不安定な日雇い労働、支援に頼らざるおえない長引くテント暮らし
レバノン山間部には、家賃が払えず、テントで暮らす難民たちがいます。冬は積雪もあるほど寒さ厳しいため、凍死する人も。レバノン生まれのパレスチナ難民家族のストーリーを紹介します。
国連から支給されたテントを木材やダンボールで補強したところに住むファドアさん一家を訪問しました。
「雨の日には、天井からも雨漏り、床はびちょびちょに濡れてしまい、プールのようになってしまう」と嘆くお母さん。「ちゃんとした住居に住みたいが、収入が安定しない日雇い労働のため、家賃が払えないため、我慢するしかない。子どもは脳に障害を抱えている。学校までの交通費が払えないため、学校には通えていない。
寒さと空腹で眠れないことも多い。」と話してくれました。
世界から取り残されていると強く感じる中、遠い日本から応援してくれる人がいることが勇気づけられると言います。
苦しい生活から抜け出す見込みがなく、希望がもてない状況が続き、心理ケアを必要とする人々も増えています。
現在、こうした貧困に苦しむ難民家族へ食料を届けるためにクラウドファンディングに挑戦しています。12月31日23時までとなります。どうぞよろしくお願いいたします。
■オンラインイベント情報 https://www.youtube.com/@CCPNGOJapan/
*これまでのイベントはYoutubeでご覧いただけます。チャンネル登録をお願いいたします。
・キックオフイベント「プロジェクトへの想い」(11/29)
・第1回 駐在員に聞く「レバノンってどんなところ?」(12/9)
・第2回「パレスチナ難民の暮らし(レバノン)」(12/16)
・第3回「私たちの支援活動(レバノン)」(12/23)
【クラウドファンディング実施中】
タイトル:過酷な環境で暮らすレバノンの難民の子どもたちに越冬のための食料を!
募集期間:2022年11月29日(火)~2022年12月31日(土)
詳細ページ:https://readyfor.jp/projects/ccpjapan2022