「SDGs対応の価値共創型の環境取り組み」について特別講演を実施
「朝日地球会議」は、朝日新聞社が誰ひとり取り残さず、すべての人が暮らしやすい持続可能な地球と社会について、みなさまとともに考えていくシンポジウムです。当社では本シンポジウムへの協賛を行っており、今年で4年連続4回目となります。今年は「希望と行動が世界を変える」をメインテーマに、感染拡大防止の観点から、昨年に引き続いてオンライン配信の形で開催し、5日間のべ約105万人※がオンライン視聴しました。
※「Brightcove(公式サイトの視聴ページ)」のべ約9万4千人、「Twitterライブ」のべ約95万6千人
開催2日目の18日(月)には、当社上席執行役員の箕輪 睦夫が、2020年より「ずっと笑顔でいられるために」をSDGsビジョンに定め、従来のCSR活動をSDGs視点に基づいた分類「健康」「社会」「地球」「未来」の「4つの笑顔」へと移行したことや、「自社の強みを社会で活かす」ために「身近な取組み」を世界へ広げてきた中での「光触媒」との出会いや「地球規模の環境」との向き合い方をお話ししました。
■SDGsに基づいたCSR活動 活動事例のご紹介
▶「愛のチャリティ」について
「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へウィッグをプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から40年以上継続して実施しています。元々はクリスマスの期間に行われていたキャンペーンでしたが、2012年より通年に変更しました。また、2014年3月からはすぐにウィッグが必要なお子さまのために、オーダーメイド・ウィッグだけではなく、レディメイド・ウィッグのプレゼントも開始しました。
▶ スタジオADについて
スタジオADは、アデランスの文化芸能部門としてヘアメイクや特殊メイクなどの専門技術を持ったエキスパートで構成され、撮影の現場や芸能用ウィッグの製作の他、ヘアメイク全般のプランニングなども手掛けています。
ヘアとメイクは、それぞれを切り離して考えることはできません。メイクもナチュラルなものから、大きく変化させるものまで、幅広く対応させるためには、特殊メイクを用いることもあります。ヘアについても、自髪のスタイリングだけではカバーできない場合は、ウィッグを活用することにより表現の幅が広がります。
特にスタジオADが得意とする芸能用ウィッグにおいては、フィット感はもちろん、軽量、通気性に優れ、キャストの使い勝手や客席からみた美しさ、ナチュラルさは各方面の方々から称賛いただいております。スタジオADの技術は舞台や映画、コンサート、ドラマなど、エンターテインメントの現場において、数多くの方々にご利用いただき、その評判は国内のみならず、海外にも届いています。
■光触媒とは
酸化チタンが持つ光触媒反応を応用した技術で「それ自体は変化せず、光を受けることで反応を促進するもの」と定義づけられ、光触媒を吹き付けた箇所に太陽光や室内灯などの光が当たることによって、その表面で化学反応を起こし、有機物などを分解する特徴があるとされています。室内壁面などに光触媒コーティングを施すことで、光触媒自体に付着する菌やウィルスの増殖を抑制、悪臭を緩和します。
また、太陽光や室内照明などから出る光エネルギーのみで作用が起こるため、枯渇性エネルギーを使用することなく衛生環境の維持ができるサステイナブルな技術としても注目が高まっています。
※すべての菌・ウィルスに効果があるわけではありません。
■開催概要
名 称:朝日地球会議2021
日 程:10月17日(日)~21日(木)
※当社の特別講演は、10月18日(月)15:15~15:30
会 場:オンライン開催
主 催:朝日新聞社
共 催:テレビ朝日
特別協賛:旭硝子財団、アデランス、イオン環境財団、サントリーホールディングス、JT、台湾貿易センター
協 賛:住友林業
特別協力:帝国ホテル、テレビ朝日映像
協 力:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン、日本マーケティング協会、朝日学生新聞社、
CNET Japan、ハフポスト日本版、セガサミーホールディングス
特別共催:国際交流基金日米センター、東京大学未来ビジョン研究センター
後 援:外務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省
■アデランスのCSR活動について
アデランスグループのCSR活動は、「社会的価値を持った活動」をさらに深め、広げていくことで、お客様や社会からの信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すものです。こうした活動を「事業と一体化した価値共創型CSR」として進めています。
■アデランスのSDGsに対する取り組み
アデランスグループは、グローバルに事業を展開する企業として、SDGsで掲げられる、世界が直面するさまざまな課題と真摯に向き合い、事業を通じた社会課題の解決を図ることで、持続可能な社会の実現に寄与し、持続的な成長を目指していきます。