防災ベンチャーKOKUA、自分に必要な防災グッズが1分でみつかる新防災サービス「pasobo(パソボ)」の改善に向けたインクルーシブデザインワークショップを実施

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pasobo(パソボ)では、災害時要配慮者となる方々から意見やアイディアを募集することで、誰ひとり取り残さない防災対策の実現を目指します。

自分に必要な防災グッズが1分でみつかるパーソナル防災サービス「pasobo(パソボ)」を運営する株式会社KOKUA(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 泉勇作 疋田裕二)と、インクルーシブデザインを活用したさまざまなプロジェクトを展開する特定非営利活動法人Collable(所在地:東京都文京区、代表理事:山田小百合)は、2023年4月22日に「防災をアップデートするインクルーシブデザインワークショップ」を実施します。

  • 今回実施する防災をアップデートするインクルーシブデザインワークショップについて

実施背景

近年、地震や台風、洪水などの自然災害が頻発しており、災害時に要配慮者となる障がいのある方の支援が求められています。しかし、従来の防災対策は、障がいのある方のニーズを十分に考慮できていない状況です。
そこで、障がいのある方と共に、災害時におけるインクルーシブな防災対策を考えるため、本ワークショップを実施します。車いすを利用している方、視覚障がいのある方、聴覚障がいを持つ方など、様々な障がいを持つ方々に参加してもらい、リアルな意見を取り入れることで、障がいのある方々も含め、誰もが安心して利用できるサービスの実現を目指しています。

ワークショップイベント概要

イベント名:防災をアップデートするインクルーシブデザインワークショップ
実施日:2023年4月22日(土)
内容:
今回は「避難所」をテーマに、日々の生活と避難所での生活の違いを比較しながら、避難所生活を想定した防災の対策と避難所環境のアイデアを考えます。様々なニーズのあるリードユーザーの視点から、普段気づき得ないような防災をアップデートするための視点を集め、アイデアにしていきます。 (※リードユーザーとは:インクルーシブデザインにおいて、気づきを導いてくれる存在となるパートナーを指します。デザインの初期段階から多様なニーズのある人を巻き込み、ヒアリングや観察から活動をともにすることで、普段とは異なる視点を場に与えてくれる役割を担っていただきます。障がいのある方にお願いすることが多い役割です。)

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(過去実施したインクルーシブデザインワークショップの様子)

特定非営利活動法人Collableについて

特定非営利活動法人Collableは「誰もが社会に参画できる」未来を目指し、障がいのある方や高齢者、外国人など特別なニーズや違いがある人たちとともに、インクルーシブデザインの考え方をベースとした環境づくりを行うソーシャルデザインチームです。インクルーシブデザインの普及活動は、創業当時の2013年から現在に至るまで手掛けており、商品・サービス開発のプロジェクトや人材研修、コンサルティングなど、ダイバーシティ&インクルージョンにおける多様かつ幅広いプロジェクト実績を多数持っています。

団体名:特定非営利活動法人Collable
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷3-27-2 興正ビル301
代表理事:山田 小百合
サイト:https://collable.org/

 

  • パーソナル防災サービス pasobo(パソボ)とは

pasobo(パソボ)は専用サイト上(WEB版提供のみ)で、家族構成や住居立地、建物の耐震基準・階数、ユーザーが災害時に重視することの価値観などを含む13個程度の質問に回答するだけで、世帯環境における災害リスクや、全国のハザードマップから見た立地リスクを分析し、ユーザーに必要な防災グッズを個別診断して提示します。

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セコム株式会社が2022年8月に実施した「防災に関する意識調査」によると、回答者の約5割の方が何も対策できていないことが明らかとなっています。その理由として「具体的にどのような対策を始めていいかわからない」「対策のための準備が面倒」などの理由があげられており、pasoboはこうした防災意識を改革する目的で提供されます。

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現在市場に流通する防災グッズは、被災者の経験知を最大公約数として集約し、災害に網羅的に対処できるように設計されているため、ユーザーごとに準備品の過不足が生じる課題があります。東日本大震災では、乳幼児を育てる親が「おやつ」や「粉ミルク」の確保で苦しみ、高齢者の間では体をいたわるための「椅子」が不足しました。そうした防災対策におけるズレをなくし、ユーザーの年齢、性別、住んでいる地域、家族構成、ライフスタイル、価値観、アレルギーや障がいなど、災害時に特に困り事を抱えやすい方に考慮した、「本当に役立つ最適な防災対策」の実現に貢献します。

 

  • 株式会社KOKUAについて

私たちKOKUAは「人々が自然と防災に取り組める社会」を目指して活動している防災ベンチャーです。東日本大震災での被災地で出会い、以降全国各地の被災地支援を続けているメンバーで構成されています。現在は防災のきっかけを負荷なく提供するために、防災とギフトを掛け合わせた「いのちをまもる防災カタログギフト"LIFEGIFT”(ライフギフト)」を展開。

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ギフトを通して防災のきっかけを作り、何から防災を初めていいかわからない方に対して、自分に必要な防災セットが1分で見つかる「パーソナル防災サービス”pasobo(パソボ)”」を展開しています。

【お問い合わせ先】
株式会社KOKUA 広報担当:中山 和也
企業HP:https://kokua-social.jp
メールアドレス:[email protected]
電話:050‐5375‐5922(在宅勤務期間中のためこちらにお願いします。)
note:https://note.com/lifegift_kokua/

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