仙北市 、「メルカリShops」で賞味期限が近い非常食などの販売を開始

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自治体が2,100万人超のメルカリ利用者とともに『官民共同型ローリングストック』を実践

株式会社ソウゾウ(以下、ソウゾウ)の運用する、スマホ1つで誰でも簡単にネットショップを開設できるEコマースプラットフォーム「メルカリShops」を活用し、仙北市(秋田県)が3月29日より、仙北市役所で防災用に備えている防災備蓄品のうち賞味期限が近くなったものの販売を開始いたします。なお、自治体が防災備蓄品を「メルカリShops」上で販売するのは、全国で初の取り組みです。
また、自治体が「メルカリShops」を通じて備蓄品を販売し、市民以外の購入者にも食べてもらうことで、備蓄品の廃棄やフードロスを回避しながら新たな備蓄品の購入財源を確保する「官民共同型ローリングストック」の実現を目指します。

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■背景

日本は地震をはじめとした自然災害が多く発生する国であり、日常的な防災対策が要求されることから、近年、新たな備蓄方法として「ローリングストック」が注目を集めています。「ローリングストック」とは、非常食を多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費、また消費した分を買い足すことで、常に一定量の非常食を家庭に備蓄する方法です。
一般家庭においては日常的に食料を消費するため「ローリングストック」の実践が容易な一方で、自治体などの公共団体における備蓄品は賞味期限が近付くと、防災啓発の名目で配布するか廃棄する選択肢しかなく、その度に新たな備蓄品を購入する費用が発生するため、廃棄を回避しながら、財源を確保する方法が必要とされてきました。

■『官民共同型ローリングストック』とは

『官民共同型ローリングストック』とは、自治体などの組織が抱えている備蓄品をネットショップで販売し、売上金を次の備蓄品の購入資源に充てることで、組織における「ローリングストック」を可能にする新たな備蓄の方法です。これにより、組織は備蓄品の廃棄削減と新たな備蓄品の財源確保を両立できるだけでなく、消費者にとっても賞味期限が近い商品を通常よりも低価格で購入することができます。なお、『官民共同型ローリングストック』は仙北市と「メルカリShops」が開発し、全国で初めて実施する取り組みです。仙北市は2013年と2022年に大雨被害を受けており、防災対策に積極的に取り組んでいます。

■ショップ概要

仙北市のショップでは、アルファ米や市の不要品等がお手頃価格で手に入りますので、ぜひお買い求めください。今後はすぐ食べられるケチャップライスやドライカレー等も販売する予定です。

ショップ名:秋田県仙北市
ショップURL:https://mercari-shops.com/shops/dXzAsZZs6ZKtpfAU5MzXYK
※ショップは10時ごろ公開予定です

ソウゾウは、仙北市との『官民共同型ローリングストック』の実践を通じて、「ローリングストック」や資源循環について啓発し、循環型社会の推進に寄与してまいります。

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