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～松川町の癒しの森である“およりての森”を盛り上げよう～
持続可能な森林環境を確立し、人と森林の豊かな未来を目指す一般社団法人 日本の森林のみらい（代表理事：丸山大知、所在地：岐阜県中津川市苗木）は、2023年5月27日(土)に長野県下伊那郡松川町のおよりての森で、植樹イベント「植樹くりDAY」を開催します。イベントでは栗200本の植樹のほか、森林アドバイザーの案内による森林散策、杉の伐倒見学を実施します。
「およりての森」は平成11年に保健休養の場所として切り開かれ、人が集まる森にしたいという思いから「およりて(よってみて)の森」と名付けられました。平成25年には科学的に森の癒し効果が得られる施設として「森林セラピー基地」の認証を受け、地域住民をはじめとした多くの方に癒しを届けてきました。しかし昨今は、森の整備に携わるスタッフの高齢化や担い手不足により、整備が思うように進んでおらず、地域の方の認知度もあまり高くありません。そこで当法人は、およりての森を管理する松川町と連携し、今回のイベント開催を決定しました。
今回のイベントでは、ぽろたんという新品種の栗200本の植樹のほか、長年およりての森の整備に携わってきた森林アドバイザーによる森林散策、枯れた杉の木の伐倒見学を行います。また今年の山の日である8/11(金)には、同じくおよりての森で森にまつわる映画の上映や、今回のイベントで伐倒した木を使用した木工体験を実施予定です。
当法人では今回のイベントを皮切りに、およりての森を多くの方に知っていただき、癒しや学びを与える場として、より愛される森になるようサポートして参ります。
- 開催概要
イベント名：未来につなげるおよりての森づくり「植樹くりDAY」
開催日時：2023年5月27日(土) 10:00～15:00（受付開始：9:40）
※雨天中止。その場合は前日にホームページでお知らせします。
集合場所：さんさんファーム（〒399-3304 長野県下伊那郡松川町大島2995）
アクセス：お車または高速バスをご利用の場合
・中央高速自動車道 松川インターから７分
・松川インターバス停から車で７分
駐車場：60台収容可能な駐車場あり
参加費：無料
服装：長袖長ズボンなど野外作業ができる服装、スニーカーなどの履きなれた靴
持ち物：水筒、軍手、タオル、帽子、レジャーシートなど
※軽食の準備がございますので、マイ箸、マイ食器のご持参ご協力をお願いします
対象年齢：３歳以上 ※高校生以下は保護者同伴
募集人数：60名程度
申し込みフォーム：https://h8a.me/b6r2z ※5/20(土)応募締め切り
- 代表理事 丸山大知の思い
「林業と農業のハイブリット」
日本では、伐採跡地の多くが再造林されないままになっています。豊かな森を守り、後世に森林資源を残していくには植樹と管理がとても大切です。植樹は杉や桧などの針葉樹が一般的です。針葉樹の成長には長い年月が必要であり、次の伐採まで数十年を要し、また管理に膨大なコストと手間を要するためか、再造林が放棄されている山々が増加傾向です。「植えたいが植えられない、植えたが管理コストが出せない」そのような課題を解決すべく考案したのが、林業と農業のハイブリットである「栗の植樹」です。栗は建築材としての使用だけでなく、約3年で実を収穫することができ、栗拾いなどの観光資源となったり、障がい者の雇用を生むことも可能です。現在日本では栗の多くを海外からの輸入に頼っていますが、食糧自給についても貢献ができます。
“栗”の植樹は林業問題だけでなく、福祉や農業問題をも解決する新たな植樹のモデルケースになるのではないでしょうか。
- 社団法人について
一般社団法人 日本の森林のみらいは、｢日本の木を使い、育て、みらいに繋ぐ｣活動を推進することで、持続可能な森林環境を確立し、人と森林の豊かな未来を目指します。主な活動としては、木や森に対して理解を深める「木育活動」、国産木材の利用を促す「国産材利用推進」、林業において障がい者雇用を創出する「林福連携活動」の3つを中心に行っています。
名称：一般社団法人 日本の森林のみらい
設立：2022年7月22日
所在地：岐阜県中津川市苗木4586番地の50
役員：代表理事 丸山大知