世界的な人口増加に伴い、肉の消費量は増え続けています。しかし食料資源や環境保護の観点から、畜産を拡大するのは困難な状況です。そこで、近年注目を集めているのが大豆などの植物を原料とした代替肉です。セミナーでは日本の肉食文化、欧米での代替肉の状況、肉食の課題、代替肉の将来についてのお話のほか、代替肉を美味しく調理する方法について調理実演を行って頂きました。ぜひご覧ください。
代替肉は、世界的な人口増加にともなうタンパク質不足の懸念から近年注目をあつめている食材です。動画では問題の背景の解説のほか、代替肉の美味しい調理法や肉のように満足できる野菜の味付けなども紹介。ご家庭で簡単に作れるレシピも必見です!
東京ガス食情報センターでは、食の栄養・健康面だけでなく、精神的・社会的側面までカバーするような幅広い情報をお届したいと考えています。今後もこのような「人生を豊かにする『Well-Beingな食』」を提案して参りますので、どうぞご期待下さい。
(過去のセミナー動画はこちら https://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/torikumi/seminar/index.html)
- 登壇者紹介
(1) 三石 誠司(みついし せいじ)氏
宮城大学 食産業学群 フードマネジメント学類 教授
JA全農に22年勤務。海外駐在経験と穀物の輸出入取引の実務経験を踏まえ、グローバル化が進展している現在の食料・農業・農村と企業活動との関係や、その中における個人や組織の役割と戦略、守るべき倫理などを研究。
(2) 米澤 文雄(よねざわ ふみお)氏
「The Burn」 エグゼクティブ・シェフ
2002年に単身NYへ渡り、「jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)」本店で日本人初のスー・シェフに抜擢。帰国後、日本国内の名店で総料理長を務めたのち、2018年、サステナブルグリルレストラン「The Burn」のエグゼクティブシェフに就任。
(3)モデレーター
生田目 早苗(なまため さなえ)東京ガス 食情報センター所長
- 調理実演メニュー
◆焼きナスのジンジャーマリネ 赤玉ねぎのピクルスと生姜のフリット
◆ソイミートのスパイス・キーマカレー