコストも高かったこともあり、厳しいスタートとなりました。その後、2011年の東日本大震災以降、再生可能エネルギーの価値が再認識され、エネルギーの大切さを人々が実感することに伴い、需要は右肩上がり。需要が伸びるに従い、コストは下がり、効率も上昇していき、加えて性能が10年前に比べて格段に上がっていったことも販売の増加を後押しし、今では会社の中核を担う事業部に成長しました。
タイショーの強みは、自社施工です。現在は受注の約6割を自社施工で行っており、残りの4割は、信頼できる業者様にお任せしています。高い割合で自社施工を行うことは、私たちの覚悟の現れでもあります。提案・販売だけではなく、自分たちで施工も行うことで、最後まで責任をもってお客様と向き合うことができます。タイショーは地域密着企業。万が一のトラブル発生時にもすぐに駆けつけられるのは、自社施工ならではです。

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電気とガス


今までの営業は、「ガスを電気に変える」というものでした。ガスをメインで使用している一般家庭に太陽光発電を設置し、電気をメインのエネルギーに切り替えるというものです。
しかしここ数年の電力不足や光熱費の高騰を受け、オール電化はリスクと捉える顧客も増えてきました。災害に対するリスクを考えることはもちろん、SDGsへの意識の高まりもあり、エネルギーを分散することでより効率的にエネルギーを使うという考え方をされる顧客も目立ってきており、より提案の幅を広げるためにはガスも含めた複合的な提案が必要なのではないか。そう考えている時に出会ったのが、カンプロでした。
実際にお客様から、ガスを使用した衣類乾燥機「乾太くん」や、ガスと電気の両方を使ったハイブリッド給湯器「エコワン」などのお問い合わせもいただくことがあり、ガスに対する需要は確実にあることを実感しました。

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「やってみろ」と背中を押しあう文化


時代や顧客のニーズは、絶えず変化するものです。いくらうまくいっている事業でも、時代の変化をとらえられずに、その事業に固執してしまえば、立ち行かなくなることもあります。そのためにも、常に新しい情報や、お客様の生の声を仕事に反映させていき、必要であれば大きなチャレンジをする必要があります。
タイショーでは、社長との距離が近く、社長はいつも前向きに「やってみろ」と、社員のチャレンジを後押ししてくれます。その雰囲気が社内には浸透しており、今回のガス事業も、悲観的・否定的に捉えられることなく「どうやったらうまくいくだろうか?」「どう進めていけばいいのか?」と前向きに取り組んでいます。
社内には学びの文化も醸成されており、現在タイショーでは8名がグロービス経営大学院水戸校の単科生を経験しています。そこで学び、吸収してきたことを仕事で実践していくため、考え方や言動にも柔軟性やスピード感があるのが特徴です。

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地元企業とだから、

協働

ができる


 タイショーは、長年の実績と地域経済への貢献が評価され、「地域未来牽引企業」に選定されました(2008年12月)。「地域未来牽引企業」は経済産業省大臣より地域経済の中心的な担い手あるいは担い手候補として評価された企業が選定されます。地域の経済成長を牽引していく企業として、地元企業との協働は会社としてのひとつの目標でもありました。
 その中でタイショーは、2022年2月よりアントラーズビジネスクラブに加盟しました。アントラーズビジネスクラブとは、「地域創生を共に目指す」企業と活動を共にする会員制の組織です。鹿島アントラーズからDXのアドバイスを受けたり、カシマスタジアムで会議やイベントを開催したりするなど、社員のモチベーション向上とともに、地域との共生を目指しています。カシマスタジアムで太陽光パネルの展示イベント「エコライフ祭り」を行うなど、販売網の拡大にも繋がっています。
カンプロも私たちと同様、地域密着という考え方で営業を行っている企業です。今回のカンプロとの連携は、まさにお互いの得意なところを活かし化学反応を起こしていく、地域の活性化に寄与できる事業であるとも考えています。
今後はカシマスタジアムでの「エコライフ祭り」のようなイベントを2社合同で行うなど、協働と連携をよりアピールしていき、地域のお客様のお役に立てる事業を、より強く推進していきたいと考えております。

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【会社概要】
■住所:茨城県水戸市元吉田町1027 ■代表者:代表取締役 矢口 重行
■創業:1914年(大正3年) ■設立:1943年(昭和18年)
■従業員数:100名 ■資本金:1億円
■コーポレートサイト:https://www.taisho1.co.jp/index.html
■Instagramアカウント:@taisho1914solar

 

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