社会にも生活者にも無理がない、「つづくサステナビリティ」へ
アップデートに伴い、「心地よさ」という感情的モチベーションに基づいた、新たな店舗検索UXの提供、全国のローカルに眠るサステナブルな取り組みを発掘する、Local Sustainable Guide(LSG)プロジェクトの開始など、様々な取り組みをスタート。サステナブルマップアプリからサステナブルプラットフォームへと進化します。(WEB版:https://slowz.jp/)
全国200店舗以上。日本最大級のサステナブルプラットフォームへ
WEB版への移行にともない、首都圏に限定したサステナブルショップの掲載エリアを京都府や長野県など、全国に拡大。2021年11月1日現在、200を超えるサステナブルショップ情報を掲載しています。また、店舗掲載募集フォームを新設し、ユーザーからもサステナブルショップ情報を公募できるようになりました。全国津々浦々のサステナブルショップ・エリア情報が集まる、日本最大級のサステナブルプラットフォームを目指していきます。
WEB版に移行したことで特集ページの立ち上げなど、WEBプラットフォーム内でプロジェクトを企画することも容易に。パートナー企業とのコラボレーションもさらに推進していきます。
日本初。「心地よさ」という感情的モチベーションに基づいた、新たな店舗検索UXの提供
これまで、サステナビリティへのアクションは、「〜しなきゃ」という義務感や使命感に駆られて行われることが少なくありませんでした。しかし、ユーザーインタビューで見えてきたのは、「サステナブルなアクションをもっと無理なく、暮らしの中で自然に行いたい」という声でした。
そこで、単にサステナブルであるという理由だけでなく、「心地いいから」という人のモチベーションに寄り添った選択ができるよう、心地よさを指標にして店を探せるUXを新たに実装。私たちが感じる心地よさを8つに分類して、そのデータを店舗に登録することで、ユーザーがそのとき味わいたい体験や感情にマッチしたお店選びができるようアップデートしました。
また、その店舗を訪れたユーザーが、そこで感じた心地よさを感想とともにコメント投稿できる機能も実装し、ユーザーみんながサステナブルで、かつ心地よいと感じられるお店をおすすめし合う仕組みを実現。社会や環境へのサステナブルなアクションと、個人のウェルビーイングの両立を目指していきます。
サステナブルライフスタイルのヒントが見つかる。slowz編集部発のオリジナルコンテンツ
「地球環境や社会にいいことを日々の生活から実践したい。けれど、具体的に何をすればいいか分からない」。そんなユーザーの声を参考に、地球にも社会にも、そして自分にも心地よいサステナブルなライフスタイルを送るヒントになるコンテンツも新たに提供を開始します。
slowz上に掲載させていただいているサステナブルショップのスタッフさんに、偏愛しているサステナブルアイテムを聞く「偏愛sustainable things」企画や、世界中のサステナブルな取り組みにアンテナを張る編集部メンバーが海外のサステナブルトレンドについて紹介したり、サステナブルショップをめぐる街歩きガイドコンテンツを提供します。
ローカルからサステナブルなプロジェクトを共創。「Local Sustainable Guideプロジェクト」を開始
「三方良し」という言葉が近江商人から生まれたように、サステナブルな暮らしやビジネスの知恵はむしろローカルにこそ根付いています。そこで、都市部だけでなく、全国のローカルに眠るサステナブルな暮らしのヒントや店舗情報をslowzと共に発掘し、発信してくれるパートナーとして「Local Sustainable Guide(LSG)」を新たに募集します。
LSGには、地域に根付いてサステナブルな取り組みを行う方々を認定。LSGの皆さんと、記事コンテンツ制作、slowzとコラボしたイベントやプロジェクトの共創、全国のLSGがつながるミートアップイベントの企画などを実施予定。
LSGの皆さんとのコラボレーションを増やしていくことで、ローカル発のサステナブルな取り組みを共創していきます。
slowzの企業向け提供ソリューションについて
