表面の傷等で販売できなかった市内産ゆずを使って、地産地消の給食を提供します
町田市は、2023年2月から市立小学校の給食で、町田市農業協同組合と共同で開発した「ゆずはちみつゼリー」の提供を開始しました。町田市内で収穫されるゆずのうち果実のまま販売できないものをゼリーに使用し、食品ロス削減にも寄与するものです。
パッケージには町田市食育推進キャラクター「まち☆ベジーズ」を採用
- 事業の背景
町田市内の農家では、庭先や畑の片隅に花ゆずの木が多く植えられています。収穫したゆずの実は、表面に傷があるなど見栄えの問題で、果実として販売できないものが生じていました。町田市農業協同組合から、この花ゆずの果汁を給食で利用することができないかという提案があり、共同開発・給食での提供に至りました。
- 児童の声
2023年1月16日に、試行的に市立鶴間小学校で提供しました。
※画像の一部を加工しています
●「パッケージがかわいらしい。」
●「ゆずのすっきりした味と香りがおいしい！」
- 町田市農業協同組合とのレシピの共同開発
2022年12月26日に、町田市と町田市農業協同組合は、地場農産物の学校給食での活用を推進するため「町田市の学校給食における地場農産物の活用に関する協定書」を締結しました。この協定に基づき、市と町田市農業協同組合で子どもたちの嗜好に合うよう、ゆずのさわやかな香りとはちみつのやさしい甘さを味わうことのできる「ゆずはちみつゼリー」を開発し、小学校給食で提供することとしました。
※同協定書の連携項目に、「地場農産物を使用した学校給食加工品の企画・開発・生産、レシピ等の作成・情報発信に関する事項」を掲げています。
▼町田市農業協同組合（JA町田市）と学校給食に関する連携協定及び覚書を締結しました（まちだ子育てサイト）
https://kosodate-machida.tokyo.jp/soshiki/5/4/11388.html
- 東京都町田市について
町田市ロゴマーク「いいことふくらむまちだ」
人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くあります。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちです。
▼町田市ホームページ
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