ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社
ロレアルリサーチ&イノベーションセンター
ロレアルリサーチ&イノベーションセンター(神奈川県川崎市、所長:アミット・ジャヤズウァル、以下「ロレアル」)およびナインシグマ・アジアパシフィック株式会社(本社:東京都千代田区、社長:諏訪 暁彦、以下「ナインシグマ」)は、ロレアルグループのグローバルコミットメント「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」(注1)におけるディスラプティブ・イノベーションのための重要な柱のひとつ「グリーンサイエンス」(注2)による新たな価値創造のため、2021年10月~2022年1月にかけてピッチイベント「グリーンサイエンス2021」を開催いたします。グリーンサイエンスに関する有望な技術をお持ちのスタートアップ、中小企業様のご参加をお待ちしております。
本ピッチイベントのエントリーサイトの運営や参加者呼びかけに関してはロレアルから委託を受けたナインシグマが事務局として担当いたします。
本プロジェクトの詳細:https://www.ninesigma.com/s/loreal_greensciences_application
■目的と背景:グリーンサイエンスに基づく技術の活用と推進
ロレアルグループは、サステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」のもと、社会・環境問題に対応する目的で、製品開発において「グリーンサイエンス」を推進しています。革新的な製品性能と高いサステナビリティを両立させるため、ロレアルは外部の技術を積極的に取り入れ、グリーン製品の開発を加速させていきたいと考えています。このイベントの趣旨は、ロレアルが2030年に向けて定めた目標を達成するために、グローバル規模で製品開発を共同で進めるための主要なパートナーを探すことです。日本のバイオテクノロジーを活用し、戦略的に取り組むべき技術的課題を、パートナー企業とともに解決していきます。
選定された企業には、賞金に加え、ロレアルの研究開発部門が共同研究や化粧品応用のサポートをしてまいります。ロレアルが掲げているグリーンサイエンスをベースに、環境に与える負荷を低減し、自然の力を利用した高機能な成分、循環型経済を用いたパッケージなど、イノベーティブな製品開発を目指します。
■プロジェクトの概要
〇ご参加頂きたい皆様(応募資格)
- 革新的なバイオテクノロジーや環境に配慮したプロセス技術、グリーンケミストリーによる合成技術等の分野における先進技術をもとに、 環境的な課題解決に取り組まれている企業(スタートアップ、中小企業等)
- 最終審査でのピッチ(2022年1月予定)が可能であること
- 最終審査で紹介可能なPoC (Proof of Concept、例えば、プロトタイプやサンプル 、データ)があること
〇審査プロセス
一次審査で約10社を選出し、2022年1月の最終審査において、1社5分のピッチと5分のQ&Aを行っていただきます。審査員投票により最優秀賞を表彰し、ロレアルとの共同研究を行っていただきます。
キックオフミーティング:2021年10月4日(月)13:00- オンラインで実施
*参加申し込み:https://www.ninesigma.com/s/loreal_greensciences_kickoff_registration
エントリー締切 :2021年10月31日(日)まで
*エントリーサイト:https://www.ninesigma.com/s/loreal_greensciences_application
書類審査: 2021年12月(最終審査に進む10社選出)
⁃ 書類審査を通過した企業には「化粧品製品化への展開」をテーマとしたワークショップを開催
最終審査: 2022年1月(詳細は別途ファイナリストにお知らせします)
〇表彰
最優秀賞1社(賞金100万円)、優秀賞2社(同各50万円)
賞金に加え、優れた技術を有する企業とは以下のご提案を予定しております。
• PoC の検証をし、化粧品への応用に向けた領域拡大サポート
• ロレアルR&Iとの技術や製品の共同開発
注1:ロレアル・フォー・ザ・フューチャー:「プラネタリーバウンダリー(地球の限界)」を尊重し、地球との共存を目指すロレアルグループ全体のコミットメント。ロレアルグループが環境に配慮したビジネスモデルに変革することを目指しています。また、世界各国の拠点ごとに、その国が抱える環境および社会的課題の解決に貢献する独自の活動を展開しています。
注2:グリーンサイエンス:ロレアルでは原料の製造から製品の廃棄まで、「環境を考慮」し、「持続的な発展を実現」する科学技術知識の総体を指しています。
ロレアルリサーチ&イノベーションについて
(http://news.nihon-loreal.jp/research_innovation_center/)
日本における研究開発は1983年にスタートし、現在、日本ロレアル リサーチ&イノベーションセンター(所在地:神奈川県川崎市、所長:アミット・ ジャヤズウァル)として、戦略的なイノベーション拠点としての役割を担っています。数ある外資系化粧品企業においても、もっとも歴史ある研究開発部門であり、いち早く日本の文化、歴史、社会を深く理解し、200名以上の研究員が日本人消費者のための製品開発を行っています。
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社について (https://ninesigma.co.jp/)
ナインシグマ・アジアパシフィック株式会社は、オープン・イノベーションを通じて誰もが幸せに暮らせる社会の実現を目指し、2006年に設立されました。ナインシグマ・グループは現在、世界105か国で6000件、国内では1400件以上の、オープン・イノベーション支援実績を誇るグローバル企業です。