より多くの食品ロスを救うため、廃棄の危機にある食べ物を出品するシステム・ルールを緩和
■アップデート日時
2021年8月23日頃より、各アプリストアでアップデート後の最新版が提供開始されます。(予定)
■主なアップデート項目
・各店舗で同時に販売可能な商品が1種類→5種類に拡大
・レスキュー価格の幅が「100円〜2,080円」に拡大
・アプリのデザインアップデートにより、商品購入や受け取りの体験が向上
【各店舗から同時に5種類まで、複数の商品が出品されます】
今までは各店舗から「今、いちばんレスキューしてもらいたい商品」を1種類のみ出品する仕組みでしたが、TABETEを活用している店舗へのヒアリングにより、異なる種類・価格帯の食べ物が同じ時間帯にロスの危機を迎えるケースも頻発していると判りました。
今回のアップデートで、異なる商品(5種類まで)を並行して出品できるように変更しました。
アップデート後の出品例:
- 中身の異なる詰め合わせセットAと、詰め合わせセットBを同時に出品する
- 200円程度の惣菜と、600円〜1,000円程度の弁当を同時に出品する
- 余った材料を活用したTABETEオリジナルメニューと、夕方になっても売り切れる目処の立たない通常メニューを同時に出品する
【レスキュー価格の幅が100円〜2,080円に拡大します】
今までは各店舗が250円〜680円の間で任意のレスキュー価格を設定する仕組みでしたが、少量・少額で出品したい場合や、比較的高額な商品もレスキューしてもらいたい場合にも対応できるよう、レスキュー価格の幅を拡大しました。
アップデート後の出品例:
- 小さな菓子を250円程度で出品する
- 老舗弁当店で販売されているお弁当を1,300円程度で出品する
- 比較的高単価の食べ物が含まれる詰め合わせを1,500円程度で出品する
*出品操作の変更点等について、各店舗の皆様へ順次お知らせしています。ご不明な点がありましたら、TABETEのCS担当者までお問い合わせください。
■今後の展望
この度のアップデートにより、出品に関わる項目(出品価格、出品できる品数)の制限が緩和されます。TABETEが全国のお店へ広まるなかで、店舗側が制限に不便を感じるケースが増えてきたことを受け、出品の多様性を確保するためにTABETEのルール・仕組みを変更してサービスを改善するための改修となります。
「『誰も損しない』食品ロス削減の仕組み」としてTABETEを成長させるためにも、今回のアップデートは必要不可欠なものだと考えています。TABETの成長・拡大を通じて食品ロス削減のムーブメントを全国へ広げること、更には生活者の消費意識の変革を起こすことを目指して、サービスの運営・改善を続けてまいります。
(参考)TABETEの存在意義や目指す社会について
公式note|買い方に変革を起こすために: TABETEのキャッチコピーをリニューアルしました
https://note.com/tabete/n/n6e8e70049fff
《フードロス削減アプリ「TABETE」》
自分にも、お店にも、地球にも。みんな心地よい食の選択を。
「まだおいしく安全に食べられるにも関わらず、店頭では売り切るのが難しそう」「このままでは自慢の商品がロスになってしまう…」そんな場面で出品された食べ物を購入して「レスキュー」できるサービスです。
○ユーザー:約42万人|掲載店舗:約1,700店舗(2021年8月)
飲食店や小売店は、廃棄の危機にある食べ物を1品から出品可能。出品したメニューは即時にTABETEアプリに掲載され40万人以上のユーザーが閲覧できるようになります。
購入が確定するとお店に通知が届きます。購入者が来店したら、アプリの画面を確認して商品を渡せば「レスキュー」完了です。
*アプリ上でクレジットカード決済を済ませてから引き取りに行く仕組みのため、店頭での金銭のやり取りは発生しません。