責任ある漁業管理認証プログラム(RFM認証プログラム)と世界水産物連盟(GSA)が責任ある水産業を推進するための協力体制を発表

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認証、審査、その他の保証のためのコスト削減を目指しながら責任ある水産物を促進

2023 年 3 月 1 日、責任ある漁業管理認証プログラム(RFM: Responsible Fisheries Management、理事長: マーク・フィーナ、本部: アラスカ州、以下: RFM認証プログラム)と世界水産物連盟(GSA: Global Seafood Alliance、代表:ブライアン・パーキンス、本部:ニューハンプシャー州、以下: GSA)は、責任ある水産業を推進するための覚書に合意したことを発表しました。
両者の使命は一致しており、認証、審査、その他の保証のためのコスト削減を目指しながら、責任ある水産物を促進するための世界的な拡大に焦点を当てています。

 

 

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この協力関係はRFM認証プログラムの目標である、他の天然漁業や新規市場への顧客基盤の拡大を支援するものです。

RFM 認証プログラムを所有するサーティファイド・シーフード・コラボレーティブの理事長であるマーク・フィーナは「これは、2022年のはじめにアイスランドの責任ある漁業証明プログラムとCoC認証基準を統一化し、その後、2022年7月にパシフィック・ホワイティング漁業を認証することから始まりました。GSAとのこの協働が、RFMの様々なマーケティングの機会を実現し、またRFM認証プログラムに認証を求める漁業と我々をつなぐ役割を果たしてくれるものと期待しています。」と述べております。

GSAの世界中の小売業者や外食企業との関係は、RFM認証プログラムが新たな市場に参入し、CoC認証取得企業のネットワークを拡大していくことを後押しするものです。
現在、GSAは、北米、中南米、欧州、中東、アフリカ、アジアにグローバルなエンドーサーを有しています。
全世界で3,000以上の施設がBAP(ベスト・アクアカルチャー・プラクティス)とBSP(ベスト・シーフード・プラクティス)認証を取得しています。また、GSAのスタッフは、世界の多くの地域で活動しています。

この協力体制は、世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI)にベンチマーク承認された信頼のあるプログラムによる漁業認証を支援するという GSA の意思を示すものでもあります。

GSAの代表、ブライアン・パーキンスは「この協力体制は、責任ある水産物慣行を推進するという GSA の使命を強化すると同時に、生産者が追求する認証においてより多くの選択肢とコスト削減の機会を提供します。」と述べております。

BSP認証は、水産物のサプライチェーンにおける「海の上」の活動を扱い、加工工場と漁船を対象としています。コスト削減と認証プロセスの簡素化のため、GSA は追加の漁業管理基準を開発する意向はなく、代わりに GSSI のベンチマーク承認を受けた規格から漁業管理基準を取り入れてフルチェーンのBSP認証を可能にしています。
BSP認証は、既存のGSSIベンチマーク承認漁業管理基準、既存のSSCIベンチマーク漁船基準、および水産加工施設における食品安全、社会への責任、動物福祉、環境への責任を含める、GSA独自の水産加工工場基準を支持する包括的なプログラムとして設計されています。

覚書の一環として、RFM認証プログラムと GSA は所有権、コミュニケーション、資金調達において独立していることに変わりはありません。両組織は独立性を重視し、顧客に対して互いの認証基準の使用を強要することはありません。
両組織とも、そのプログラムが既存の市場の要求事項を満たし、監査要件と費用を最小限に抑えることを引き続き実践するものとします。

GSAとRFM認証プログラムの両者の考えは、今がまさに「責任ある調達により提供される水産物」に対する需要を世界中のマーケットにおいて高めていくため、こうした協力の枠組みを通じて協働すべきときであるという点で一致しています。水産物は、天然、養殖を問わず、最も健康的で環境に優しい動物性タンパク源です。漁業と養殖業は、同時並行的な努力によってその水産物を普及させる機会があります。

GSAとRFM認証プログラムの協力体制に関するご質問は、下記までご連絡ください。

Brian Perkins, CEO
GSA
[email protected]

Jeff Regnart, Program Manager
RFM Certification Program
[email protected]
907-240-8978
 

  • GSA について

世界水産物連盟(GSA: Global Seafood Alliance)は、教育、政策提言、第三者認証を通じて、責任ある水産業の実践を推進する国際的な非営利の業界団体です。GSAは、Best Aquaculture PracticesとBest Seafood Practicesの認証プログラムの開発を通じて、天然及び養殖水産物の保証を提供する世界のリーダー的存在となっています。GSA の活動は、環境への責任や社会への責任から食品安全まであらゆる領域に及んでいます。
1997年に世界養殖連盟(GAA: Global Aquaculture Alliance)として設立されたGSAは、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ポーツマスに本部を置いております。詳細については、www.globalseafood.org をご覧ください。
 

  • 責任ある漁業管理認証プログラム(RFM認証プログラム)について

責任ある漁業管理認証プログラム(RFM認証プログラム)は、水産業およびその持続可能性についての多様な専門家からなる理事会で構成される501(c)(3)の非営利財団であるサーティファイド・シーフード・コラボレーティブ(CSC)により所有されています。
RFM認証プログラムは、最も強力で広く認められた国際的な基準と慣行に基づいて設立されました。
RFM認証プログラムは、エコラベルの使用料を徴収しない、最も信頼性の高い持続可能な天然漁業の水産物認証プログラムです。RFM認証プログラムは、世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI)によりベンチマーク承認された世界初の持続可能な水産物の認証プログラムです。詳細については、https://rfmcertification.org/ をご覧ください。

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