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開催日/2023年1月16日(月) 場所/中央市場の料理教室
日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in ひょうご」を1月16日(月)に開催し、12名が参加しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 【日本さばける塾 in ひょうご】イベント概要
・開催概要 ”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、
豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①講師による魚さばき・調理実演
②参加者がアジの刺身・未利用魚(キビレ)のかぶと煮作りに挑戦。試食。
③海にまつわるお話「サステナビリティな社会のための「未利用魚」の活用」
・日程 2023年1月16日(月)10時~13時
・開催場所 中央市場の料理教室(神戸市兵庫区中之島1丁目1-4中央卸売市場神戸本場2階)
・参加人数 12名
・講師 山嵜 清張(お魚かたりべ)
・主催 海と⽇本プロジェクト inひょうご実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催 ⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
・協力団体 神戸市中央卸売市場
- 初めての「魚さばき」に挑戦!
「魚さばきの基本」とされる「アジ」と、未利用魚の「キビレ」を調理しました。初めて三枚おろしを体験する方が多く、戸惑いながらも一生懸命挑戦していました。捌いたアジはお刺身に、キビレはかぶと煮にしていただきました。参加者からは「魚を捌く事がなかったので貴重な体験でした」「家でも挑戦してみたい」との声が聞かれました。
- 海についての学び
「海についての学び」では、水産庁任命のお魚かたりべ山嵜清張先生より瀬戸内海と日本海という2つの海に面している兵庫県の海の特徴や、身近な海の抱える社会的な問題についての講義を受けました。
また、サステナビリティの観点から近年注目を集める「未利用魚」の活用について、お話をしていただきました。講座の後は「未利用魚についてはじめて知りました」や「家族にもぜひ未利用魚の魅力を伝えていきたい」などの声も聞かれました。
- 参加者からの声
「今まで切身しか買わなかったけれど、家でもさばいてみたい。」
「海の生態系のことなど 知らないことも多く勉強になりました。」
「子供が今0歳なので一緒に食べられる年齢までに練習を重ねておいしいお魚を出してあげたいです」
<団体概要>
団体名称 :日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL :http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容 :日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/