目次
~科学の街つくばが発信~ みつばちと共に未来を創る
ホテル日航つくば(所在地:茨城県つくば市、総支配人:髙田 浩)は、愛知県を拠点に各地で養蜂業の普及活動を行なっている株式会社竹内養蜂(所在地:愛知県知多郡、代表取締役:竹内 慧太)と連携し、2023年4月より『みつばちプロジェクト』を始動します。
ホテル11階のテラスに巣箱を設置し、はちみつの採取を通して、みつばちの生態と農業との蜜接な関係の認知度向上や本物のはちみつの美味しさや魅力などの発信に努めてまいります。
本プロジェクトでは、多くの研究機関や学校・企業が集まる“科学の街つくば”の中心に位置するホテル日航つくばの立地を生かし、ホテルに巣箱を設置して採蜜するまでの一連の取り組みが周辺の緑化や生態系の維持に貢献できること、また、採取したはちみつをレストランのメニューやオリジナルテイクアウト商品に活用することで地産地消につながり、本物のはちみつの美味しさや魅力をお客様に提供することを目指しています。
また、プロジェクトのパートナーであり竹内養蜂の4代目である竹内 慧太氏は、高齢化により衰退しつつある養蜂業の活性化や養蜂家の若返りに取り組んでおり、ホテルを拠点としたはちみつに関連する情報発信が将来的な波及効果や養蜂家育成の一助につながるのではと考えております。
◆養蜂箱の設置概要について
設置時期:2023年4月初旬~6月下旬
みつばちの種類:西洋みつばち
設置数:養蜂箱2段組1箱(約30,000匹)
設置場所:ホテル日航つくば 本館11階テラス
採蜜:初年度は2回を想定(5月・6月)
協力:株式会社竹内養蜂
◆事前に行った蜜源調査について
プロジェクト発足前に竹内養蜂と関連会社が行った蜜源調査では、みつばちの行動範囲とされている南西方向に約2.0kmの範囲の街路樹に欅、白樫、桜やイチョウ、公園にはユリノキ、ハナミズキ、アベリア、ニセアカシアの木があり、中でもホテルが面する学園中央通りにあるトチノキが良い蜜源になる可能性が高いといった結果が出ています。
◆採蜜作業とはちみつの活用について
養蜂を通じて、地域の子どもたちへみつばちの生態と農業との蜜接な関係の認知度を広める知育教室や、養蜂家の知恵・技術の伝達、花植え体験、採蜜体験や試食会など様々な催しを実施します。また、ホテルをご利用のお客様への認知活動として、採取したはちみつを使った料理やスイーツの商品開発やテイクアウト商品の販売なども計画しています。
◆都市型養蜂の意義について
ハチというと針があって攻撃的で怖いと思われがちですが、みつばちはおとなしい性質で都市部の緑や生態系を豊かにしてくれる生き物です。花の蜜を集めてはちみつを作る際に、草花を受粉させ、その受粉によって実ができると、それを目的に鳥や昆虫が集まり、鳥は害虫も捕食します。ハウス栽培のイチゴやメロン、梨など農作物の実りには欠かせない、私たちの生活に強く結びついている存在です。都市でみつばちを飼うことで、連鎖反応が生まれ健全な生態系を再生できる効果も期待できます。
◆株式会社竹内養蜂について
1920年に創業し愛知県知多半島で非加熱・無添加・天然のはちみつを生産し販売する竹内養蜂。4代目代表 竹内 慧太氏のもと、生産拠点を日本各地に拡大し養蜂家の若返りや活性化に取り組んでいます。
直営店:〒470-2201 愛知県知多郡阿久比町白沢カナクソ5-8
生産拠点地:知多半島内12か所養蜂
北海道拠点地:東神楽町内10か所養蜂東京代理店:CROSS partonership design株式会社(プロジェクト養蜂管理)
◆「ホテル日航つくば」について
筑波山を望む、 四季の自然もお楽しみいただける国際都市「つくば」の中心に位置する洗練された次世代型ホテル。 ビジネスはもちろん、 レジャーや観光の拠点にもなるホテルです。 国際都市にふさわしく多様な会議施設をはじめ、 和・洋・中のレストラン施設も充実。 贅沢なひとときと忘れられないステイをお約束します。 また、 当ホテルは、 SDGsの活動に賛同し「育てようSDGsの木」という取り組みを推進しています。 小さく芽吹いた双葉が、 お客様、 地域、 社員からの栄養を受けながらたくさんの取り組みの枝葉を備えた大樹となるよう、 私どもは多くの方に支えられた大きな“SDGsの木”を未来のために育てていきます。
所在地:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-1364-1 TEL:029-852-1112(代)
ホテル公式サイト : https://www.nikko-tsukuba.com/
育てようSDGsの木 : https://www.nikko-tsukuba.com/sdgs/