リノベ不動産 | 仙台青葉中央店 がリノベーション・オブ・ザ・イヤー2024 800万円未満部門で『最優秀作品賞』を受賞!

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「中古住宅・リノベーション」の流通プラットフォーム「リノベ不動産」を運営する不動産テック企業の株式会社WAKUWAKU(本社:東京都目黒区、代表取締役:鎌田友和)のブランドパートナー店であるリノベ不動産仙台青葉中央店(株式会社N’s Create.)は、リノベーション協議会が主催する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」において、800万円未満部門の「最優秀作品賞」を受賞いたしました。

■「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」とは

「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」は、一般社団法人 リノベーション協議会が主催する1年を代表するリノベーション作品を選出するコンテストで、施工費別に「800万円未満部門」「1500万円未満部門」「1500万円以上部門」「無差別級部門」の4部門が設けられています。今年度は全国からエントリーされた計226作品の中からWEB上の一般投票と住宅系メディア編集者など選考委員8名による審査により受賞作品が発表されました。

 

● 800万円未満部門 最優秀作品賞

 リノベ不動産|仙台青葉中央店(株式会社N’s Create.)

 タイトル「翳りの間」

■最優秀作品賞「翳りの間」について

<リノベーション前> 撮影:髙橋雅人建築設計事務所

<リノベーション後> 撮影:首藤 耀平

<設計者のコメント>

古来より、「暗さ」の中に餘情を見出してきたように、影が堆積するこの空間を介して日常で見えないものを想像し、聴こえないものに聴き耳をたてる。改修という特性上、絶対現実として現れる既存空間の大きさや輪郭、それらを揺さぶる影そのものに住まうことを考えました。

日中、南窓から逆光化した眺望が影に借景として現れ、暗がりに風景が浮かび上がり、日没後には闇夜で充填され、影ごと部屋の半分が消えます。時間とともに影の濃淡が変化し、日常に奥行きをつくるこの場所を“翳間(かげま)”と呼ぶことにしました。

施主様のご要望は「土足で使える広い場所」と「コンパクトな生活空間」でした。前者には翳間を活かし、それに接する線分が長くなるよう、南北方向に居間、寝室、水廻りを設えました。翳間は躯体を現すことで気積を最大化し、光・風が影の中を通り抜ける「内でも外でもある場」として設計しています。生活の中で行き来する翳間は、他の場所にアクセスするためのひと続きの開口部のような役割も持ちます。仕上げには檜合板を使い、耐久性を確保するとともに、白い木肌に自然光を纏わせ、翳間の暗さとの対比を強調しています。生活空間は、翳間より床を20cm高く、天井高を1.9mと極限まで低くし、暗がりの中に生活行為が光の背景として浮かび上がる効果を狙いました。

 

【事例の詳細】

施工タイプ    マンションリノベーション

間取り         1R

床面積       62.15㎡

工期         3ヶ月

担当店舗    リノベ不動産|仙台青葉中央店(株式会社N’s Create.)

      https://r-sendai.com/(サービスサイト)

            https://n-cre.jp/(コーポレートサイト)

     設計:髙橋雅人建築設計事務所

              https://masato-takahashi.jp/

     施工:共栄ハウジング株式会社

              https://kyouei-housing.jp/

     撮影:首藤 耀平

<審査員コメント>※原文そのまま

ワンルームの床や壁の素材を切り替えることでゾーニングするのは、ワンルームリノベーションのあるあるですが、床壁天井を同一素材でぐるりと囲むことで、部屋の中にもう一つ部屋をつくっているのがかっこいい。リノベーションの枠を超えた高いデザイン性を感じました。また、リーズナブルな合板を使い費用を抑えながらも、ホテルライクで上質な雰囲気を演出。一般的には費用のかかってくる天井のふかしも、木材で費用をおさえつつ、横から見た時の断面が印象的で感動しました。

斉藤 アリス(TOKOSIE編集部 ライター、モデル)

 

受賞作品一覧と審査員の講評は、こちらからご覧いただけます。

https://www.renovation.or.jp/oftheyear/award.html

<最優秀作品賞を受賞した店舗へインタビュー>

Q. 受賞の感想をお聞かせください。

リノベーション会社として設立した当社(株式会社N’s Create.)は、今年で創業10周年の節目を迎えました。 その記念すべき年に、かねてより目標としていた名誉ある 「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」において、部門の最優秀作品賞を受賞することができ、大変光栄に存じます。 ノミネートの時点でも大きな喜びを感じておりましたが、今回の受賞は私たちにとって、これまでの歩みへの評価であると受け止め、さらなる成長への励みとなりました。 これもひとえに皆さまのご支援とご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。

