世界初!子どもたちとアーティストの共作による「地球を守る」ための環境絵本。クラウドファンディングを開始

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未来を担う子どもたちの「知る権利」を大切に。全国の教育機関や施設などへ寄贈

AIY Australia Pty.Ltd.(本社:オーストラリア ニューサウスウェールズ州/代表取締役:遠藤明日香、バトラー佳子)が運営する「KoKeBee(こけびー)」は2023年2月24日、環境問題について楽しく学べる絵本を制作するためのクラウドファンディングを開始します。プロのアーティストが描く背景画に、子どもたちから公募した個性あるイラストが並ぶ、新感覚の絵本。これを通して、日本の子どもたちがグローバルなレベルで環境問題への意識を高め、自ら考え行動する力をつけることを目指します。制作した絵本は、集まった資金額に応じ、可能な冊数を全国の教育機関や施設などへ寄贈します。For Goodプロジェクトページ:https://rescuex.jp/project/44762

 

■クラウドファンディング概要

◇For GoodプロジェクトページURL
https://rescuex.jp/project/44762

◇リターン種類
・ブロンズスポンサー 10,000円
・シルバースポンサー 30,000円
・ゴールドスポンサー 50,000円
​・プラチナスポンサー 100,000円
・【購入】『きみには なにができるかな』 絵本1冊 3,000円
・【寄贈】『きみには なにができるかな』 絵本1冊 3,000円
・【購入】『きみには なにができるかな』 絵本トリプルセット 8,000円
他多数

◇ページ掲載期間
2023年2月24日(金)〜2023年3月16日(木)23:59

■世界の幼児期における環境教育について

海外では、幼少期から小中高校までのカリキュラムを通じて、環境教育のためのプログラムは充実しています。日本でも2020年から、小中学校の学習指導要綱にSDGsが組み込まれました。しかし、幼児期の環境教育における文献を1990年代から作り始め、研究者の層も厚いオーストラリア(※1)や、コンポストや雨水タンク、自然素材でできた遊具を設置するなど保育環境にこだわるドイツ(※2)などと比べると、幼児教育分野では特に、未だ世界平均よりも低水準といえます。

こうした他国の幼児教育では、幼少期から体やこころを使った環境教育の場が作られ、自然に親しみ、自然の循環を学ぶことができます。その結果、「自然を敬い、守っていく」という意識が広く浸透していくのです。

※1:井上美智子「環境教育の観点から見たオーストラリアクイーンズランド州の幼児教育施策」https://www.osaka-ohtani.ac.jp/files/department/education/society/037_p01.pdf

※2:高橋多美子「先進的な諸外国における幼児期における環境教育の在り方と我が国における今後の展望」https://core.ac.uk/download/pdf/80041504.pdf

■日本には、自ら考え行動できる子どもが少ない?

さらに、日本では「自分で考え、決めて、行動する」ことができる子どもが海外に比べて少ないというデータもあります。

先進的な諸外国の教育では、学んだ知識を使って考え行動をするという過程に重きがおかれます。一方日本は、教えられた内容を暗記して試験で回答できるかどうかを重視します。結果、「自ら考え、決断し、行動する」能力に欠けてしまうのです。

内閣府が発行した次の図表においても、「うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組むか」かという質問にイエスと応えた日本の子どもの数は最下位。私たちがこれから直面していく環境問題のような、うまくいくかわからない未曽有の物事に対し、自ら考え工夫し意欲的に取り組むという意識を持つ若者の数は、諸外国に比べても非常に少ないことがわかります。

 

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図:図表3うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組む(出所:内閣府「平成26年版子ども・若者白書-概要版」)

■絵本を通して私たちが目指す世界

このような状況下、KoKeBee(こけびー)では、「未来を担う子どもたちにこそ、環境問題に対する正しい知識をつけてほしい」と思うようになりました。

もともと、「子どもたちにも、きれいな地球を残したい」と考えていた私たちは、環境問題に対しさまざまな草の根活動をしてきたのですが、いろいろ調べたり、どんどん変わる環境問題をニュースなどで見ていると、つい不安になってしまうことがあります。そこで、子どもたちがこうした情報にどのように触れるべきなのかも、改めて考えてみました。

子どもたちの「知る権利」や「明るい未来への希望を持つ権利」を守りたい。そのために、私たちにもできることがあるならぜひ行動を起こしたい!ーーそのような想いから、子どもと一緒に環境絵本を作ることにしたのです。

絵本のストーリーは、「問題定義 + 問いかけ」という流れで構成。これによって、大人から押しつける知識や教育ではなく、子どもたち自身が、自分たちの未来について考える力も養います。そんな子どもたちをサポートできるよう、絵本の最後には、親御さん向けの環境問題への知識を深めるためのページも設けてあります。

出来上がった絵本は、集まった資金額に応じた冊数を全国の教育機関や施設などへ寄贈。絵本を通して私たちの想いが全国に広がることを目指します。絵本を手にした読者に次のような変化が訪れ、それによって子どもたちが明るい未来への希望を抱くことを願っています。

・環境問題を他人ごとや恐怖としてとらえるのではなく、希望をもって前向きに行動をとれるようになる。

・親子で相談しあったり、一緒に学べる環境をもてる。

・子どもたちが自発的に考える力が養われる。

・小さなうちに「自分ができることを考える」という意識をもって行動できるようになる。

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■子どもたちとアーティストによるコラボレーション

この絵本には、海や陸の動物、虫、鳥、ミツバチ、植物など、たくさんのキャラクターが出てきます。これらのイラストは、一般の子どもたちから公募して集めました。

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プロのイラストレーター・佐々木なほみさんが描く、美しい水彩画の背景に、子どもたちのイラストが載せられ、各ページが完成します。このように、プロのアーティストと子どもの共作で、環境絵本の制作がされるのは世界初(※3)。子どもたち​が自由な発想で描いたユニークなキャラクターたちと、アーティストの描くやさしくファンタジーな世界観が、これまでにない一冊を作り出します。

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※「世界初」: 自社調べ、2023年2月現在において、アーティストと子どものコラボレーション制作による環境絵本として

■絵本の内容とあらすじ

今制作中のこの絵本のタイトルは、「きみには なにができるかな」。物語は、主人公の男の子が一匹のミツバチと出会うところから始まります。ミツバチたちが楽しそうに蜜を集めていると思っていたら……「ん?なんだか様子がおかしいみたい。困っているのかな」。その後ミツバチと旅に出た男の子は、困っているのは実はミツバチだけではなく、森の中にいる動物や海の生き物たちも、みんな問題を抱えていることを知ります。自分たちの毎日の暮らしが、実はいろいろな問題にもつながることがわかりました。さまざまな環境問題を知った男の子は、これからどんな行動をとるのでしょうか?

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■KoKeBeeについて。私たちの想い

KoKeBeeは、オーストラリアで子育て中の日本人主婦が集まって2016年に立ち上げた会社・AIY Australiaから生まれたブランド。

オーガニックみつろうエコラップの製造・販売に始まり、世界中にいる「KoKeBee認定プラスチックフリー生活アドバイザー」とともに、環境問題について楽しく学べるワークショップを展開しています。​地球と人を思う気持ち、活動に共感する仲間やその芽を育み、循環の輪を広げ、ムーブメントを起こします。

今回の絵本プロジェクトの実行委員会も、このKoKeBee認定プラフリ生活アドバイザーの中から、子どもと地球のより良い未来を願うメンバーが有志で集まり結成されました。地球に生まれた喜びや、他者への思いやりをもてるような体験の提供を、絵本を通して実現していきます。

【KoKeBee公式サイト】
https://kokebee.com

絵本やKoKeBeeへのお問い合わせ、またクラファン支援のご相談は、こちらからお願いします。
[email protected]

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