障がい者がその能力や個性を発揮でき、自らの意思により地域で自立した生活を送れる社会を目指し、テレワークへの理解促進とテレワークによる就労機会創出を行い、障がい者のテレワークを通じた共生社会を実現していきます。
今回の連携協定締結に際し、D&Iと平塚市によるセレモニーを実施しました。
- 背景
平塚市は、障がい者の就労機会の拡大と社会参加の促進には、就労における通勤や職場環境、人間関係等に対する不安解消が課題の一つだと捉え、テレワークに着目しました。テレワークの推進により、市内事業所にとっても雇用のハードルが下がり、障害者雇用促進法に基づく法定雇用率達成への寄与も期待できます。またこの取り組みが平塚市のＳＤＧｓ推進にも貢献します。
- 連携協定の概要
（１）障がい者のテレワークによる就労機会創出
市内事業者に対してD&Iが障がい者雇用に関するノウハウや好事例をセミナー等により平塚市内事業者に情報提供
（２）障がい者のテレワークへの理解促進
障がい者のテレワークに関する情報提供を目的とし、市民等のニーズに合わせたセミナーを開催
（３）障がい者のテレワークを通じた共生社会の実現に関すること
障がい者の就労促進を目的とし、市民や市内事業所向けのセミナーやマッチングイベントを開催。
- 連携協定の全体像
- 今後の展望
まずは、企業向けと障がい者・支援者向けにセミナーを実施していきます。市内事業者にとっては、障害者雇用の一つの手法としてテレワークがあることを知っていただき、自社に合った障害者雇用を考えるきっかけになることを目指します。
また、障がい者および支援者にとっては、テレワークという働き方を知ることで、自分の働く選択肢を広げるきっかけになることを目指します。その後は平塚市内の企業でのテレワーク雇用事例を作り、多様な働き方を実現することで、平塚市の障害者雇用をより促進させてまいります。