12/7(水)べルギー発の左官仕上げ材『モールテックス』の正規取扱店である創業65年愛知の建材店にベルギー王国ワロン地域政府 貿易・外国投資振興庁理事長御一行が来社!

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ベルギー発の左官仕上げ材『モールテックス』は約2.5-3mmの薄塗りでコンクリートの1.5倍の表面圧縮強度を実現

12/7(水)愛知県にある株式会社毛受(めんじょう)にベルギー王国ワロン地域政府 貿易・外国投資振興庁理事長のパスカル・デルコミネット氏とベルギーのプレスを含めた11名が来社。ベルギー発の左官材『モールテックス』の正規取扱店として運営している『サカンアート』を視察。弊社代表の毛受とBEAL International株式会社ディレクターのバルバラ・チリ―氏は、日本とベルギーがモールテックスを通じてどのように親交を深めていったか、そして今後の展望について対談しました。

 

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  • 当日行ったモールテックスデモンストレーションの様子

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BEAL社製品をふんだんに使用したショールームを視察後、BEAL社ジャパンエージェントの滝田順の説明(写真一番右)と、講習官である石原左官によるモールテックス施工のデモンストレーションをパスカルデルコミネット氏(前列左)らの前で披露。

  • ​モールテックスとは?

ベルギーのBEAL社が開発した薄塗りの左官材料です。モールテックスの表面の圧縮強度はコンクリートの1.5倍にも上り、その強度を約2.5-3mmという薄塗で再現できます。色は基本色だけで80色あり、さらに現場調色のためオリジナルの色を作成も可能。セメント石灰系を主原料とし、混和液に特殊な樹脂が入っており柔軟性が高いため湾曲にも強くクラックが入ることがほとんどありません。またモールテックスは、熟練した職人しか施工出来ないため、仕上がりは左官職人の腕次第。つまり、左官職人のセンスやスキルを大いに活かす事のできる材料です。

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  • 左官業界の現状

左官は建物の”壁塗り”をする職人で、非常に長い歴史をもっており、そのルーツは1,000年以上前の平安時代にまで遡ると言われています。高度経済成長を支えた最盛期(1975年頃)には30万人の左官職人がいましたが、現在は約5万人程度まで減っています。近年はコスト重視や手軽さ重視の“壁紙”の存在に押されていましたが、ここ数年の健康志向の高まりにより珪藻土や炭、シラスなど自然由来のものが多い左官材料への再評価の動きがあります。環境と人体に優しく、最近は弊社でも一般住宅から店舗内装まであえて左官壁を選ぶ人が増えている傾向にあります。

  • なぜベルギー発の『モールテックス』を取扱始めたのか

多くの左官屋さんが「左官の仕事はあんまりない。他の仕事をすることのほうが多い。」と口にしていました。私自身も左官という仕事に、どこか諦めや廃れていくというイメージを持っていました。そんな中、 懇意にしているお客様より「モールテックスを売ってほしい」と要望があり興味をもったのがきっかけでした。調べていくうちにモールテックスの機能性の高さやデザインの自由度に惹かれていきました。

実際にモールテックスを使用した左官職人から、「やり方次第でテクスチャ―も変わる。仕上がりに正解が無いところが面白い。」「 施工は難しいが出来上がった時のオシャレさや質感やコテ感のオリジナリティーが魅力的。」などとても良い反響がありました。材料としての魅力はもちろん職人の士気も上がり、お客様からの満足して頂けることに大きな可能性を感じ、日本全国にこのモールテックスを広めたいと強く思いました。

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  • SAKANART(サカンアート)代表取締役 毛受進の思い

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従来日本の左官材料にはない特徴を持つ、『モールテックス』は、日本の左官の可能性を拡げてくれたと感じています。この『モールテックス』という材料は、現代の住宅や店舗に左官の技術を最大限に発揮し提供することで、新しい価値をご提供できるものだと信じています。 これはただ単に『モールテックス』という左官材が良いだけではなく、左官職人達の技術の賜物です。どちらが無くても成立しないものだと思っています。良い材料で高い技術を持った左官職人の力が存分に発揮できる。それが私たちにとってはとても嬉しいことです。 これからも時間をかけて、間違いのない知識、技術とともにこの『モールテックス』を日本全国に提供していきたいです。 その中で「左官職人ってかっこいいよね。」というようなセリフが聞こえてくるといいなと思っています。 左官の価値を上げていきたいです。

  • 問い合わせ先(一般のお客様用)

企業名: 株式会社毛受(メンジョウ)
住所: 〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ヶ名1841番地
担当:藤岡
電話番号:0120-78-1130
メールアドレス:[email protected]
URL:https://sakan-art.jp/

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