世界初のネット・ゼロカーボン・シューズ「M0.0NSHOT」プロジェクトを発表

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「Allbirds(オールバーズ)」は、2023年3月22日(水)、世界初のネット・ゼロカーボン・シューズ「M0.0NSHOT(ムーンショット)」を発表いたします。

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https://allbirds.jp/moonshot

シューズのカーボンフットプリント( CO₂排出換算量)の業界平均14kgCO₂eに対して、Allbirdsは0.0kgCO₂eのシューズ実現に向けた画期的な取り組みが行われております。製造方法やサプライチェーンを完全に見直し、カーボンオフセットに頼ることなく達成されます。これをシューズ業界に一石を投じるものにすべく、 「M0.0NSHOT」がネットゼロに至るまでのプロセスや方法をオープンソースにして公開していきたいと考えています。

Tim Brown (Allbirds 共同創業者 兼 共同CEO)
 “ネット・ゼロカーボン・シューズを作ることは、私たちのこれまでの仕事の集大成でもあります。「M0.0NSHOT」は気候危機の特効薬ではありません。サステナビリティを真剣に考え、 CO₂排出削減に焦点を当てれば、信じられないほどのブレークスルーを起こすことができるという証明になります。”

「M0.0NSHOT」は、Allbirdsが創業以来、事業や製品において体系的にCO₂削減することに注力してきた、長年の努力の結晶と言えます。2018年、「M0.0NSHOT」のソールでも使用される史上初カーボンネガティブ素材であるサトウキビ由来のSweetFoam®を開発。2019年、Allbirdsはファッションブランドとして初めて、商品にカーボンフットプリントを表示するようになりました。そして2020年には、Adidasとのパートナーシップを発表し、その時点で世界で最もカーボンフットプリントの低いシューズ「Adizero x Allbirds」を共同開発しました。

ネット・ゼロカーボン・シューズを目指すことは自然な流れです。2022年、社内のイノベーションチームであるAllbirds Futures Teamがこのチャレンジに挑み、ブランドのこれまでの学びをすべて活かして「M0.0NSHOT」をデザインし発表します。

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「M0.0NSHOT」が0.0kgCO₂e を可能にするのは、以下の要素になります。

カーボンネガティブ アッパー

ニュージーランドのレイク・ハウェア・ステーション(LHS)において再生型農業で生産されたメリノウールを使用します。

カーボンネガティブ ミッドソールフォーム

石油由来の合成樹脂を主成分とするミッドソールフォームが多く流通していますが、Allbirdsが新たに開発したSuper Light Foamは、サトウキビ由来の80%のバイオ成分となります。

カーボンネガティブ バイオプラスチック

Mango Materials社と共同開発した、羊のゲップにも含まれる温室効果ガスであるメタンを、微生物の力でプラスチックと同じように成形できるポリマーに変換する革新的なプロセスを採用し、 カーボンフットプリントを削減します。

パッケージ

サトウキビ由来のカーボンネガティブなグリーン ポリエチレンを使用した真空パックで、輸送に必要なスペースと重量、カーボンフットプリントを削減します。

輸送方法

バイオ燃料での海上輸送や、港から倉庫間の輸送時の使用燃料を配慮します。

Allbirdsは、レイク・ハウェア・ステーション(LHS)およびニュージーランドメリノウール社とのパートナーシップにより、製品のカーボンフットプリントを定量化する新しい方法を開拓しています。この方法では、 CO₂排出とCO₂吸収する素材やプロセスも考慮し、気候変動に影響する全体のCO₂排出量をより正確に把握できます。つまり、シューズを製造する際にCO₂を排出する要素もあれば、 CO₂を吸収する要素もあり、最終的にはネットゼロになるのです。

Hana Kajimura – Allbirds Head of Sustainability
“これがネットゼロへの道標となると信じています。完璧を求めるのではなく、前進することが大切なのです。科学者たちは可能性を示してくれました。今こそファッション業界は、「M0.0NSHOT」においてオープンソース化される学びを通じて、前進させる時です。”

