「循環者教育」特設サイトを公開ー環境教育と創造性教育を融合した小中学生向けカリキュラムの共創へ向け始動ー

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国立研究開発法人科学技術振興機構(以下JST)による「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野・本格型プロジェクト「リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」(代表機関:慶應義塾大学、プロジェクトリーダー:田中浩也 環境情報学部 教授)が、このたび、学校に向けた今後の取り組みのポータルとなる「循環者になろう」特設サイトを開設しました。これまで、鎌倉市内の小中学生を対象に行われてきた代表的な環境教育・創造性教育の事例を「社会でまわす」「地球にかえす」「未来へのこす」の3つの軸で整理すると同時に、今後それら3つを高次に融合させた「循環者教育」の総合的なカリキュラム構築へ向けて共創活動を進めていく計画です。

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株式会社高山商会(本社:神奈川県鎌倉市、以下高山商会)は、慶應義塾大学が代表機関となり、幹事自治体である鎌倉市、幹事企業である株式会社カヤックが運営し、鎌倉市と企業26社が参加する「リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点」において、「循環者学習分科会」の事務局を務め、このたび2022年度の活動成果をもとに特設サイトのディレクションを担当し、公開しました。
 

  • 「循環者」を紐解く「カタツムリ・モデル」とは

同拠点の掲げる地域未来ビジョンである「循環者になるまち~社会でまわす、地球にかえす、未来へのこす~」をもとに、循環者学習分科会では、これまで、鎌倉市内の小中学生を対象に行われてきた代表的な環境教育・創造性教育の事例を収集し、体系的にインデックス化しました。
また、フロー型循環、ストック型循環、生物型循環の3種類の「循環」が相互に連動し、ゆっくりと一歩一歩、未来へ向けて確実に進んでいくまちの姿を、小学生にもわかりやすく「カタツムリ・モデル」として提示しました。
 

  • 今後のビジョン

今後、本分科会では、大学や企業による最新の研究事例を分かりやすく紹介するコーナー等を設け、小中学生向けカリキュラムのさらなる充実を図っていきます。また、これらのカリキュラム導入に関心を持つ学校現場との連携を深め、同拠点のビジョンとターゲット達成に向けて、新たな担い手と市民意識を育てていく計画です。
長年に渡り学校現場に寄り添ってきた高山商会では、循環型社会への推進力のひとつとなる循環者教育のカリキュラムを学校と社会をつなぐことで創り出すとともに、リスペクトにあふれ、創造豊かな次世代育成の一助となるよう取り組んでまいります。

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  • 【プロジェクトリーダー 慶應義塾大学田中浩也教授のコメント】

「サーキュラー・エコノミー」の概念を分かりやすく示した図として、イギリスのエレン・マッカーサー財団が発表した「バタフライ・ダイヤグラム」が広く知られています。しかしこれまで、市民を中心とした循環型まちづくりの概念を分かりやすく表現する図は、ありませんでした。
今回提案する「カタツムリ・モデル」は今後、子供たちのみならず、幅広い世代の方々に、循環型まちづくりの概念と世界観を伝えるツールとなっていけばと考えています。また今後も、コンソーシアム活動と学校現場とをつなぎ、自然を大切にするマインドと、テクノロジーを適正利用するマインドとを融合させ、環境教育と創造性教育を高次に合成した「循環者教育」のカリキュラムを、ブラッシュアップさせていきたいと考えています。
 

  • 当社のこれまでの取り組み

高山商会では2022年から社会とつながる事業部を立ち上げ、社会課題を軸に様々な企画開発を実施してきました。これまで取り組んだ環境授業等のプログラム開発に加え、新たにプラスチック課題に特化した解決型プロジェクト「まなびのもと」をスタートし、地域の公立小学校を起点に授業を実施してきました。教育業界から排出される使用済みプラスチック教材の回収から再製品化までの全てを授業化した本プロジェクトは、循環型社会をデザインするグローバルアワード「circularAwards2022」で新たなマインドセット育成賞を受賞しました。今後は企画内容をさらにアップデートして地域の学校を資源循環の拠点とし、新たな実学の提案を行い、循環者教育に貢献してまいります。
■まなびのもとWEBサイト
https://www.manabinomoto.com/

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■「循環者になろう」特設サイト
https://junkansha.jp/

【本件についてのお問合せ先】

E-mail:[email protected]

【配信元】
株式会社高山商会
E-mail:[email protected]

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【会社概要】
社名:株式会社高山商会
所在地:神奈川県鎌倉市長谷4-6-7
事業内容:教育・学習支援業
設立:1965年10月
HP:https://takayamashokai.com

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