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2023年2月6日(月)11時15分~ 場所:千葉市立千城台わかば小学校
海と日本プロジェクトin千葉県実行委員会は、『海苔の日』の2023年2月6日(月)に「海苔」をテーマにした体験型プログラム「江戸前ちば海苔広め隊」の成果発表会を、千葉市立千城台わかば小学校にて開催いたします。参加児童による成果発表の他、千葉県の海苔養殖の現状についての授業、栄養士による海苔メニューの説明、千葉県産の海苔を使用した給食メニュー献立を実施致します。
また2月6日(月)~2月10日(金)の期間内、千葉市立の全小学校で海苔メニューの献立を実施し、イベントの成果発表リーフレット(小学5年生・6年生対象)を配布致します。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
海と日本プロジェクトin千葉県実行委員会は、2022年8月20日(土)、21日(日)に千葉県内の小学生19名と「江戸前ちば海苔広め隊」を結成し、海苔を徹底調査しました。本調査は、海苔養殖の現状・課題、海苔がどうやって作られるのかを学ぶほか、漁師飯を作って海苔の風味を体験するなど「海苔」をテーマにした体験型学習プログラムです。また、漁には欠かせない『天気情報』について千葉市のウェザーニューズ社で学習しました。 学習の成果は参加者がレポートにまとめて、発表しました。
一日目は、「江戸前ちば海苔広め隊」と題し、事務局の千葉テレビ本社で団結式が開かれました。その後、富津市内の東京湾漁業研究所や富津埋立記念館を訪れ、200年続く海苔養殖について学習。昼食には漁師の携帯食「鉄砲巻き」を手作りして頬張りました。千葉県漁業協同組合連合会のり加工事業所では、加工場の見学と海苔すきを体験しました。さらに船に乗って養殖場を見学しました。
二日目は、民間気象情報会社「ウェザーニューズ社」を訪問し、漁業への天気予報の活用や、地球温暖化や水温の変化など海苔養殖への影響を学びました。その後、2日間の体験を振り返り、4班に分かれて新聞紙面に掲載する体験記事の執筆、さらに、今回は学んだ「江戸前ちば海苔」を使った海苔メニューを考案しました。隊員は、海苔を焼く前と後の風味の違いや、「鉄砲巻き」の味を思い出しながら、磯の香り高い特産品と相性の良い料理を考えました。
千葉県で海苔の養殖が始まったのは1822年。現在の君津市で始まって今年でちょうど200年を迎えます。「色よし・味よし・香りよし」と言われ、品質が高い「江戸前海苔」は現在流通している97%が千葉県産で、海苔の養殖は千葉県の最重要養殖の一つです。
しかし、近年は地球温暖化による海水温の上昇や鳥や魚の食害による被害などで不作が続いていて、それに伴って担い手である海苔漁師の数も減り続け、この10年間で3分の1まで減少しています。
そこで、品質の良い「江戸前ちば海苔」の伝統を守っていくためにも、千葉県の海苔養殖の現状と課題などを学び、海でいま起こっていることを理解し、今後について考えます。
■「江戸前ちば海苔広め隊」体験型学習プログラムの詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001006.000077920.html
<イベント概要>
日時 | 2023年2月6日(月)11時15分~12時 (受付開始 11時00分~) |
会場 | 千葉市立千城台わかば小学校 体育館 住所:千葉県千葉市若葉区千城台北1丁目4‐1 |
アクセス | 千葉都市モノレール 千城台北駅より徒歩2分 |
プログラム | 1.開会 イベント概要説明(11:15‐11:20) 2.海苔の生産方法や新品種等の取り組みについての授業(11:20‐11:50) 登壇者:千葉県水産総合研究センター 東京湾漁業研究所 主任上席研究員 島田裕至様 3.参加者代表児童による成果発表(11:50‐11:55) 4.栄養士による海苔配膳メニュー説明(11:55‐12:00) 5.閉会 その後、各教室で給食(12:00‐) |
<団体概要>
団体名称 :海と日本プロジェクトin千葉県実行委員会
URL :https://chiba.uminohi.jp/
活動内容 :千葉の魅力を多くの方に伝え、海をもっと身近に感じてもらえるよう活動しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/