プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進

0
301
プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のメイン画像

来春から導入スタート

EV充電サービスの株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田 代表取締役:大川 直樹)は、商業施設や宿泊施設、観光施設でのEV充電ステーション設置拡大に向け、最大出力6kWの壁掛け型普通充電器「PLUGO BOX(プラゴ ボックス)」を、2023年春から提供開始します。
これに伴い、プラゴでは従来製品の最大4kW出力の普通充電器「PLUGO BAR(プラゴ バー)」、最大50kW出力の急速充電器「PLUGO RAPID(プラゴ ラピッド)」と合わせた3種類の充電器を提供。それぞれの充電速度や設置方法の特長を生かし、施設に応じた設置を図ります。
また、いずれの充電器もスマートフォンアプリ「Myプラゴ」から事前予約が可能です。安心して使える“事前予約”とEV充電と買い物や食事、娯楽等の用事を並行する“ながら充電”により、EVライフの利便性や充足感の向上に貢献するとともに、導入施設への新たな誘客につなげます。

PLUGO BOXの特長
屋内駐車場など限られたスペースにも設置しやすい“壁かけ型”に加えて、オプションで“スタンド型”にも対応しています。また、専用アプリ「Myプラゴ」上で直感的な充電操作を促すことで、充電器本体の情報量を極限まで減らし、機能性と意匠性を両立させました。
デザインは、プラゴのCDO(チーフ・デザイン・オフィサー)であるデザイナー山﨑晴太郎が手がけています。自社で設計開発をおこなっていることから、外装をカスタマイズすることも可能で、空間ブランディングに寄与します。

プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のサブ画像1

外寸 縦400mm×横300mm×奥行き120mm 
※スタンドやケーブルは含まない
ケーブル長さ 5.5m
定格入力 単相200V 30A
最大出力電力量 6kW
※外部制御により1A単位で充電電流を設定し、デマンドコントロールに対応可能
充電方式 MODE3(CPLT機能内蔵/充電ケーブル付き)
設置方法 壁かけ型/スタンド型

事業背景

EVシフトによって大きく変わる習慣の一つが“充電”です。EV充電を生活ルーティーンに組み込むためには、自宅に充電設備を設けていなかったり、遠方に外出したりした場合などにEV充電の機会を担保できない“充電難民”の課題を解決すること、EVユーザーの半数以上が抱えているとされる“充電に時間がかかる”という懸念点(※1)を解消することだといえます。
一方、EVユーザーの動向から、自宅以外で充電している間の車外での過ごし方として、ショッピング、散歩、食事、カフェ・喫茶店に寄るなど、用事と組み合わせて充電を済ませている傾向が多く見られます(※2)。

プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のサブ画像2

これらの現状を踏まえ、プラゴでは、“事前予約”と“ながら充電”が、EV充電課題を解決するとともに、EVの体験向上に貢献すると考え、ゴルフ場やホテルなど自宅から距離のある外出先、また、日常生活に密接したショッピングセンターやスーパーマーケット等の商業施設へ予約可能なEV充電ステーションを導入してきました。

そこで、さらに施設の利用シーンに柔軟に応じた充電サービスを提供するために、従来の普通充電器「PLUGO BAR」のおよそ倍速で充電ができる「PLUGO BOX」の提供に至りました。

プラゴの提供する充電器と利用シーンの例

プラゴでは、最大4kW出力の「PLUGO BAR」、最大6kW出力の「PLUGO BOX」、最大50kW出力の「PLUGO RAPID」を提供。いずれの充電器もアプリ「Myプラゴ」上で、設置されている施設の検索から空き状況の確認、事前予約、キャッシュレス決済が可能です。

プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のサブ画像3_プラゴの提供する充電器とその利用シーン例プラゴの提供する充電器とその利用シーン例

それぞれの充電速度や設置方法の特長を生かし、設置場所ごとの想定滞在時間や駐車スペースの形態に適した充電ステーションの導入を図ります。

グローバルでのEV充電需要の高まりを前に、London EV showで初展示

2022年11月29日~12月1日にイギリスのロンドンで開催された「London EV Show」に日本から唯一出展。160社を超えるEV業界の先進的企業が出展し、欧州を中心にEV関連サービス・ビジネスの発表の場として注目される同イベントで、PLUGO BOXのモックアップを初披露しました。

プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のサブ画像4

【London EV Show概要】
・開催期間:2022年11月29日(火)~12月1日(木)
・開催場所: Royal Victoria Dock, 1 Western Gateway, London E16 1XL, United Kingdom
・イベント公式ページ:https://londonevshow.com/

今後の展開

2023年春からの提供に向け、設置に関するご相談の受付を開始します 。さらに今後はエネルギーマネジメントシステムとの連動により、ピークカットピークシフトなどのデマンドコントロールに対応し、普及が見込まれるEVのシェアリングサービスや社用車および公用車のEV化に対応する事業所や物流拠点などの幅広いニーズに応じたサービス開発を計画しています。

※1 一般社団法人日本自動車工業会「2021年度乗用車市場動向調査について」(2022年4月20日発表)より。
※2 2022年8月19日~8月31日EVSmart/プラゴ共同WEBアンケート(回答総数547)より。自宅外以外の充電ステーションを使用するBEVおよびPHEVユーザー(n=451)のうち、充電中の車外での過ごし方として最も多かった回答の上位5位(複数回答可)

【株式会社プラゴ 会社概要】

プラゴは「続けたくなる未来を創ること」を目標に掲げ、“充電インフラの未整備問題”“充電インフラの景観ノイズ”“サスティナブルなエネルギー供給”といった社会的課題に対応するため、EV充電機器の開発・設計からアプリケーション及び利用者の充電体験の設計までを一貫して取り組み、オンライン予約・決済が可能なEV充電サービスや、視覚的ノイズを抑えた意匠性の高い充電機器、再生可能エネルギーで充電を行う仕組みの開発などを進めています。
所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田2-20-4 NMF高輪ビル8F
代表者:代表取締役 大川直樹
URL:https://www.plugo.co.jp/

CDO山﨑晴太郎

プラゴ、6kW出力の事前予約可能な普通充電器「PLUGO BOX」を開発 機能性と意匠性の両立により、商業施設や宿泊施設、観光地での充電インフラ整備を促進のサブ画像5

最高デザイン責任者(CDO)
山﨑晴太郎
株式会社セイタロウデザイン代表
アートディレクター、デザイナー
立教大学卒。京都造形芸術大学芸術修士。企業・サービスのブランディングを中心に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手がける。アジアデザイン賞、IFデザイン賞、グッドデザイン賞金賞など国内外の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」、TBS「新・情報7daysニュ

 

ースキャスター」のゲストコメンテーター。
NPO ATRS WORKS理事。東京2020組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。株式会社JMC取締役兼CDO。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください