目次
~ファッションの現場から発信するサステナビリティ~
ワールド・モード・ホールディングス株式会社(以下WMH / 本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 加福真介)は、ファッション業界で活躍する販売員を対象としたサステナビリティウェビナーを、2023年2月8日(水)に開催しました。
WMHは、ファッション業界を支える方々のサステナビリティへの理解を深め具体的なアクションにつなげていただくことを目的に、販売員向けの無料ウェビナーを2020年より定期的に開催。毎回、多数の皆様にご視聴いただいております。
2月8日に開催された第3回ウェビナー「ファッションの現場から発信するサステナビリティ~ポストコロナにおける業界の変化を知り、行動する~」では、ゲストスピーカーにWWDJAPANサステナビリティ・ディレクターとして活躍されている向千鶴氏をお迎えし、グローバルな舞台から店頭まで、ファッションの現場に存在する様々なサステナビリティの課題についての解説とディスカッションが展開されました。
ウェビナーのコメントや開催後のアンケートには、「販売員として発信することも大事だと思った」「これを機に自分でも調べようと思った」など参加者それぞれの思いが綴られた多数の貴重なコメントが寄せられました。
- ウェビナーのアーカイブ動画を期間限定で公開!
今回、大きな反響をいただいたことを受け、より多くの販売員の皆様やファッション業界に携わる方々に本ウェビナーをご視聴いただきたく、4月末までの期間限定でアーカイブ動画を公開いたします。期間中、下記のURLまたはQRコードよりご覧いただけます。ぜひご視聴ください。
【第3回 販売員向けサステナビリティウェビナー】
「ファッションの現場から発信するサステナビリティ ~ポストコロナにおける業界の変化を知り、行動する~」
■アーカイブ動画:下記URLまたはQRコードよりご覧いただけます(2023年4月末まで)。
https://ida.qumucloud.com/view/jz1pQzxLSeszfr6l0EBKfF
■開催概要: 2023年2月8日(水) 20:00~21:00 無料開催(Zoom)
■登壇者:
向 千鶴 / WWDJAPAN編集統括 サステナビリティ・ディレクター
森 ルリ / ワールド・モード・ホールディングス株式会社 スタッフHR
ファシリテーター: 山内秀樹 / ワールド・モードホールディングス株式会社 サステナビリティ顧問
- ファッション業界のサステナビリティ課題を、軽快なトークで解説&ディスカッション
1.WWDJAPANの記事から読み解く、ここ数年のサステナビリティの潮流
WWDJAPANで報じられた近年のニュースから、サプライチェーンの人権問題、衣料品の廃棄問題、大手ファッション企業の戦略、新素材開発などのトピックを取り上げ、業界の動向を詳しく解説するとともに、どう向き合うべきなのか、何ができるのかなどのディスカッションを展開。
2.販売員へのアンケート結果から見えてきた現状
昨年12月、ファッション販売に携わる973名を対象にアンケートを実施。ファッション業界のサステナビリティ
の浸透度について、研修、顧客の意識、サステナビリティの優先課題など、アンケート結果から見えてくる現状を読み解きました。
3.販売員として予習しておきたい想定問題
お客様の立場から想定されるサステナビリティへの質問を取り上げ、どのような回答が考えられる、を様々な角度からディスカッションを展開。
■回収ボックスに入れた洋服ってその後どうなるのですか?
■他のブランドではサステナビリティ商品をよく見るけれど、ここには無いの?
■リサイクル素材は全体のどのくらい?グリーンウォッシュでは? 他
4.まとめ
ウェビナーを振り返り、重要なポイントをまとめながら更にディスカッションが展開。
■自社製品以外の幅広いサステナビリティの知識を持つ。
■売ることで仕事が終わるのではなく、売った後のことも考えて販売する。
■ネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに地球の未来を考える。
■ファッションビジネスの大きな転換期、しかしまだまだ正解はなく、業界としても模索中。他
- 開催後アンケートに寄せられた声より
“商品が沢山ある中で、単純に価格と素材や見た目が選択肢条件の消費者にあと一歩踏み込んだ接客は、これからの時代必要 な事だと再確認した。”
“環境配慮型商品の知識は発信しているが、お客様から拾ったサスティナブルの種を日報に記載、は思いつかなかった。”
“SDGsについて、商品を通してお客様と意識を共有するチャンスが売場にはあるんだと気づきがあった。”
“保管方法やメンテナンス等も伝えて、永く大事に使ってもらえるように話すことも大事だと思った。”
“接客においてお客様自身がサステナビリティに興味があるかが鍵になると思っていたが、もっとカジュアルにサステナビリティをアピールしてもいいのだと気付いた。”
“着る側の視点で思考を巡らせていたが、販売する側も考慮していく重要性を考えるきっかけになった。”
“お客様からの情報、会話から日々関心を持ち、積極的に取り組まなくてはいけない問題だと改めて実感した。”
“視点を広げて視座を高くして販売をすると言う考え方がすごくいいと思った。イメージする力は販売に不可欠。購買のその先について考えてくれる販売員がもっと増えると素敵だと思う。”
“店舗からのムーブメントはとても効果的であると思った。”
- 登壇者/ファシリテーター
登壇者
向 千鶴
WWDJAPAN編集統括 サステナビリティ・ディレクター
東京女子大学卒業後、エドウインに入社。営業部で4年半、営業職を務める。 日本繊維新聞社記者を経て2000年にINFASパブリケーションズ入社。記者として主にデザイナーズブランドの取材を担当。「ファッションニュース」編集長、「WWDジャパン」編集長などを経て21年4月から現職。「毎日ファッション大賞」選考委員、「インターナショナル・ウールマーク・プライズ2020」のアドバイザリー・カウンシルを務める。
森 ルリ
ワールド・モード・ホールディングス株式会社 スタッフHR
様々な接客スタイルの職種を経験した後、ワールド・モード・ホールディングスに入社。アンバサダー(派遣社員)の採用、人事評価、労務管理、育成、キャリア開発、スタッフロイヤリティ向上を担うスタッフHRにて、育成キャリア開発、スタッフロイヤリティの向上など、販売員をサポートする業務を担当している。
ファシリテーター
山内秀樹
ワールド・モードホールディングス株式会社 サステナビリティ顧問
現在、株式会社パルグループホールディングス 顧問、早稲田大学/京都大学大学院 非常勤講師のほか海外ブランドの日本代表なども兼務。商社に約30年勤務、数々の海外著名ブランドの日本進出を実現。アパレル業界のサステナブル、サプライチェーン、およびブランディングに精通。
- ワールド・モード・ホールディングス(WMH)について ) https://wmh.co.jp/
ファッション・ビューティー業界を専門に人材やデジタルマーケティング、店舗代行など様々なソリューションを提供するグループ。iDA、BRUSH、AIAD、AIAD LAB、フォーアンビション、VISUAL MERCHANDISING STUDIO の 6 社の国内事業会社および シンガポール、オーストラリア、台湾、ベトナムの4カ国に海外拠点を持ち、専門性の高い各社のシナジーによって、お客様の課題に応じた実効性の高いソリューションを提供している。
※WMHのサステナビリティ活動について、公式サイトにてご紹介しています。
https://wmh.co.jp/sustainability/
※「WMHサステナビリティ・レポート2022」は以下より御覧いただけます。
https://wmh.co.jp/img/pdf/WMH_Sustainability%20Report2022.pdf