2021年9月12日(日)9時30分~ 大分市中心部
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程:2021年9月12日(日)9時30分~12時00分
・開催場所 拠点:お部屋ラボ 祝祭の広場
・参加人数:計29名(3名×9チーム=27人/2名×1チーム=2名)
優勝は高校生男子3人組。圧倒的な成績で他チームを圧倒
10チームが参加した大分県大会。ほぼ全てのチームが思い思いのオリジナルアイテムを持って参戦し、大会への意気込みは十分。ポイントの高いたばこを多く拾う作戦を立てたり、全てのエリアを網羅しようときびきびと活動する様子が見られ、競技中盤までどのチームが優勝するか見えない状況でした。
そんな中、昨年参加した先輩からのアドバイスを受けながら、今回初参加した塚chillチームが公園に不法投棄されていた多くのペットボトルを発見し圧倒的なリードを奪います。
ほかチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、塚chillチームは、ごみ総量4.89kg/1,634ポイントを獲得。準優勝チームに1000ポイント以上の差をつけて優勝しました。12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
塚chillチームのコメント
自分たちは大分市中心部の学校に通っていて、(今回の競技エリアは)日ごろから利用している道ですが、注意深く歩いてみると、こんなにも多くのごみが落ちていて驚きました。街を綺麗に保てるよう、普段から美化に努めたいと思います。全国大会では大分県を代表してしっかりと結果が残せるよう全力で頑張ります!
大分大会で集められたごみの総量はおよそ18kg
大分市は「日本一きれいなまちづくり」を掲げ、「ポイ捨てのない」「清掃がいきとどいた」「花いっぱい」の大分市を目指し、市民・事業者・行政が協働し取り組みを推進しています。市民がごみ拾いのボランティア活動をする様子も目にします。しかし、「市内の幹線道路などには依然としてごみが多く見られる」などといった声も寄せられているようで、残念ながら、まだまだポイ捨てごみが存在していると感じます。特に大分市中心部は海に隣接しており、不当に捨てられたごみは海へと運ばれ、海洋環境に大きな影響を与え問題視されています。一部の人が「綺麗な街・海づくり」意識するのではなく、社会全体として取り組んで行くことが必要です。この「スポごみ甲子園」も、意識を変えていくきっかけとなれば嬉しく思います。
団体概要
団体名称:スポGOMI甲子園実行委員会
本社所在地:〒106-0046 東京都港区元麻布3-10-4 Re-Flat303
電話番号:03-6804-2545
代表理事:矢野浩二
設立:2021年1月18日
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。
海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/