株式会社AQ Group (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮沢 俊哉)は2023年4月3日に当社伝統の「カンナ削り入社式」を開催いたしました。「カンナ削り入社式」は、今年で18年目となります。新入社員はカンナ削りを通して、ものつくりの楽しさや喜びを体感しました。また、今年度の新入社員数は過去最多の139名となり、中国やベトナムなど外国籍の社員も迎え、ダイバーシティを推進しています。社会環境が大きく変わる時代の中においても、さらなる成長を目指してまいります。
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会社の成長とあわせてダイバーシティを推進 外国籍社員を含め過去最多の新卒採用を実施
AQグループは、コロナ禍や木材の高騰(ウッドショック)、ウクライナ情勢などの社会情勢が大きく変わる中でも多大な投資により成長を継続し、事業領域を拡大しています。そして、20年度462億円、21年度542億円と過去最高の売上高を更新し続け、22年度は600億円を超える見込みです。また、新卒採用人数も毎年拡大しており、21年度は85名、22年度は107名、そして今年度は130名(男性:70名、女性:60名)を採用。卒業時期の違いから先に入社した外国籍の社員を含めると139名となり、過去最多の新卒採用人数となりました。弊社ではダイバーシティを推進し、国籍や学籍など関係なく活躍できる環境つくりを実施しています。
AQグループが毎年入社式で「カンナ削り体験」を実施する理由とは
AQグループは元来、大工・工務店が行ってきた「建ててからも永代にわたりお付き合いが続き、住まいを守っていく」という「永代家守り」や「地域守り」の精神を大切にしています。大工出身である社長宮沢は「住まいのつくり手として、ものづくりの楽しさや喜びを知り、住まい手(お客様)の喜びに自身の喜びを感じる『匠の心』を持ってほしい」という思いから、大工仕事の象徴ともいえる「カンナ削り」体験を実施しています。AQグループの社員は、直接お客様と関わらない社員においても、「匠の心」を持ち、「つくり手」集団の一員として、業務に取り組んでいます。
今年の入社式では、社長と新入社員、大工さんが削り出した削り華(カンナ削りで木材から削り出るもの)を用いて「匠」文字を作成。みんなで何かを創り上げるという体験を通して、ものづくりの楽しさや喜びを体感しました。
カンナ削りの「木のストロー」製作体験でSDGs、ESGの視野をもつ「つくり手」を育成
AQグループが開発したカンナ削りの「木のストロー」は、「カンナ削り入社式」を体験した社員の柔軟な発想から誕生しました。木造注文住宅会社だからこそ、間伐材の活用や森林循環、海洋プラスチック問題などの環境意識を持つことが重要と考えています。新入社員が「木のストロー」製作体験という、五感で木と触れ合う体験によって、自然との共生や「地域守り」「地球守り」を意識し、エシカル消費などのSDGs、ESGといった視野を持ちながらお客様の暮らしに寄り添える人材となれるよう成長を促しています。
AQグループは「木のストロー」の他にも、小学校に天板を寄贈する「木望の未来プロジェクト」などのSDGs活動を実施しています。100年先、200年先も永代愛される「家」「街」「地球」を残し、お客様の豊かな暮らしの実現を目指し、商品・サービスを提供してまいります。