―経済産業省「未来の教室」事業のコンテンツ開発事業者に二期連続で採択―
クロスフィールズが開発したコンテンツは、STEAMライブラリー(https://www.steam-library.go.jp/)にて無料公開中で、総再生回数は2021年11月時点で約8,000件に上っています。昨年度開発したコンテンツの活用はすでに全国の教育機関で始まっており、「日本に暮らす難民について考える」(https://www.steam-library.go.jp/content/19 )で授業を行ったドルトン東京学園(東京都調布市)の大畑方人先生は、『普段は関わりを持つことができないコンゴから来た人物に触れることは、生徒たちにとって刺激的で視野が広がる経験となりました』と語ります。また生徒からは、『いかに今の自分の生活が恵まれているのか思い知らされました。苦しんでいる人を助けられるような人、仕事がしたいです』『この授業を通して、自分で行動を起こすことが大切だと思いました』といった声が聞こえています。
今年度は本教材による学習効果をさらに向上すべく、学校でのトライアル授業を踏まえたコンテンツ改修や映像の追加制作等を行います。加えて越境学習研究の第一人者である法政大学大学院・石山恒貴教授や(株)ビジネスリサーチラボ代表取締役・伊達 洋駆氏と共同研究を実施。本学習教材を通じて学生が社会課題への当事者意識を醸成ための理論構築や、その効果測定ツールの開発を行います。
クロスフィールズは本事業への継続的な参画を通じて、SDGs教育を加速させ得る新たなアプローチを模索していきます。特にコロナ禍で物理的な移動が制限され、社会との繋がりが持てず内向き思考な若者が増えている今、VRなどのテクノロジーを通じて社会との接点を生み出せることの意義は大きいと感じています。教育現場との連携も強化しつつ、活動を進めていきます。
・本プレスリリースのダウンロードはこちら:https://crossfields.jp/update/Pressrelease_211115_VR-C2
・本件に関する経済産業省のリリースはこちら:
https://www.learning-innovation.go.jp/news/verify-notice-c-2021-result/
クロスフィールズでは昨年度のコンテンツ改修に加え、新規コンテンツの作成も今年度の「未来の教室」事業内で行います。新規コンテンツでは、子育て家庭の抱える課題やダイバーシティ&インクルージョンなどをテーマに、各領域で活躍する団体と共同で開発していきます。本件に関するリリースはこちらをご覧ください。
―「孤育て」問題などの課題に触れる体験型授業を認定NPO法人フローレンスと共同開発:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000049241.html
―ダイバーシティ&インクルージョンについて考える体験型授業を一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエテ
ィと共同開発:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000049241.html
―アフリカの元子ども兵の現場に触れ、紛争問題について考える体験型授業を認定NPO法人テラ・ルネッサンスと
共同開発:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000049241.html
―環境問題について考える体験型授業を国際環境NGOグリーンピース・ジャパンと共同開発:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000049241.html
【NPO法人クロスフィールズ】
クロスフィールズは、国内外の社会課題の現場とビジネスパーソンをつなぐことで、社会課題解決とリーダー育成の両方を実現することを目指す非営利組織です。社会課題解決の現場に企業の社員が飛び込み、現地のNPOや社会的企業とともに課題解決に取り組む新興国「留職」プログラムのほか、国内外の社会課題の現場を「体感」する経営幹部・役職者向けのプログラム「社会課題体感フィールドスタディ」などの事業を展開しています。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、既存事業を大きく見直すとともに、現在の状況に対応した様々な新規事業を行っています。
【本リリースに関するお問い合わせ】
NPO法人クロスフィールズ広報部 (担当:西川、松本)
Tel: 03-6417-4804 Email:[email protected]