~日本代表を決定する全日本大会へ~
日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2023」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 鹿児島 STAGE」が2023年6月17日(土)、浜平海岸「道の駅たるみず はまびら」周辺において開催されました。計27チーム、81人が参加し、鹿児島県代表に輝いたのはショップのオーナーと店員で結成された社会人チームAUGGIE Aチーム。本チームは、2023年10月に東京都内での開催を予定している、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGE」に進出。2023年11月に日本で開催予定で、日本を含め世界21カ国の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2023」への出場を目指します。
スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
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イベント概要
・日程 2023年6月17日(土)
・開催場所 浜平海岸「道の駅たるみず はまびら」周辺
・参加人数 1チーム3名×27チーム=81人
・協力団体
企画・支援・総括:日本財団
大会運営:(一社)海と日本 PROJECT in 鹿児島、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
協力:(株)ファーストリテイリング
協力団体:垂水市役所/マリンパークたるみず/鹿屋体育大学
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優勝は「AUGGIE A」!拾ったごみの総量は圧巻の15.845kg!
全27チームが参加した鹿児島 STAGE。結果、AUGGIE Aは、ごみ総量15.845kg/1950.3ポイントを獲得し、準優勝チームに94.3ポイント差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
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鹿児島 STAGEで集められたごみの総量は210.152kg!
鹿児島 STAGEは、マリンスポーツの体験施設や道の駅が隣接し、大隅の玄関口として賑わう浜平海岸で開催されました。親子3世代で参加した「神村&安中チーム」の力強い選手宣誓により本大会はスタート。昨年のスポGOMI甲子園・鹿児島大会の優勝チームや、今年ごみ拾い活動を目的に会社内で結成された社会人チームなど、幅広い年齢層のチームがそれぞれ優勝を目指し1時間ごみ拾いを行いました。一見綺麗に見える浜平海岸ですが、茂みの中や流木の間に大きなごみが隠れており、27チーム・81人で集めたごみの総量は210.152kgにもなりました。
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優勝チームコメント
「参加するにあたって、ペットボトルやドリンクの空き缶などは落ちているだろうなと予想していました。その他にスプレー缶や、サラダ油の容器などの生活用品も落ちていて、なぜ海岸に落ちているのだろうと不思議に思いました。流れ着いたのか、捨てられたのかわからないが、海洋ごみについても改めて考えさせられるきっかけとなりました。参加したみなさんの分の気持ちを背負って、日本代表を目指します!」
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。