地球、そして私たちのために循環をデザインする「Circular Design for the Earth and Us」をパーパスに掲げ、大切なことにフォーカスして生きる人を増やすことを目指すバリュエンスホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:嵜本 晋輔、以下 当社)は、2022年10月、「The Fashion Pact (ファッション協定)」に加盟しましたことをお知らせいたします。今後当社グループは、サーキュラーエコノミー実現のための取り組みをさらに強化してまいります。
- 気候変動、生物多様性、海洋保護の3分野で共通の具体的な目標に向かって取り組むことを誓約
「The Fashion Pact」は、2019年8月、南フランス・ビアリッツで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、フランスのエマニュエル・マクロン大統領からケリングの会長兼CEOであるフランソワ・アンリ・ピノー氏に託されたミッションとして発表されました。地球温暖化の緩和、生物多様性の復元、海洋の保護という3つの分野において、実践的な目標を協力して達成することを表明しています。現在「The Fashion Pact」に参加する企業はファッションおよびテキスタイル業界の70社以上、200以上のブランドにおよび、当社グループは日本企業として2社目、リユース業界では初めての加盟となります。
- 「The Fashion Pact」加盟による今後の展望
当社グループは2011年の設立以降、ブランド品や骨董・美術品のリユース事業をビジネスの中核に置きリユースの普及促進を通じて国内外でサーキュラーエコノミー推進に注力してまいりました。2021年5月には国内リユース業界としては初の取り組みとして、LCA(※1)の手法を活用した環境フットプリント(※2)の削減貢献量を算定し「Resale Impact」として公開しました。またこれを皮切りに2022年5月以降、ヴィンテージ・ブランドショップ「ALLU(アリュー)」の全店舗とオンラインストアにて販売する大半の商品タグや商品情報に、二酸化炭素排出や水使用の削減貢献量を記載しております。今回の「The Fashion Pact」への加盟により、ビジネスの中核であるリユース事業のさらなる推進はもちろんのこと、社会的課題と向き合い、国内外におけるサーキュラーエコノミー拡大に向けて活動を強化してまいります。
※1 ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment):ある製品・サービスのライフサイクル全体(資源採取~原料生産~製品生産~流通・消費~廃棄・リサイクル)又はその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法
※2 環境フットプリント:個人や団体、企業などが生活・活動していく上で排出される温室効果ガスなどの環境インパクト
バリュエンスホールディングス株式会社(https://www.valuence.inc/)
・証券コード:9270 (東証グロース市場)
・設立:2011 年 12 月 28 日
・代表取締役社長:嵜本 晋輔
・本社所在地:東京都港区港南 1-2-70 品川シーズンテラス 28 階
・事業内容:グループ全体の経営・マネジメント強化、戦略立案・策定、企業価値の最大化