生活者に対してだけでなく、サステナブルな事業を作っていきたい企業向けに「プロジェクト・コラボレーションデザイン」「リサーチデザイン」「サステナブルショップ出店支援」の3つのソリューションも提供していきます。
①プロジェクト・コラボレーションデザイン
企業のサステナブル意識・知識浸透のワークショップや、その後のプロジェクト開発、サービス開発をslowzの知見やデータを活用して支援。
事例:Yahoo! JAPANの「LODGE」様
サステナビリティの課題が集中している都市を軸に、気候変動やジェンダー、経済格差といったテーマを横断してサステナビリティを学び、知り、実践していくためのきっかけを生み出していく「SUSTAINABLE CITY PLANET」プロジェクトをYahoo! JAPAN LODGE様とコラボレーションする形でプロデュースしました。第一弾として、『うしろめたさの人類学』などの著書で知られる文化人類学者の松村圭一郎氏をはじめとして、Forbes 30 UNDER 30受賞の福祉領域スタートアップ ヘラルボニー代表の松田崇弥氏など、多くのゲストとともにそれぞれのサステナビリティを問うトークイベントを開催。
②リサーチデザイン
slowzを活用したユーザーアンケートやユーザーヒアリングを含め、リサーチプロジェクトの立ち上げ〜収集・レポート化まで行うシンクタンク支援。
事例:IDEAS FOR GOOD様との共同リサーチPJ
世界中のソーシャルグッドな取り組みを紹介するWEBメディア「IDEAS FOR GOOD」様と共同で、実施した寄付型アンケート企画。サステナビリティやSDGsに対する質問に答えることで、アンケート回数×100円が社会課題に取り組む団体に寄付されるというもの。企業は生活者のインサイトや考えをダイレクトに知ることができ、生活者はアンケートを通してカジュアルに社会課題の取り組みに貢献できることができるという好循環モデルが評価を受け、約1ヶ月にも満たない掲載期間で100人以上からの回答を実現。今後、寄付型アンケートというスキームを企業様とも連携して行っていきたいと考えています。
③サステナブルショップ設計・出店支援
slowz運営企業である建築クリエイティブスタジオNoMaDoSの不動産-建築設計スキームと連携することで、サステナブルをテーマに店舗出店やポップアップ出店を検討されている企業向けに、不動産斡旋〜サステナビリティを機能的に実現した空間デザインおよび、出店後のslowz内PR支援・キャンペーン企画をパッケージとした出店支援を提供。
事例:ゼロ・ウェイスト・スーパー『斗々屋』京都本店
量り売りを軸に循環型な社会を目指し、オーガニック食材のゼロウェイストな卸販売、そして2019年からは直営店を展開している斗々屋。slowzでの取材のなかで、循環型社会を目指すというコンセプトを体現する新店舗を作りたいという思いを受けて、NoMaDoSが空間デザインを総合プロデュース。店内の壁や天井、床などを、移動や分解ができ、再び組み立てられる設計とし、環境配慮かつゼロ・ウェイストという視点で総合的なデザインをしました。その結果、Yahoo!ニュースや朝日新聞をはじめとした有名メディアに取り上げられるなど、話題性のある店舗として注目を得ることに貢献いたしました。
メディア掲載実績
地球環境やSDGsへの関心が高まる中で、サステナブルをカジュアルに気軽に日常に取り入れていくサステナブルマップアプリというコンセプトを評価され、下記のメディア様を筆頭に、10数媒体以上で取り上げていただきました。
slowz運営会社:NoMaDoS
一級建築士事務所 株式会社NoMaDoS(https://www.nomados.co.jp/)は、建築士やマーケター、デザイナーなど多様なスキルを持った人材で構成された建築クリエイティブスタジオ。メンバーたちが全国にノマド的に分散・居住するスタイルをとりながら、建築設計デザインを中心に、様々なプロジェクトのブランディングプロデュースや事業構築など、上流から下流のデザインアウトプットまでを一貫して行っています。
自社サービスとして2020年にサステナブルマップアプリslowzをリリースし、VOGUE JAPANやananなど有名メディアに取り上げられるなど、建築にとらわれすぎない有機的で自由なアーキテクト(創造)を行っています。