仏・ロレアル「国連グローバル・コンパクト」からサステナビリティにおけるリーダーとして認定

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世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルグループ(本社:パリ)は、現地時間 9 月20日、「国連グローバル・コンパクトの10 原則」への責任ある企業としての遵守と、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を成長戦略の中核に据えていることが評価され、7年連続して「国連グローバル・コンパクト・リード企業」として認定されたことを発表しました。

この認定により、ロレアルは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の4分野-人権、労働、環境、腐敗防止に最も高い関心を持って事業戦略を展開している企業として認定されたこととなります。ロレアルは2003年よりUNGCに参加しています。

ロレアルグループ エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、最高社会責任者 (CCRO) 兼 ロレアル財団エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントであるアレクサンドラ・パルトは次のように述べています。「企業は善のための力となることが可能で、またそうあるべきであると考えます。企業は、包摂的で持続可能でない社会では繁栄できないことを理解しつつあります。国連グローバル・コンパクトの認定は、人権の保護、バリューチェーン全体での適正な労働条件の提供、気候変動や生物多様性の損失などの緊急の環境問題への取り組みなど、ロレアルの長年のコミットメントと努力を裏付けるものです。ロレアルは大きな進歩を遂げてきましたが、これで終わりではありません。私たちには、これから先10年間変化は可能であることを示していきます」。

国連グローバル・コンパクトCEO 兼  エグゼクティブ・ディレクターであるサンダ・オジャンボ氏は、次のようにコメントしています。「認定されたリード企業は、国連グローバル・コンパクトへの最高レベルのエンゲージメントを象徴しています。世界はこれまで以上に、今日発表されたリード企業のように、あらゆる規模の企業が、持続可能なパフォーマンスの向上に継続的に取り組み、より良い世界を築くために行動することを必要としています」。

ロレアルは、サステナビリティプログラム、倫理への強いコミットメント、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、そしてロレアル財団と各ブランドの支援によるフィランソロピー活動を通じて、2015年に国連が定めた17の「持続可能な開発目標」のうち16の目標に貢献しています。次の10年に向けてのビジョンは、「地球の限界」を尊重した事業活動を行い、今日の最も差し迫った環境的・社会的課題の解決に向けて、より大きな責任を負う企業となることです。

ロレアルグループは、2030年に向けて主に以下のようにコミットしています。

● 1.5℃のシナリオに沿って、すべてのスコープにおける温室効果ガスの排出量を最終製品あたり50%(絶対値では25%)削減。ロレアルグループはニューヨーク・クライメイト・ウィークのパートナーとして、本件のコミットメントを再表明しています
● 5,000 万ユーロのインパクト投資ファンドである 「L'Oréal Fund for Nature Regeneration(自然再生のためのロレアル基金)」を通じて、劣化した生態系の 100 万ヘクタールの回復を支援
● 社会的弱者に対し100万件の雇用創出を支援
● 戦略的サプライヤーの 従業員に、彼らの基本的ニーズと扶養家族のニーズを満たす生活賃金を100%保証

ロレアルは経済協力機構(OECD)が提唱する「Business for Inclusive Growth(包摂的成長のためのビジネス)」および国連グローバル・コンパクトの「Decent Work In Global Supply Chain Action Platform (サプライチェーンにおける人権尊重を促進する仕組みの整備)」に参加しています。また、他企業と協力して、世界のバリューチェーン全体に生活賃金のアプローチを浸透させ、できるだけ多くの人々の生活水準の向上に貢献しています。ロレアルは、気候変動や環境悪化、社会不安に直面している世界では、強力で機能的なビジネスを行うことはできないと確信しています。

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ロレアルについて  https://www.loreal.com/en/
ロレアルは、100 年以上にわたって美に専念してきました。35 の多様で補完的なブランド[i]からなる独自の国際的なポートフォリオにより、グループは 2020 年に 279 億 9000 万ユーロの売上高を達成し、世界中で 85,400 人の従業員を雇用しています。世界有数のビューティーカンパニーで あるロレアルは、マス市場、百貨店、調剤薬局・ドラッグストア、ヘアサロン、トラベルリテール、ブランドリテール、E コマースなど、あらゆる流通ネットワークに展開しています。 研究とイノベーション、そして 4,000 人の研究専任チームは、ロレアルの戦略の中核であり、世界中の美への熱望を叶えるために活動していま す。ロレアルは、2030 年に向けてグループ全体で意欲的な持続可能な開発目標を掲げ、より包括的でサステナブルな社会に向けてエコシステム を強化することを目指しています。

日本ロレアルについて  https://www.nihon-loreal.jp/
ロレアルは 1963 年から日本で事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。 2020 年末時点での社員数は、 2,491 人、2021 年 2 月現在の取り扱いブランドは 17 です。化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。

[i]L’ORĒAL Annual Report 2020 に基づく

 

 

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