「第15回キッズデザイン賞」受賞作品234点を発表!子どもが元気に生き抜く力をサポートする作品に対し、「BEYOND COVID-19特別賞」を新設!

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~各大臣賞などの優秀作品は9月29日(水)発表予定!~

特定非営利活動法人キッズデザイン協議会*は、8月25日(水)に子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰する「第15回キッズデザイン賞」の受賞作品234点を、発表しました。
2007年のキッズデザイン協議会の創設以来、「すべての子どもは社会の宝であり、私たちの未来そのものです。」を基本方針に掲げ活動を継続してきました。今回も全国の企業だけでなく、自治体や教育機関・NPOなど様々な団体から応募いただき、累計で応募数は5,785点、受賞数は3,439点となりました。
今回は、新しい生活様式の中で過ごす時間の充実、安全・安心の向上を図る住宅や住宅関連設備などの応募に増加傾向がみられました。また昨年に引き続き、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指した作品も数多くみられ、企業の取組みが様々なジャンルに広がっていることがうかがえます。さらにオンラインの特性を活かした、子ども向け製品やサービスもみられ、今後の発展の可能性が感じられました。受賞を契機に、子どもの豊かな未来につながる優れた作品が社会に広がることを期待しております。
*キッズデザイン協議会  東京都港区虎ノ門  会長:山本 正已(富士通株式会社 取締役シニアアドバイザー)
 

  • 「第15回キッズデザイン賞」トピックス

◆「BEYOND COVID-19特別賞」を新設!

新しい生活様式に対応した製品・サービスの充実と一層の広がり
1年以上にわたる新型コロナウイルスの感染拡大により、子ども・子育てにも大きな影響が及んでいます。このような状況に対し、子どもが本来備えている感受性、想像力、対応力が生み出す「生き抜く力」に焦点を当て、それをサポートし、強化するデザインを顕彰する「BEYOND COVID-19特別賞」を新設しました。再びコロナ禍での開催となった今回の応募の中で、住宅や住宅関連設備などの住環境に関する作品や、オンラインの可能性を示す作品の応募も多くいただきました。新型コロナウイルスの対策を施し、昨年からの新しい生活様式をより豊かにする製品やサービスの充実と広がりがうかがえます。

◆世界共通目標の「SDGs」とキッズデザインのつながりの強さ
持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて企業の取組みが加速しています。今回の応募でも、SDGs自体の理解を深めるきっかけの提供だけでなく、健康と福祉、教育の質、多様性の受容や平等、生産と消費をはじめとした個別の目標に関わる作品が多数みられ、キッズデザインとSDGsのつながりの強さが感じられました。

◆オンラインの特性を活かした子ども向け製品やサービスにさらなる発展の可能性
教育の場においても遠隔授業の導入などが進んだことで、子ども向けに開発されたオンライン関連の製品やサービスにも増加傾向が見られました。また、オンラインの特性を活かしたワークショップや体験活動など、オフラインでの活動が制限される中でも、子どもたちの好奇心を刺激し成長を促そうとする工夫が見られ、今後のさらなる発展が期待されます。

◆最優秀賞などの発表・表彰式 ※詳細後日発表
日程:9月29日(水) 場所:六本木アカデミーヒルズ

本日の受賞作品の中から、最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品を発表、表彰式を行います。
取材のご案内等詳細につきましては、後日発表いたします。
※今年は会場+オンラインでの開催を予定しております。

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▲第14回キッズデザイン賞表彰式
 

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▲受賞作品展示

※これまでの受賞作品をWebでご覧いただけます。 URL: http://www.kidsdesignaward.jp/search

■賞の構成

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■「第15回キッズデザイン賞」審査委員 (所属・役職は令和3年4月1日現在)
審査委員長    
益田 文和    (インダストリアルデザイナー/オープンハウス 代表取締役)

副審査委員長 
赤池 学       (科学技術ジャーナリスト/ユニバーサルデザイン総合研究所 所長)
持丸 正明    (産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長)
山中 龍宏    (小児科医/緑園こどもクリニック 院長)

