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2023年2月1日(水)~2月28日(火) <滋賀県大津市内3店舗>
うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、このほどオリジナルリユース容器「リパコ」を制作、テイクアウト弁当を購入する人がシェアできるサービスの実証実験を2月1日~28日の1カ月間、大津市内の3店舗で実施します。「リパコ」は洗って繰り返し使えるお弁当箱で、テイクアウト弁当を購入した人が空になったリパコをお店に返却することで、これまでテイクアウト弁当を利用するたびに発生していたプラスチックごみを減らすことができます。
この実証実験は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト:https://www.repaco.org
世界中の海に存在するプラスチックごみは2050年までに魚の重量を超えると言われるほど、プラスチックごみ問題は深刻さを増しています。また事前のアンケートでは、一般回答者197人のうち76.6%の人が「使い捨て容器を捨てる時に罪悪感を感じたことがある」と回答しており、容器包装ごみを問題だと感じている人が多いことが分かりました。
こういった課題を受けて、うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、循環型の地域づくりをめざす「しがローカルSDGs研究会」と協働でリユース容器シェアリングサービス「リパコ」の実証実験を実施します。リユース容器「リパコ」をシェアすることで、テイクアウト弁当で使用されている使い捨てプラスチック容器を減らし、利用者にプラスチックごみ問題への取り組みの一歩にしてもらうことを目指します。また実証実験やアンケートを通して課題を見つけ、仕組みの改善とサービスの継続の可能性を探ります。
<リユース容器リパコ 概要>
・使用する容器:HAKOYA ひのきのぷら 一段ランチ ※電子レンジ、食器洗浄乾燥機 可
・サイズ:187×119×50mm(容量0.8L)
・耐熱温度:-20℃~140℃ 電子レンジ・食器洗浄機対応
・製作個数:120個
・ロゴマーク:循環、びわ湖、滋賀県鳥カイツブリ、びわ湖大花火大会等を表現
「リパコ」は、繰り返すという意味の「RE」と「箱」を掛けたもので、サービスと容器の名称です。
容器はヒノキの木粉が含まれるバイオプラスチック製品で、洗って繰り返し使うことができます。
<実証実験 実施概要>
実施期間 | 2023年2月1日(水)~2月28日(火) |
内容 | ・利用者はデポジット料金1000円を支払い、会員登録します。 ・会員になると、参加店舗でリパコに入ったお弁当を購入することができます。 ・食べた後の容器はどこの参加店舗に返却しても構いません。 ・利用1回毎にポイントが付与され、10ポイントで割引サービスを受けられます。 |
参加店舗 | ■つなぐキッチン(大津市本宮2-10-16) 【営業日】月/火 ■satoko(大津市京町4丁目5-23) 【営業日】火/水/木 ■みかづきカフェ(大津市本宮2-10-13) 【営業日】火~金 |
事務局 | しがローカルSDGs研究会(SL2) (大津市浜大津4丁目1-1 明日都浜大津1F) |
<団体概要>
団体名称 :うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会
URL :https://bbc-tv.co.jp/umigomi/
活動内容 :「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/