~交流広場を設け、地域のにぎわいを創出する施設を目指します~
東武グループは、経営方針に掲げている「地域社会とともに持続的に発展」することを目指し、これまで様々な事業を推進してまいりました。本施設は、地域コミュニティとつながる駅前開発として、宮代町・杉戸町で暮らす方々の利便性向上と、「東武動物公園」をはじめとした本地域への来街者と地域の方々との交流を生み出す商業施設を目指しており「東武ストア」と「無印良品」が出店します。
本施設では、地域産品や生鮮食料品、生活雑貨等の販売により地域の方々の日常生活を支えつつ、地域に開かれた交流広場「みんなの広場」の整備、飲食店営業等の商いへの挑戦を後押しするシェアキッチンの設置、高齢化が進む地域のニーズを捉えた移動販売等、地域課題解決や地域活性化につながるサービスを提供します。
また、当社はSDGsに賛同し、地域活性化を図るこれまでのイベントに加え、新設する交流広場の活用等、これから生まれる接点が新たな交流を生み出し、持続的なにぎわいが続くことを目指しています。
さらに、本施設で使用する電力量の約1/3を賄えるだけのソーラーパネルを屋根一面に設置することにより、当社として初めて建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS(Building-HousingEnergy-efficiency Labeling System)」において最高評価を獲得するなど、環境にも配慮しています。
当社は、「住み続けたい・訪れたい地域を創る」ことで、社会に不可欠な企業グループとなり、社会と当社グループの持続的な発展を実現してまいります。
- 「東武動物公園駅西口商業施設」について
1 開業日
2021年9月16日(木)
2 所在地
埼玉県南埼玉郡宮代町中央1丁目2番1号
(東武動物公園駅西口から徒歩1分)
3 敷地面積
約16,428㎡(約4,969坪)
4 延床面積
約4,899㎡(約1,482坪)
5 出店店舗
(1)東武ストア 東武動物公園駅前店
①特 徴
地場野菜等の地域産品の販売や、移動スーパー「とくし丸」の運行を予定しています。
②営業時間
9:00~21:00
③業 態
食品を中心としたスーパーマーケット
④取扱商品・サービス
地域にお住まいのお客様が毎日便利にお買物いただけるよう、青果、鮮魚、精肉、惣菜、加工食品、日配食品、生活雑貨をはじめとして、店内で調理した出来立てのお弁当、お惣菜、お寿司等、美味しい商品の提供を行い、品質、鮮度、品揃え、価格、サービスの充実した売場づくりを目指します。さらに、お客様のライフスタイルに合わせ、「少量商品」「大容量商品」「簡便商品」「即食商品」の品揃えを充実させるほか、交流広場「みんなの広場」でお召し上がりいただけるよう、テイクアウトメニューも販売します。また、店舗内にはインストアベーカリーの「リトルマーメイド」、「モスバーガー」を展開します。
(2)無印良品 東武動物公園駅前
①特 徴
ワークショップの開催など、自身が持つ特技を生かして誰もが自由にご利用いただけるレンタルスペース「Open MUJI学び舎」や、飲食店営業とお菓子の製造・販売の一連の活動を経験できるシェアキッチン「みんなの台所」、地域ならではの魅力と楽しみ方を案内する「まちの案内所」など、本店舗独自のサービス・取り組みを展開します。
②営業時間
9:00~21:00
③業 態
衣料品、生活雑貨、食品
④取扱商品・サービス
着心地の良いウエアや、素材にこだわった食品。そして使い勝手を考えた、シンプルで機能的なステーショナリーや家具まで、くらしまわりのすべてが揃います。
6 交流広場
敷地内に約1,200㎡の芝生広場を整備し、マルシェやキッチンカー等のイベント開催や、ピクニックや店舗でお買い上げいただいたテイクアウトメニューを広場で召し上がっていただくなど、利用シーンに合わせてお子様からお年寄りまでどなたでも気軽にご利用いただける広場です。にぎわいを創出するほか、なにかに挑戦したい方の活用の場や新たな交流のきっかけとなることを目指しています。
(1)名 称
「みんなの広場」
(2)敷地面積
約1,200㎡
(3)コンセプト
くつろいだり、あそんだり、なにかをやってみたり、みんなのやりたいことができる広場
(4)利用方法
詳細は、無印良品ホームページにて順次公開していきます。
URL: https://shop.muji.com/jp/tobudobutsukoen-ekimae
7 SDGsへの貢献
本施設での取り組みにより、SDGsにおける4つの目標に貢献していきます。
(1)地域連携の取り組み
当社ではこれまで、愛着をもってご利用いただける施設を目指し、出店する㈱東武ストア、㈱良品計画及び地域の方々とともに、地域の課題解決や活性化に向けた研修会や交流イベントなどを行ってきました。(ゴール11:住み続けられるまちづくりを)(ゴール17:パートナーシップで目標を達成しよう)
また、地域の雑木林「山崎山」を拠点に活動している地域団体の保全活動や、自然観察会・体験会などの活動とその風景に共感し、山崎山に自生する木のひとつ「イヌシデ」を地域の子どもたちと共に植樹しました。(ゴール15:陸の豊かさも守ろう)
本施設を通してこれまで生まれたつながりと、これから生まれるつながりが新たな交流を生み出し、にぎわいが続くことを目指します。
(2)環境配慮への取り組み
屋根一面に配置した約1,450枚のソーラーパネルによる自家発電により、本施設で年間に使用する電力量の約32%を賄います。なお、当社として初めて建築物の省エネルギー性能を表示する第三者認証制度「BELS(Building-Housing Energy-efficiencyLabeling System)」において最高評価の5つ星を獲得しました。
また、緑化整備においても「埼玉県の身近なみどり民間施設緑化事業」の審査で採択され、一部補助金を利用し整備を行いました。(ゴール7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに)