東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施

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東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のメイン画像

2022年12月15日(木)

株式会社東急ホテルズ(本社:東京都渋谷区、以下「東急ホテルズ」)と東急バス株式会社(本社:東京都目黒区、以下「東急バス」)は、2022年12月15日(木)、東急ホテルズが運営する川崎キングスカイフロント東急REIホテル(神奈川県川崎市)において、川崎市立東大島小学校5年生36名に向けて、両社が実施している“水素の取り組み”を体験しながら学ぶ環境学習「水素で学ぶSDGs」を行います。

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像1_川崎キングスカイフロント東急REIホテル川崎キングスカイフロント東急REIホテル

この取り組みは、東急ホテルズと東急バスが川崎市へ提案し、川崎市教育委員会の協力のもと、実施に至ったものです。
当日は朝9時に児童の皆さまにお集まりいただき、まずは会場の川崎キングスカイフロント東急REIホテルで「水素ホテル」(※1)の仕組みについてホテルスタッフが説明します。その後、ホテル内で水素由来のエネルギーを使用して栽培するレタス工場(※2)の見学、水素ラジコンカーを動かす体験など、座学だけでなく体験を通じて学べる内容です。そして、ホテル敷地内にて東急バスの燃料電池バス(水素バス)(※3)を見学、試乗しながら仕組みを学んでいただき、質疑応答を含め、全体で約2時間半のプログラムとしました。

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像2_燃料電池バス「SORA」燃料電池バス「SORA」

東急ホテルズと東急バスは、次代を担う子どもたちに水素の役割をもっと知り、可能性を感じていただきたい、そして環境について共に学び、できることから一緒に取り組んでいきたいと考えております。今後も継続的に子どもたちへの環境学習を行うとともに、地域社会と連携した環境活動を推進してまいります。
 

  • 環境学習「水素で学ぶSDGs」 概要

■開催日時
 2022年12月15日(木)9時~12時(移動時間含む)
■参加者
 川崎市立東大島小学校 の児童の皆さま 36名( 5年生)
 (神奈川県川崎市川崎区大島5丁目25-1)
■学習内容、タイムスケジュール
09時00分 東大島小学校 出発(ホテルシャトルバスにて移動)
09時20分 川崎キングスカイフロント東急REIホテル 到着
     (ホテル内へ移動・トイレ休憩)
09時35分  1階 コワーキングスペースにて「水素ホテル」の仕組みについて講義(35分)
10時10分  1階 ロビー内レタス工場見学(10分)
10時20分  1階 ロビーにて水素ラジコンカー体験(15分)
               (トイレ休憩 ~ 建物外へ移動)
10時45分  ホテル敷地内にて燃料電池バス(水素バス)を見学・試乗しながら仕組みについて学習
               (ホテル内へ移動)
11時15分  1階 コワーキングスペースにて質疑応答
               ※児童の皆さんの質疑応答終了後に報道関係インタビュー時間をとります        
11時40分  ホテル出発(ホテルシャトルバスにて移動)
12時00分  東大島小学校 到着

※1 水素ホテルについて


川崎キングスカイフロント東急REIホテルは、2018年の開業時より、川崎市の「臨海部ビジョン」及び「川崎水素戦略」のもと、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄っていましたが、この実証事業が2022年3月31日をもって終了。CO2削減を維持するため、トヨタ自動車株式会社製燃料電池(FC)モジュールを使用した明治電機工業株式会社製の「50kW純水素型定置式FC発電システム」を導入し、パートナー企業の協力のもと、2023年1月より再び水素発電を継続いたします。

※2 ホテル内レタス工場について


2020年11月24日、水素エネルギーによる電力を使用したレタス工場を開設し、同年12月24日初収穫。2023年1月の水素発電再開までの期間はバイオガス発電によって栽培。

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像3_ホテルロビー内でのレタス栽培の様子ホテルロビー内でのレタス栽培の様子

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像4_ホテルロビー内レタス工場(収穫の様子)ホテルロビー内レタス工場(収穫の様子)

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像5_収穫したレタスはホテルの朝食で提供収穫したレタスはホテルの朝食で提供

※3 水素バスについて

東急バスは、2020年4月1日より燃料電池バス「SORA」(トヨタ自動車株式会社製)を導入し、東京駅南口~等々力操車所、渋谷駅~大井町駅を運行しています。燃料電池バス「SORA」は、ディーゼル車と違い、軽油ではなく水素を燃料として搭載。水素と空気中の酸素の化学反応により発電し、モーターを駆動させて走行します。走行時にCO2や環境負荷物質を排出しないため、環境負荷低減を実現している車両です。併せて、一般的なディーゼルバスと比較して静粛性や乗り心地にも優れています。

東急ホテルズ×東急バス 川崎市の小学生に環境学習「水素で学ぶSDGs」を実施のサブ画像6_バス上部に搭載されている高圧水素タンクバス上部に搭載されている高圧水素タンク

■東急ホテルズ 概要

会社名:株式会社東急ホテルズ
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番7号 五島育英会ビル3階
代表者:代表取締役社長 村井 淳
設  立:2001年1月9日
東急ホテル、エクセルホテル東急、東急REIホテル、およびパートナーホテルを含め全国に50店舗展開。
2019年、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現に貢献するべく「サステナブル方針」を制定した。
公式ウェブサイト:https://www.tokyuhotels.co.jp

■東急バス 概要

会社名:東急バス株式会社
所在地:東京都目黒区東山三丁目8番1号 東急池尻大橋ビル4階
代表者:代表取締役社長 古川 卓
設  立:1991年5月21日
主な運行エリアは、東京城南地区・川崎市・横浜市北部。カーボンニュートラルの実現に貢献するべく、燃料電池バスやハイブリッドバス導入の他、再エネ電力を使用し、国内初となるバス停留所(一部)のCO2フリー化を実施。
公式ウェブサイト:https://www.tokyubus.co.jp
 

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