株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、大阪府との包括連携協定の一環として、2024年11月15日(金)に大阪府立東淀川支援学校(以下、東淀川支援学校)で「おそうじの出前授業」を実施しました。大阪府教育庁との公民連携の取り組みとして、支援学校への出前授業を行ったのは株式会社ダスキンとして初となります。
当社は2000年より、‶掃除を通して子どもたちの力を伸ばす”をテーマに、主に小学校で掃除の大切さや掃除用具の正しい使い方についての出前授業を行っております。今回実施した東淀川支援学校の出前授業では、中学部2年生の生徒29人が参加し、生徒たちが普段使っているほうきやぞうきんを使用し、正しい掃除用具の使い方についてダスキンお掃除教育研究所※の担当者から学びました。生徒たちは実際に掃除用具を使いながら、掃除の基本を楽しく学ぶことができました。出前授業の最後には、掃除をする意義と掃除用具の使い方が掲載されている『クリーンちょうさ隊 メンバー手ちょう』を手渡され、生徒たちからは喜びの声が上がりました。
このような取り組みを通じて、今後も地域社会との連携を深め、子どもたちの成長を支援してまいります。
※ダスキンお掃除教育研究所:学校教育支援活動を通して未来を担う子どもたちの成長をお手伝いするために、掃除の意義や掃除用具の正しい使い方などをお伝えする出前授業や、掃除教育に関するセミナーを教員向けに開催している組織。
・東淀川支援学校 担当先生コメント
普段の授業では見せない生徒の表情や行動などを見ることができた新鮮な授業でした。最後に『クリーンちょうさ隊 メンバー手ちょう』を手に持った生徒の顔がパッと明るくなる様子を見て、各々自信がついたと感じられました。お掃除への関心が高まり、より楽しく実践してくれると思います。
・ダスキン担当者コメント
ほうきやぞうきんを使った実習も皆さんが一生懸命に参加してくれたので、私たちも楽しい時間を過ごせました。掃除は生活していく中で切り離せないものです。なぜ掃除が必要なのか、どうすれば上手くできるのか、まずは関心を持っていただき、楽しみながら学び身に付けていって欲しいと思います。
<参考>
■「学校教育支援活動」について
ダスキンでは、2000年より掃除教育に関する研究に取り組み、教員向けセミナーや出前授業、教育支援カリキュラムの提供などを通して、学校そうじにおける教育を支援する活動を行っています。
■「ダスキン出前授業」について
小学生に対し「なぜ掃除をするのか」といった掃除の意義を理解してもらうとともに、掃除用具の正しい使い方を知り、学校や家庭での掃除に活かしてもらえるような出前授業プログラムを提供しています。
<実績>
実施校数(延べ数):4,345校
受講児童数(延べ数):378,071人 ※2012年4月~2024年3月末時点
■「大阪府包括連携協定」について
締結日:2021年7月16日
内容:大阪府とダスキンが展開する衛生・清掃関連サービスを中心とする訪販グループ、ミスタードーナツを中心とするフードグループの各事業において、7つの分野での連携・協働を促進し、地域の活性化及び地域に密着した住みやすい街づくりのための取り組みをしております。
①健康・・・感染症の予防・啓発事業への協力
②子ども・福祉・・・大阪版支援学校技能検定への協力、体験機会創出支援
③地域活性化・・・大阪産(もん)の普及促進への協力、2025大阪・関西万博開催に向けた協力
④ダイバーシティ・雇用促進・・・女性・シニアの就業支援に向けた連携
⑤安全・安心・・・災害時支援協力、特殊詐欺被害拡大防止に向けた取り組み
⑥環境・・・食品ロス削減の取り組み、「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」への賛同
⑦府政のPR・・・府政のPRに関する協力