【受賞】「コージェネ大賞2022」理事長賞(産業用部門)

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日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭行人、本社:東京都品川区、以下「当社」)は、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団:柏木孝夫理事長)より、味の素株式会社川崎事業所でのコージェネ改善事例について、同社と連名でコージェネ大賞2022 産業用部門「理事長賞」※を受賞いたしましたのでお知らせいたします。当社の「コージェネ大賞」受賞は、5年連続6度目(うち理事長賞の受賞は3度目)となります。

1. 受賞案件名:

『天然ガスコージェネと再生可能エネルギーの共存によるSDGsへの貢献~味の素 川崎事業所での改善事例~(神奈川県川崎市)』

2. 評価いただいた点:

◆ 天然ガスコージェネレーションと再生可能エネルギーの共存によるSDGsへの貢献

本設備を調整力電源に登録し、今年度夏期に5回の調整力提供を実施。高い総合効率かつBCP対応のできる分散電源(コージェネレーション)を、再生可能エネルギーのバックアップ電源として活用しており、今後のコージェネレーションの在り方の一つとして理想形を具現化。

◆ コージェネレーションの進化

操業を通じ安定的に純水を昇温可能なことが確認できたことにより、更なる温水利用先を模索・発掘し、温水を有効利用できるよう工場プロセス側にて蒸気で加温し温水を作っていたラインを改造することで、ガスエンジンの総合効率の更なる向上を図り、コージェネレーションの進化を実現。

◆ 非常時(東日本大震災)の社会インフラ継続への貢献

東日本大震災において、電力不足が深刻な状況であった電力会社からの要請を受け、従来からあらゆる運転条件を想定した最適な設備構成としていたことにより、震災直後よりガスエンジンの電力を継続的に電力系統へ送電し続け、社会インフラ維持に貢献。

当社は、高効率な排熱回収をはじめとする発電・エネルギープラントのエンジニアリング・建設・操業の豊富な実績とノウハウを活かし、今後とも再生可能エネルギー関連施設の建設や各種プラント操業におけるエネルギー効率の改善などを通じ、SDGsの達成や災害に強いレジリエントな社会インフラの整備に貢献してまいります。

※ コージェネ大賞とは、コージェネ財団により2012年に創設され新規・先導性、新規技術、省エネルギー性等において優れたコージェネレーションシステムを表彰する事により、コージェネの有用性の社会的認知を図ると共に、より優れたコージェネの普及促進につなげる事を目的とした表彰制度であり、今回11度目の表彰となります。民生用部門・産業用部門・技術開発部門があり各部門において理事長賞・優秀賞・特別賞が表彰されます。

【コージェネ大賞 受賞歴】

■ コージェネ大賞2021 優秀賞(産業用部門)

地域拠点となる廃棄物処理施設におけるコージェネレーション新システム~名古屋市/北名古屋工場への導入事例~(愛知県北名古屋市)

■ コージェネ大賞2020 優秀賞(産業用部門)

天然ガスと既設の蒸気タービンを有効活用した高効率のガスタービンコンバインドサイクルの導入によるSDGsへの貢献~興人ライフサイエンス㈱佐伯工場への導入事例~(大分県佐伯市)

■ コージェネ大賞2019 理事長賞(産業用部門)

既設コージェネのオーバーホールと高効率化改造で発電効率を3%ポイント改善(経年機更新)~広島ガス㈱廿日市工場への改善事例~

■ コージェネ大賞2018 理事長賞(産業用部門)

タイにおけるオンサイトエネルギー供給によるコージェネの導入と高効率安定操業の実現~Luckytex (Thailand) Public Company Limited Mill No.2工場への導入事例~

■ コージェネ大賞2013 優秀賞(産業用部門)

ガスコージェネレーションを中心とした電気・蒸気の多重化による総合ユーティリティサービス(熊本県菊池郡)
 

【受賞】「コージェネ大賞2022」理事長賞(産業用部門)のサブ画像1_【施設外観】【施設外観】

【受賞】「コージェネ大賞2022」理事長賞(産業用部門)のサブ画像2_【表彰式の様子】【表彰式の様子】

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