国際NGOプラン・インターナショナルが翻訳、監修、解説を担当  大月書店「世界じゅうの女の子のための日 国際ガールズ・デーの本」を出版

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世界各地の女の子が抱える問題と、それに声をあげた9人の少女の物語。小学生からのジェンダー平等理解に

国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、2021年の国際ガールズ・デーに合わせて大月書店より出版される絵本「世界じゅうの女の子のための日 国際ガールズ・デーの本」の翻訳と監修を担当し、解説文を寄稿しました。
同書は、カナダの出版社Kids Can Pressが発行した「International Day of the Girls」の日本語版です。

 

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「世界じゅうの女の子のための日 国際ガールズ・デーの本」
ジェシカ・ハンフリーズ(著/文)
ロナ・アンブローズ(著/文)シモーネ・シン(イラスト)
国際NGOプラン・インターナショナル(翻訳)
発行:大月書店
詳細・購入はこちら http://www.otsukishoten.co.jp/book/b588199.html

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国際NGOプラン・インターナショナルが翻訳、監修、解説を担当   大月書店「世界じゅうの女の子のための日 国際ガールズ・デーの本」を出版のサブ画像3_プランの職員が執筆した解説文~訳者から日本の読者のみなさんへプランの職員が執筆した解説文~訳者から日本の読者のみなさんへ

 

自分の夢を描くために声をあげた9人の女の子の物語
絵本には、異なる国に暮らす9人の女の子たちが登場します。それぞれが、自分が直面するジェンダーに基づく暴力や不平等に対し自ら声をあげ、聡明さや勇気、想像力や優しさを駆使して課題を乗り越えていく前向きな姿が描かれています。9つの物語の最後は、一人ひとりが描く夢に向かって一歩を踏み出す形で幕を閉じます。温かみのあるイラストも、物語に彩りを添えています。

国際ガールズ・デーの成り立ちも分かりやすく解説
また、絵本の中では、世界中の女の子たちの権利を訴え、啓発する国際デーである「国際ガールズ・デー」の成り立ちも解説しています。プランの働きかけで、2011年に国連で制定されるまでの経緯が、分かりやすく紹介されています。

巻末には、今回翻訳と監修に当たったプラン職員による解説文と、活動地域の女の子たちの写真が掲載され、「性別に関係なく、誰もが自分らしく生き、差別や暴力のない社会を一緒に作っていく力が、私たち一人ひとりに備わっている」というプランからのメッセージが紹介されています。

翻訳を担当した広報マーケティング部 平田 泉職員のメッセージ
9人の登場人物を通じて、これまで知らなかった世界の現実を知ることができる一方で、女の子たちが持つ可能性や能力を再認識できるこの絵本は、小学校高学年から大人まで幅広い年代の方たちに楽しんでいただける内容となっています。
2018年にノーベル平和賞を受賞したアフリカ、コンゴ出身のデニ・ムクウェゲ医師は、「すべての人が自己実現を果たし、女性が男性と同じように尊厳を持ち権利を享受できる社会を実現するためには、世界中の何千人もの女性の境遇に無関心でいてはならない」と語っています。この本がそのきっかけとなり、一人でも多くの方が世界の女の子たちが置かれている状況について関心を持ち、小さなアクションにつなげてくださることを願っています。

国際ガールズ・デー2021年のテーマ「THINK FOR GIRLS~女の子たちが再び夢を描ける世界へ」

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10月11日の「国際ガールズ・デー」は、「女の子の権利」や「女の子のエンパワーメント」の促進を、広く国際社会に呼びかける日として、プラン・インターナショナルの働きかけを受けて国連に定められました。
長引く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、世界的なジェンダー・ギャップの解消にかかる時間は、これまで言われていた99.5年から135.6年へと一世代分増えたと試算されています。コロナ禍のもと、世界中の女の子たちがジェンダーに基づく暴力や、早すぎる結婚、人身取引などの犠牲となり、人生を豊かにするための機会や自由を奪われてしまっている現状の中、今年は、そのような女の子たちが再び夢を描ける世界を取り戻すために、日本の私たちにできることを考える機会にしたいと考えています。
 

プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。https://www.plan-international.jp

 

 

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