 

Q. このお客様の家探しをお手伝いするに至った経緯を教えてください。

数年前、弊社が取り扱っていた中古マンションのスケルトン販売見学会へのお問い合わせをきっかけに、お客様とのご縁が始まりました。 建築設計関係のお仕事をされていることもあり、「自分で物件をリノベーションして住んでみたい」という明確なご希望をお持ちでした。そのため、リノベーションが可能な現況のままの物件やスケルトン販売物件をお探しでいらっしゃいました。 私たちは、物件選びの際に重要なポイントや管理状態などの情報を積極的にご提供し、安心してお住まいを選んでいただくために、資金計画を含めた総合的な住まい探しのお手伝いをさせていただきました。 「街中エリア」「ペット可」「リノベ向き」「十分な広さ」といった優先順位を確認しながら、 ご要望に沿う物件のご提案を重ねました。 途中には空白期間もありましたが、初めてお会いしてから約 3 年にわたるお付き合いとなり、理想の住まいを一緒に見つけることができ、またリノベーションによって理想の住空間を生み出すことができました。

 

Q. 苦労した点や困難だったことは何ですか?

本プロジェクトにおいては、お施主様ご自身が設計者でもあるという特徴的な体制で進行いたしました。物件の解体後には、図面上では確認できなかった構造上の問題が見つかるという予期せぬ事態もありましたが、お施主様と協力しながら管理組合への対応も含め、最善の解決策を見出しつつ、リノベーションのプロセスを前向きに進められました。 施主兼設計者であるお客様と緊密なコミュニケーションを重ね、課題解決に向けて一つ一つ合意形成を図りながらプロジェクトを進めてまいりました。このような過程を経て、結果的により良い住まいを提供できたことを大変うれしく思っております。

 

Q. 今後の展望や目標についてお聞かせください。

今回のプロジェクトは、同じ地域で活動するパートナー様との協業により受賞に至り、大変うれしく思っております。 次回はぜひ、自社の設計・施工によるプロジェクトでの受賞を目指すとともに、仙台・東北エリア全体で業界を牽引するリノベーション事例が増えるよう取り組んで参ります。この地域から数多くの優れた作品が生まれ、多くの皆様に注目される魅力的なまちづくりを推進していきたいと考えております。

 

■リノベ不動産について

「リノベ不動産」は、不動産仲介・リノベーションの設計デザイン・施工・資金計画・インテリア・アフター等の複雑なプロセスを、ワンストップサービスとして提供しています。顧客は負担のかからないシームレスな体験を通し、百人百色の「自分らしい」暮らしを実現することが出来ます。本部では、WEBメディア「リノベ不動産ドットコム」や、業界特化型CRM・MAツール、動画教育コンテンツ、業務プロセスを効率化する統合基幹情報システム「リノベ不動産cloud」などの開発を行い、全国のブランドパートナーへSaaS提供をしています。事業者向けに、複雑な産業構造上の課題を解決しデジタル化を推進するソリューションを提供することで、業界都合ではなく顧客ファーストなサービスを実現しています。また、中古住宅の流通活性化を通じた「ESG」を推進する循環型エコシステムも構築し、サスティナブル社会の実現に貢献していきます。

 

https://renovefudosan.net/   (事業者向け)

https://renovefudosan.com/   (エンドユーサー向け)

https://www.instagram.com/renovefudosan/ (リノベ不動産公式Instagram)

■株式会社WAKUWAKUの概要

「Make The World ” WAKUWAKU ” 世界中の人々がワクワクできる社会を創る」をミッションに掲げ、”「自分らしい」暮らしを「リアル×テクノロジー」で実現する”というビジョンを中心した事業を推進。

「中古仲介+リノベーション」のワンストップサービス「リノベ不動産」の運営、また業界特化型マーケティングオートメーションの開発など、IT×リアルを融合した中古住宅プラットフォーム事業を推進しています。

 

会社名:株式会社WAKUWAKU

所在地:東京都目黒区三田2-4-4 (WAKUWAKU TOKYO Headquarter)

代表者:代表取締役CEO 鎌田友和

設 立:2013年6月

資本金:1億円

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