審査委員 【50音順】
赤松 佳珠子 (建築家/CAtパートナー/法政大学 教授)
赤松 幹之    (産業技術総合研究所 ヒューマンモビリティ研究センター名誉リサーチャー)
五十嵐 久枝 (インテリアデザイナー/武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 教授)
大月 ヒロ子   (ミュージアム・エデュケーション・プランナー/イデア 代表)
岡﨑 章       (拓殖大学 教授/工学研究科 情報・デザイン工学専攻 主任)
定行 まり子   (日本女子大学 教授)
竹村 真一    (文化人類学者/京都芸術大学 教授/Earth Literacy Program 代表)
中村 俊介    (芸術工学博士/しくみデザイン 代表取締役)
西田 佳史    (東京工業大学 工学院 機械系 教授)
橋田 規子    (プロダクトデザイナー/芝浦工業大学 教授)
深田 昭三    (愛媛大学 教育学部 教授)
宮城 俊作    (ランドスケープアーキテクト/設計組織 PLACEMEDIA・パートナー/東京大学大学院 教授)
森本 千絵    (コミュニケーションディレクター/アートディレクター)
山中 敏正    (筑波大学 教学マネジメント室長/同大学院人間総合科学研究科感性認知脳科学 専攻長・芸術系 教授)
渡 和由       (筑波大学 芸術系 環境デザイン領域 准教授)

審査委員紹介URL:https://kidsdesignaward.jp/examination/member.html

■キッズデザイン協議会とは
キッズデザイン協議会は、次世代を担う子どもたちの安全・安心の向上と、健やかな成長発達につながる社会環境の創出のために、さまざまな企業・団体が業種を超えて集い合うNPO法人です。キッズデザインの理念を広く普及・啓発し、子ども目線での製品・コンテンツ開発が拡大していくことを目的としています。                  
会員数106:   企業60 自治体28 その他、団体など18 (2021年8月1日現在)
 

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【主催】
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会

【後援】
経済産業省、内閣府、消費者庁

【概要】
キッズデザイン賞は、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象となります。
キッズデザイン賞を受賞した作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められ、販売促進活動や広報活動などで、その成果を広く社会にアピールすることができます。
※キッズデザイン賞での「子ども」の対象は、0~15歳までを指します。

【募集期間】
2021年3月1日(月) ~ 5月14日(金)

【応募方法】
キッズデザイン賞Webサイト<https://kidsdesignaward.jp/>より受付

【受賞数】
受賞数 234点(応募数:409点)
応募者は、キッズデザインの3つのデザインミッションから設けられた以下より応募部門を選択。

【部門】
《子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン》  ・・・ 57点
子どもの安全・安心に寄与する製品、サービス、建築・空間、活動、研究など。子ども向け、あるいは一般向けの製品、サービス、建築・空間、活動、研究において、安心・安全に配慮されたもの。

《子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン》  ・・・ 107点
子どもの創造性や感性に寄与する製品、サービス、建築・空間、活動、研究など。子どもの創造性・感性の育成、多様な知識の習得や運動能力の向上に役立つもの。また、そこに新たな発想、工夫、手法があるもの。

《子どもたちを産み育てやすいデザイン》  ・・・ 70点
子どもや子育てに関わる人々に寄与する製品、サービス、建築・空間、活動、研究など。
妊娠・出産・子育てに関わる人が利用する製品、サービス、建築・空間、活動、研究において、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。保育園、学校、自治体、地域などで利用されるものも含む。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。

◆新型コロナウイルス感染症の影響による受賞作品の発売等の遅延に関する取扱いについて
キッズデザイン賞の応募規定では、2021年11月1日時点で日本国内において購入等※ができるものを応募対象としております。現在、国内外を問わず新型コロナウイルス感染症の拡大は予断を許さない状況が続いているため、原材料の調達、生産、物流等へのさらなる影響により、この期限の条件を満たさない受賞作品がでてくることが想定されます。
このような作品に対して、キッズデザイン賞事務局において、発売等の遅延期間の幅を考慮した上で、その原因が新型コロナウイルス感染症による影響であることが事実として確認できた場合、特例として、受賞取消を行わない対応をとることといたします。
なお、当該作品につきましては、10月下旬に公開予定の、受賞検索サイトの作品紹介において、個別に特例の扱いの対象である旨の記載を行うこととします。

 ※応募カテゴリーごとの条件(それぞれ日本国内において)
プロダクトカテゴリー:2021年11月1日時点で購入できるもの / 
アプリケーション・サービスカテゴリー:2021年11月1日時点で利用できるもの
建築・空間カテゴリー:2021年11月1日時点で竣工しているもの / 
量産住宅・集合住宅:2021年11月1日時点で発売されているもの

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