スペクティ、NECキャピタルソリューション等が運営するファンドによる増資のお知らせ

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防災AIの技術開発強化へ

データサイエンスで災害情報を可視化・予測する防災テックベンチャーの株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下「スペクティ」)は、NECキャピタルソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今関 智雄、以下「NECキャピタルソリューション」)等が運営する価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合を引受先として、第三者割当増資を実施しましたことをお知らせします。

スペクティが提供する『Spectee Pro』は、SNSや気象データ等から解析した災害情報をリアルタイムに配信する他、河川や道路などに設置されたカメラや、衛星データなどを活用したAIによる解析・予測情報を提供しています。現在、多くの自治体や企業で、防災やBCP、交通や物流の安全やサプライチェーンのリスク管理などを目的に採用が進んでおり、SNSを活用した防災・危機管理ソリューションとしては国内における導入シェア及び満足度ともにNo.1となっています。(※1)

近年世界中で大きな被害をもたらしている気象災害、2019年に行われた国連IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、「気候危機(Climate Crisis)」と表現され、2020年の環境省の『環境白書』でも「気候危機」が明記さました。

スペクティでは、世界中で起きる気象・自然災害は人々の安全だけでなく、企業の事業活動にも大きな影響を与える大きな社会課題と考え、AIを活用したデータサイエンスを通じて、被害状況の可視化や予測、物流やサプラチェーンのリスク管理等に取り組んでいます。

NECキャピタルソリューションは、事業活動そのものが社会的価値を創造すると同時に、企業として求めるべき経済的価値を創出する CSV経営(Creating Shared Value=共通価値の創造)の実現を目指しています。気候危機という世界的な社会課題に対応するソリューションとしてスペクティの取り組みに共感し、スペクティへの出資を通じて、技術の発展と持続可能な社会の構築に共同で取り組んで行きます。

尚、今回調達した資金はデータサイエンスを中心とした防災技術の開発と『Spectee Pro』の事業促進にあてる予定です。

NECキャピタルソリューション ベンチャーファンド部長 國枝和雄コメント
SNSを情報源として世界の動きを導出する取り組みが多数存在する中、スぺクティが提供する『Spectee Pro』のリアルタイム性、位置情報の正確性、S/N比などにおける完成度の高さを評価し、今回投資決定させて頂きました。『Spectee Pro』から得られる情報は、防災やサプライチェーンマネジメントなど、自治体や企業における防災対策の強化、ひいては住み続けられるまちづくり等のSDGs(※2)の取り組みに貢献できるものとして、さらなる発展に期待しています。
 

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■ 株式会社Specteeについて
国内企業契約社数No.1、自治体契約数No.1のAI防災・危機管理ソリューション『Spectee Pro』を中心に、AI等の最先端の技術を活用したビッグデータ解析を通して、災害関連情報や企業のリスク情報などをいち早く提供する他、デジタルツイン技術による被害のシミュレーションや予測などを行っています。「危機を可視化する」をスローガンに、すべての人が安全で豊かな生活を送れる社会の創造を目指しています。
<ホームページ> https://spectee.co.jp/

※1:ゼネラルリサーチ社調べ 2021年3月8日~9日 SNS危機管理情報サービス類似6社または製品を対象とした調査

※2:SDGs(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標。2015年9月に行われた「国連持続可能な開発サミット」において採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030のアジェンダ」で、人間、地球及び繁栄のための行動計画としてかかげた17の目標と169のターゲットからなる。
 

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