Donna Chan – The New Zealand Merino Company Regenerative Transformation Manager
“この新しいアプローチは、 土地管理における変革です。 CO₂吸収を維持、強化、増加させる生産者の努力を実現させてくれます。再生に向かって加速するその意義は必要不可欠であり、私たちの誇りでもあります。”

Finn Ross – LHS Sustainability Director
“農業が気候変動の解決策なることを示すことが重要だと信じています。私たちは、原生林の再生プロジェクトや植林によって、 CO₂排出量の約2倍を吸収しています。同時に、私たちは意識的にCO₂排出量も減らしています。LHSは、再生型農業に深く関わり、生物多様性の強化に多大な投資を行っており、新しい動物福祉プログラム、水力・太陽光インフラを導入しました。Allbirdsが、私たちの再生における哲学と気候変動対策に関する価値観を共有していることは、素晴らしいことです。”

Molly Morse – Mango Materials CEO
“メタンガスをバイオマテリアルに変換する我々の新しい技術が、Allbirdsの世界初のゼロカーボンシューズの生産に貢献できることを大変嬉しく思います。”

「M0.0NSHOT」は、2023年6月にデンマーク・コペンハーゲンで開催される「Global Fashion Summit」で初公開し、本格的に始動する予定です。

カーボンフットプリントとは?


カーボンフットプリントとは、製品を作るために排出されたkg CO2eのこと。
あらゆる温室効果ガスの排出量を、CO₂の排出量に換算したものです。
「Allbirds」では2020年4月より、全製品においてカーボンフットプリントを表示。製造過程における排出量ゼロを目指すと共に、食品のカロリー表示のように、「地球のためにCO₂e排出量を知る」が当たり前の世の中をつくります。
▼詳細はこちら
https://allbirds.jp/pages/sustainability
 

  • ストア情報

Harajuku Store
ストア名:Allbirds 原宿(オールバーズ原宿)
住 所 :東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森ビル1階
営業時間:11:00 ~ 19:00 不定休

Marunouchi Store
ストア名:Allbirds 丸の内(オールバーズ丸の内)
住 所 :東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階 105区
営業時間:11:00 ~ 20:00 不定休
※ 日・祝日は10:00 ~ 19:00

Osaka Store ※〜2024年1月まで延長予定
ストア名:Allbirds 大阪(オールバーズ大阪)
住 所 :大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館5F
営業時間:11:00 ~ 21:00 不定休

Online Store
URL  :allbirds.jp
送 料  :無料(日本国内のみ)
返品交換 :30日以内であれば無料
 

  •  お客様お問い合わせ先

Tel: 0800-080-4054
email: [email protected]
 

  • Our Story

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サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウンとバイオテクノロジーの専門家であるジョーイ・ズウィリンジャー。2人の異色のチームにより、2016年にサンフランシスコで誕生したのが「Allbirds(オールバーズ)」です。
大きなロゴや派手なカラー、ケミカルな素材で作られた従来のシューズ製造に疑問を持ち、着目したのが、ティムの母国であるニュージーランドのメリノウールでした。ティムは優れたメリノウールの可能性を信じ、ジョーイとタッグを組み、快適性とサステナビリティ、シンプルなデザイン性を兼ね備えた「Allbirds」が誕生しました。
代表作である「Wool Runners(ウールランナー)」は最高級メリノウールが柔らかく足を包み込みます。保温性、通気性、防臭性に優れたその快適性はもちろん、シューレースに再生ポリエステル、インソールにはヒマシ油、靴底はサトウキビから生まれたSweetfoamを用い、カーボンフットプリント排出量を抑えるといった環境配慮した徹底的なモノ作りを行ってきました。さらには洗濯機で丸洗いできるその利便性が共感を呼びました。日々最新のテクノロジーを生み出しているシリコンバレーで支持を集め、アカデミー賞の受賞経験もあり環境活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ氏が投資をし、その評価は世界中に広まっていきました。
その後も、ユーカリ繊維で作られた通気性と快適さをそなえたメッシュ構造の「Tree(ツリー)」シリーズ、ズワイガニから防臭性のあるキトサンを抽出したTrinoXOをTシャツに採用するなど、サステナブルで革新的な素材開発を行い、地球環境への負荷を考慮した現代社会に必要とされている商品を世の中に送り出しています。

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