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“サスティナブルだからクオリティーが低い”時代は終わった。
2023年3月21日、ミナイマサシが、廃棄フルーツを使用した香りに、伝統工芸の吹きガラスや陶芸を組み合わせたブランド「MINAI」を発表した。
ミナイマサシは、2019年から「ROUSOKU MINAI」を立ち上げ、廃棄フルーツから作られたアロマを使用した、キャンドルやリードディフューザーなど、”意味のある時間や空間”をコンセプトにプロダクトを作ってきた。
そして今回、“上質かつ本物”をテーマに「サスティナブル×伝統×アート」のブランドを発表した。
- コンセプトは「サスティナブル×伝統×アート」
ミナイは「サスティナブルを意識すると、一般的にどうしてもデザイン性が低くなってしまったり、梱包もシンプルというよりチープになってしまう印象がある。一方ハイブランドは、商品に使用する原料問題、処分時のリサイクルの点、過剰な梱包など、まだまだデザインのために環境が犠牲になっていることが多い。」という。
「MINAI」は、商品に使われる素材だけでなく、包材にもサスティナブルなこだわりを見せる。
そして、日本の伝統工芸である陶芸と吹きガラスを掛け合わせることで、手に取る人の心に残り、かつ環境や制作する人の技術を残していくという、持続可能なプロダクトを展開する。
このモノが溢れる消費社会で、MINAIの商品を使用することで環境と伝統に貢献することができるのである。
・サスティナブル
MINAIでは、香りの一部に廃棄フルーツを使用した100%天然の香りを使用している。また、リードディフューザーに使われるガラスは、普通使用されない竿元というリサイクルガラスを使用しており、独特の風合いがうまれている。
そしてリードスティックやキャンドルの芯には、長野県などの間伐材を使用するという。
さらに包材には96%リサイクルされる段ボール素材を、アロマボトルにはアルミを用い、極力使い捨てやプラゴミを出さないサスティナブルを意識したプロダクトを展開する。
・伝統×アート
MINAIでは「モノを大切にして欲しい」という想いから、量産品ではない手作りの伝統技術を用いている。
<Aroma Candle>
ミナイマサシが削り出したキャンドルを原型に、焼き物として岐阜の陶芸作家の手により、洗練された素材と技法を用いて光が透ける器を実現した。
シンプルかつ芸術的なデザインは、キャンドルとして使用した後、湯呑みや鉢としてしても使用できる。
・香り:10種類の香り ※詳細は順次発表
・内容量:300ml
・価格:¥19800 予定
・正式発表は2023/4/15予定
<Reed Diffuser>
吹きガラス職人の手により一つ一つ手作業で制作しているため、手にしたものは世界に一つしかない。
また、制作時のリサイクルガラスの原料によって、透明から綺麗な淡い緑色になるなど、やや違いが出るという。
使用した後は、アロマリフィルを入れてもらうか、酒器や一輪挿しとしても使用できる。
・香り:10種類の香り ※詳細は順次発表
・内容量:300ml
・価格:¥29700 予定
・正式発表は2023/4/15予定
さらに、MINAIは近代のAR技術を用いて楽しめる要素があるという。スマートフォンを使用しQRコードを読み込むことで、商品がARによって動き出すとのことだ。
ミナイは、常識を覆す驚きと感動を提供し、未来に向けた体験を伝えたいという。
- MINAI新商品発表イベント&キャンドルナイト開催。2023年4月15日〜4月17日
これらの商品の販売開始は4月15日を予定しており、新商品発表に合わせて、代官山にて展示会とキャンドルナイトが開催される。
■会期:2023年 4月15日(土)〜4月17日(月)
■時間:13:00〜21:00 (仮)
■実施会場:CANVAS TOKYO ATELIER 代官山
住所:東京都渋谷区代官山町11−12 日進ヒルズ代官山 1F
■ミナイマサシのメッセージ
「本当にモノが溢れる世界で、自分がやりたいことは何か、何ができるのか、この数年ずっと考えていました。その中で、意味がある活動や持続する商品を作ることで、関わる人たちへの恩返しや、未来に対してのアクションができるかなと思うようになりました。ふらっと見るだけでも良いので、ぜひ代官山に遊びにきてもらえたら嬉しいです。」
instagram:
「MINAI」https://www.instagram.com/minai.jp/
「ミナイマサシ」https://www.instagram.com/minaimasashi/
公式サイト:https://minai.jp/
- お問合せ先
株式会社MINAI
MAIL:[email protected]
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