株式会社イムラ、奈良女子大学で「なら学+(プラス)」の講義を実施

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工務店の立場から、吉野杉の魅力と吉野林業の歴史を語る

奈良・大阪で「吉野杉の家」の注文住宅を建てている株式会社イムラ(本社:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1、代表取締役社長:井村義嗣)は、10月12日と19日の2回に分けて、国立大学法人奈良女子大学やまと共創郷育センターの地域志向科目「なら学+(プラス)」にオンライン参加し講師を勤めました。その中でウッドショックや過疎化などのキーワードを折り込みながら、吉野杉の魅力や吉野林業の歴史と課題点を論じさせていただきました。

 

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「なら学+(プラス)」とは
奈良県奈良市に本拠地をおく奈良女子大学が県内企業や自治体、県内教育機関から多彩なゲストを迎え、「奈良」をフィールドとして地域社会の抱える問題を見つけ、その解決策をともに考えてゆくことを目的として設置した「地域志向科目」。奈良で働く人からのメッセージを受けてキャリアプランを豊かにし、地域で活躍できる人材の育成を目指す。 
※参考リンク:http://www.nara-wu.ac.jp/yamato/

講義を終えて
講師:株式会社イムラ 常務取締役 井村真輝
「なら学+(プラス)への参加は4年連続4回目の参加になります。弊社のCSR活動の一貫として、民間の立場・工務店の立場から見た、吉野杉の魅力や吉野林業の現状について、『奈良』というフィールドについてご興味がある約160名ほどの学生様にお話をしています。林業は学生からみて大変距離感のあるテーマだと思われますので、過疎化や限界集落等の昨今の地域の課題と併せて、なるべく平易な内容で問題点をお伝えするように毎回心がけています。今回は特に直前に『ウッドショック』という日本中で建築用の木材が払底してしまう現象が起き、国産材全体の復権を訴えながら、住宅に吉野杉を使うことの魅力をお話すると大変大きな反響をいただきました。」
 

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参加学生の声
「吉野杉について今日のような講義を続けていくことで、将来家を建てることになった際、吉野杉を使った家づくりが候補に挙がる人が増えていくのだと思う。吉野に再び人が集まってくるには、この先数年、数十年の努力が必要だということが分かり、吉野杉やそれに関連することに関わっている人の熱意がうかがえた。」

「住宅展示場に行ったとき吉野杉が紹介されており、香りがとてもよく、肌触りが滑らかだったのを覚えている。
ウッドショックで輸入材が不足していることをひとつのきっかけとして、国内産の木材、吉野杉に目を向け、多くの人がその魅力に気付けるようになれば良いなと思った。」

「ウッドショックのお話を伺い、コロナ感染の影響は林業にも及んでいたのかと初めて知りました。消費者の目線からすると、やはり安い方がうれしいですが、吉野の杉は外国と比較して質がとても高いので、長い間住む自宅で使用するなら吉野杉を選択したいなと感じました。」

以上のような感想をいただきました。

株式会社イムラのCSR活動方針
株式会社イムラではCSR活動・SDGs推進活動の一環として、吉野杉の魅力及び吉野林業の伝統と歴史について、地域で家づくりを担う工務店の立場から本記事のような講演活動を初めとして様々な啓蒙活動に携わらせていただいております。
※参考リンクSDGsへのイムラの取り組み:https://imura-k.com/sdgs/

【会社概要】
会社名:株式会社イムラ
所在地:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1
代表者:井村 義嗣
設立:1927年4月
HP:https://imura-k.com/
Instagram:https://www.instagram.com/imura_official_account/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCpuk5i1RVGwuYYh2RW0o1dQ
事業内容:木造注文住宅・リノベーション

 

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