- 包括連携協定締結式の実施
■ 締結背景
殺虫剤や防虫剤などの「虫ケア用品」や衛生関連製品の製造・販売を行っているアース製薬は、長年の研究で培ってきた知見やノウハウ及び社会貢献活動での実績を活かし、持続可能な開発目標(SDGs)推進に向けて各自治体と連携し、社会課題を解決していくことを中期経営計画で掲げています。そして今後、全国47都道府県との包括連携協定締結を目指す中で、この度、他県に先駆けて国内初の協定を熊本県と締結しました。蒲島知事は、本締結を機にアース製薬と「強力な信頼関係を築いていきたい」と述べています。
■ 締結内容
本協定は、以下の4項目について、地域課題への迅速かつ適切な対応を通じて、熊本県の更なる発展に寄与するために、相互に連携、協力することを定めています。
● 連携事項:①安全安心で健康な暮らしに関すること
②教育、文化及びスポーツの振興に関すること
③災害時における被災者の支援に関すること
④その他、両者が協議し、必要と認めること
6月23日(水)に県庁にて実施した締結式では、アース製薬 代表取締役社長の川端氏より、「新型コロナ感染対策に役立ててほしい」と、同社の手指洗浄液などが贈呈されました。
● 贈 呈 品 :①手指洗浄液「アクアクリエイト」… 本体2ケース、詰替え用5ケース
②虫ケア用品「アースノーマット電池式」… 200個
※①は県庁舎の出入口に設置予定、②は県内の児童養護施設やファミリーホーム等に配付予定
■ 今後の連携予定
7月27日には、熊本県立の宇土市中学校・高等学校(スーパーサイエンスハイスクール)の生徒を対象に、学校とアース製薬の研究施設をオンラインで繋いだリモート施設見学会を実施予定です。見学会では、同社の研究職社員から講義を受ける時間も設けています。この提案を受
けて蒲島知事は、子どもたちが最先端の技術に触れることで、「新たな発想や研究課題の創出に繋がるものと大いに期待」したいと述べています。