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今年で3回目を迎えるMimosa Day 2023テーマは「YELLOW SUSTAINABILITY 」
3月8日は、イタリアでは、男性が女性に美しいミモザの花を贈り、女性の社会での活躍を祝福しています。在日イタリア商工会議所は、女性のエンパワーメントを促進するために、このすてきなイタリアの文化習慣を日本に広める活動として、「Mimosa Day(ミモザ デイ)」というイベント事業を推進しています。2021年から始まったこのイベント事業は今年で3年目となり、今年のテーマは「YELLOW SUSTAINABILITY 」サステナビリティに積極的に取り組む女性)です。在日イタリア商工会議所は、イベントプロモーション事業の一環として、トークセッションイベント「SUSTAINABILITY&INSPIRING FEMALE LEADERS supported by Enel X Japan」を開催しました。
◆SUSTAINABILITY&INSPIRING FEMALE LEADERS supported by Enel X Japan
開催日時: 3月8日(水曜日) 16:00 ~(開場:15:45)
開催会場: 駐日イタリア大使館 (東京都港区三田2-5-4)
特別協賛: Enel X Japan (エネルエックス・ジャパン)
サステナビリティ&活力を与える女性リーダーたちによるトークセッション。様々な問題に取り組み、解決策を提案し、女性リーダーたちが多くの女性たちに夢を追い求める勇気与えるメッセージを発信しました。
【FEMALE LEADERS】
◆エネルエックス・ジャパン株式会社
APAC人事部長 笠井 利美 氏
外資系製薬、金融機関等において、一貫して組織統合、再編を通してビジネスと人に寄り添うチェンジエージェントとしての人事ビジネスパートナーを志向してきた。2018年より現職。Asia-Pacific地域8か国の組織開発、制度構築、採用等人事全般を取りまとめる。
◆三菱電機株式会社
電力ICTシステム部 部長 マルタ・マルミローリ氏
エミリアロマーニャ州出身。大学を卒業後日本に渡り、三菱電機に入社。現在はエネルギー資源の管理と制御のためのソフトウェア ソリューションとシステムを開発する部門に勤務。エネルギー経済とエネルギー活動による環境影響に興味を持ち、2008 年に早稲田大学でエネルギーと環境の博士号を取得。現在は同大学で外部講師としても活躍中。
◆株式会社フジテレビジョン
取締役 国際局長 柾谷 美奈氏
イタリアのローマ生まれ。現在に至る。日本語、イタリア語、英語、フランス語ご堪能。
1991年、上智大学法学部を卒業後フジテレビジョンに入社。直後に報道局に配属、ニュースの記者・ディレクターとしてキャリアをスタート。やがて1993年の皇太子殿下ご成婚や1997年の香港返還等、国内外の大きな事案の取材・番組制作を経験し、2000年~2006年パリ支局長。その間ヨーロッパ、中東、北アフリカの広範囲においてニュースをカバーした。2017年、女性として初の秘書室部長に就任。2021年国際局長、担当する国際局は、在京各国大使館やフジテレビの海外子会社の窓口業務に加え、海外広報などを担当。2022年、フジテレビジョン取締役に就任。
~コメント~
ご来賓:駐日イタリア大使のジャンルイジ・ベネデッティ閣下
「国際女性デーでもある本日、産業、エネルギー、メディアの分野で活躍するイタリアと日本の女性リーダーの方が一堂に会し、サステナビリティの推進における女性の役割について議論するこの重要なイベントを大使館で開催できることを大変光栄に思います。」
主催者:在日イタリア商工会議所 事務局長 ダヴィデ・ファントニ
「コロナ禍の中、スタートしたMimosa Dayは、今年で3回目を迎える。Mimosa Day 2023テーマは「YELLOW SUSTAINABILITY 」今年は、日本の女性エンパワメントを促進して、女性を応援するために「サステナビリティ」をテーマに輝くエグゼクティブ女性によるトークセッション開催した。日本の女性は謙虚が美徳という文化によって積極的に社会の前線に立つことをすることしない傾向にあると思う。もっともっと日本の女性にも貴方らしく頑張ってほしいという願いがあります。」
ご協賛スポンサー企業:エネルエックス・ジャパン代表取締役 宮本博光氏
「サステナビリティはエネルグループの戦略において最も重要であり、ネットゼロやサステナビリティ目標の達成に向けて国、企業をサポートするというエネルエックスのミッションの根幹にあるものです。日本では、再生可能エネルギーの普及に必要なインフラや脱炭素関連サービスを提供しています。ミモザデーは、日本を代表する組織から著名な女性リーダーが集まり、サステナビリティの取り組みについてさまざまな角度から議論しました。来場されたゲストの皆様には、より持続可能な社会の実現に向けて、個人的にも企業レベルでも何ができるのか、それをどのように具体的な行動につなげていくのか、といったことを一緒に考える良い機会になったと思います。」
エネルエックス・ジャパン https://www.enelx.com
世界30以上の国で再生可能エネルギー事業を展開する多国籍企業エネルグループ(本社:イタリア)の日本法人です。エネルエックス・ジャパンは、日本市場において、脱炭素化、デジタル化を軸として、デマンドレスポンスや脱炭素ソリューションで企業のサステナビリティ戦略の実行を支援し、更には全国の電力需要の逼迫解消に貢献しています。
~パネルディスカッションの内容について~
エネルエックス・ジャパンAPAC人事部長 笠井利美氏(写真・右)
「当社は世界最大級のエネルギー企業であり、再生可能エネルギーの導入、脱炭素化、電化など、エネルギーを中心としたサステナビリティを事業の中核に据えています。当社の日本での活動は、再生可能エネルギーの普及によるエネルギー転換を加速させるとともに、企業の脱炭素化、ネットゼロ目標の達成をサポートしています。エネルギー転換は、持続可能で包括的な経済・社会の成長を確実にするものですが、それを成功させるためには、多様なバックグラウンドを持つ人々が必要であることを認識しています。革新的でより包括的な製品やサービスを開発するためには、ダイバーシティのある人材が不可欠であり、エネルエックス・ジャパンではジェンダー平等を重視しています。」
株式会社フジテレビジョン取締役 柾谷美奈氏(写真・左)
「私の理解では、『サステナビリティ』とは、基本的にこの地球上の人間としての生活に関する全てのものだと考えています。地球は、自然環境に関する限り、私たち人間がいない方がずっといいのかもしれません。では、私たちが種として生き残りたいなら、自然に対して何をすればいいのでしょうか。それは、私たち一人ひとりが心に刻み、地球や私たち自身を焼き尽くすことのないよう、それぞれの持続可能な方法で行動しなければならないというシンプルな問いと答えなのです。そのためには、「ほどほどに」から始めてみてはいかがでしょうか。」
三菱電機株式会社 電力ICTシステム部 部長 マルミローリ・マルタ氏(写真・中央)
「日本でエネルギー分野の仕事をしているイタリア人として、このイベントに参加することができ大変嬉しく思っています。パネルディスカッションを通じて、女性がサステナビリティの課題を最優先に考え、新しいアイデアと実践的な行動で解決に貢献することを後押ししてくれることを願っています。」
Mimosa Day2023 公式ウェブサイト https://italia-amore-mio.com/mimosa-day
【本件に関する問い合わせ先】
在日イタリア商工会議所
メディアマネージャー
富井 貴子
電話: 03-6809-5802
Email: [email protected]