千葉銀行(頭取 米本 努)は、2022年7月29日(金)、営農型太陽光事業※を手掛ける合同会社匝瑳おひさま発電所(業務執行社員 市民エネルギーちば株式会社、本社:千葉県匝瑳市)に対して、営農型太陽光発電「匝瑳おひさま発電所」の開発資金として「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」を取り組みました。この度2023年4月に、本ローンを充当した「匝瑳おひさま発電所」の商業運転がスタートするとともに、同月22日(土)に竣工式の開催を予定しています。
「ちばぎんSDGsリーダーズローン」は、サステナビリティ経営を積極的に実践しようとする事業者さまが、事業規模や経営実態に合わせて有効な目標等を設定する融資制度です。
貸出先の合同会社匝瑳おひさま発電所は、2022年4月に営農型太陽光発電事業を手掛けるために設立された特別目的会社で、市民エネルギーちば株式会社、株式会社匝瑳おひさま畑、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、SBIエナジー株式会社、株式会社アグリツリーの5社が出資しています。本ローンにて調達した資金は、営農型太陽光発電設備(千葉県匝瑳市)の開発資金へ全額充当されています。
同社が手掛ける本事業は、営農型太陽光発電事業としては国内最大級であり、出力「1,920kw」、敷地面積「64,500㎡」を誇ります。建設予定地である匝瑳市の大規模な耕作放棄地等を活用し営農型太陽光発電事業を行うことで、荒れ果てた畑を復活させて安定した農業運営に繋げ、雇用の増加・食料自給率の向上を目指します。また再生可能エネルギー由来の電力発電をしながら有機農業を行うことで、発電時のCO2排出量の削減および有機農作物栽培による環境改善効果(CO2吸収効果)が見込まれ、持続可能な環境・社会の実現への貢献が期待されます。
当行は今後もグループ一体となって、サステナブル・ファイナンスを提供することで、お客さまや地域社会のパートナーとして、社会・環境問題の解決に資する取組みを一層推進し、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
※農地の上に太陽光パネルを設置して「農業」と「発電」を同時に行うこと。
<「ちばぎんSDGsリーダーズローン」の商品概要>
https://prtimes.jp/a/?f=d31834-20230410-c12b8db442acfc5ec6751dd44313f0cd.pdf
以 上