東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の企業や団体による、さまざまな挑戦を紹介する「産業復興事例集」。苦境を乗り越え、ビジネスを持続的に成長させるためのヒントが詰まった事例集を、復興庁Webサイトで公開しています。
復興庁では、2012年度以降、岩手・宮城・福島の企業や団体が、業種や地域の特性、培ってきた知見や創意工夫を活用した、さまざまな“挑戦”を紹介しています。
2022年度も30の事業者を取材し、被災地企業の再起の過程と新しい挑戦を「産業復興事例集2022-2023」としてWebで公開しました。
人口が減少傾向にある岩手県沿岸部からは、ブランド化や高付加価値化、業態変換などに取り組み、ビジネスを持続的に成長させている7事業者の取組を掲載。被災地外の企業や自治体にも参考にしていただきたい内容となっています。
岩手県 掲載事例
https://www.reconstruction.go.jp/jireishuu/2022jirei/?tag=%E5%B2%A9%E6%89%8B%E7%9C%8C
■株式会社北三陸ファクトリー【岩手県洋野町】
三陸産ではなく“北三陸”ブランドへ 洋野町産水産物の魅力を世界へ発信
■農事組合法人宇部川ファーム【岩手県久慈市】
農地の集約化と湛水直播栽培で省力化を実現 地域の農業の未来つくり出す
■株式会社のだむら 涼海の丘ワイナリー 【岩手県野田村】
特産のヤマブドウを使ったワインで野田村の魅力を高める
■炎重工株式会社【岩手県滝沢市】
屋外に特化したロボット開発の先陣を切り、滝沢の地で炎立つ
■丸友しまか有限会社【岩手県宮古市】
風評と台風の被害乗り越え、デザインに注力した新商品で活路開く「魚屋」の挑戦
■有限会社小島製菓【岩手県釜石市】
被災で販路を失いBtoCへ業態転換 直営飲食店でのマーケティングでヒット商品を生み出す
■陸前高田企画株式会社【岩手県陸前高田市】
国際経験生かし故郷の発展に尽力 地域資源の高付加価値路線で差別化を図る