現在女子の野球人口は年々増加の一途をたどり、2019年の競技人口は約21,000人、高校の女子硬式野球部は43校とそれぞれ2016年と比較して約1.3倍となっています。(共に日本女子野球連盟の資料を元に調べ)
そうした中株式会社ダイサンとしては、女子野球界の発展と女性の活躍の推進、さらに地元廿日市市にある広島県立佐伯高等学校女子硬式野球部の生徒たちをはじめとした、社会人レベルで野球を継続したいと思っている女子野球選手がより高いレベルで野球に関わることができる場所としてはつかいちサンブレイズを発足します。
現在、広島市の元佐川急便湯来(ゆき)スポーツセンター及び研修施設を正式取得し、企業チームとしては珍しい専用球場「ダイサンボールパーク(仮)」として整備するなど、着々と準備を進めております。
【本拠地 ダイサンボールパーク(仮称)】
所在地:広島県広島市佐伯区杉並台
両 翼:95メートル
センター:120メートル
記者発表会は、司会者からの一問一答形式で行われました。
記者発表会のダイジェスト動画はこちら
https://youtu.be/R0c9DRnOXVE
【一問一答】
■石橋総監督に聴く、チームのビジョン
―目指すチームの形。
石橋文雄総監督(以下総監督):強いチーム。そして地元や地域の方々にかわいがってもらえるようなチームにしたい。
―どういう選手に来て欲しいか。
総監督:素直な選手に来て欲しい。
―サンブレイズを選んでくれた選手をどうバックアップするか。
総監督:入ってくれた場合は(株式会社ダイサンとしての)仕事もある。野球にも仕事にも楽しく打ち込める環境を作っていきたい。
―元カープの選手。広島で愛される野球チームになるには。
総監督:現役時代からカープは家族的な雰囲気のいいチーム。そして機動力などを駆使したアグレッシブなチーム。そういうところはサンブレイズとして意識していきたい。
■岩谷監督に聞く、女子野球への想い
―女子野球の魅力とは。
岩谷美里監督(以下監督):しなやかな身体の使い方や柔らかさ。男子選手には無い魅力を見て欲しい。
―選手兼任監督。現役への想いは。
監督:初の挑戦だが、監督として選手の力を引き出せるようサポートしつつ、選手としてもチームを引っ張っていきたい。
―女子が社会人レベルで野球を継続するためには
監督:(前提として)野球が好きかどうか。好きならどんな場所でも野球をやれる。ただ男子に混じって練習するのは精神的に苦しいものがある。そういう点で(自分たちも選択肢になれるよう)力を尽くしていきたい。一方、社会人レベルで女子野球が発展するためには小学校・中学校で女子野球がもっと盛んになる必要がある。こういうところも努力したい。
―サンブレイズで目指すもの
監督:(正式発足はこれからだが)全日本女子硬式クラブ野球選手権で優勝し、日本一のチームにしたい。また、小学校や中学校で野球をしている女子野球選手たちの見本になるようなチームにしたい。
■地元廿日市市へのメッセージ
総監督:サンブレイズを地域の宝と呼ばれるようなチームにしていきたい。地元から愛されるようなチームを目指していきたいと思っております。
監督:選手一人ひとりを覚えてもらえるようなチーム。そして地域の活力を生み出すようなチームにしていきたいです。
一問一答形式の質疑応答後は、はつかいちサンブレイズで初となるセレクション(入団テスト)の概要が発表され、記者発表会は終了となりました。
【はつかいちサンブレイズ セレクション】
■ 日時
2021年11月3日(水祝)当日受付可能 10:00~17:00終了予定(受付開始9:00)
■ 場所
廿日市市HIROHAI佐伯総合スポーツ公園
《住所》広島県廿日市市津田545番地
※雨天時決行
■ 応募資格
高校三年生で卒業見込みのある方
18歳以上の方
■ 参加費
無料
■ 応募方法
はつかいちサンブレイズホームページ内のお問い合わせフォームに必要事項を記入し、お問い合わせ内容の欄にポジションのみご記入ください。
※参加者多数の場合は締め切らせていただく場合がございます。
■ テスト内容
投手(ピッチング)、野手(守備、バッティング)
■ 合否
セレクションから2021年11月12日までに合格者のみ、電話にて、ご連絡させていただきます。
■ その他、持ち物
グローブ、スパイク、昼食持参(近くにコンビニあります。車で約10分)、ウォーミングアップは各自でお願いします。