野生のトラは密猟の横行や環境破壊により、この100年の間に世界で95%が姿を失いました。現在、残る個体はおよそ3000頭ともいわれています。その中でも絶滅の危機に瀕しているといわれているのがベンガルトラです。
岩合光昭氏は21歳の時、初めて見たベンガルトラの美しさに魅せられたと言います。その後半世紀以上、何度も生息地インドへと通い、時には車では入れないほどの深い森で、その貴重な姿をカメラに収めてきました。
キヤノン/WWF 岩合光昭カレンダー2022 虎-Tiger- には、岩合氏によりEOS R SYSTEMで撮影された新作を含め、猛々しくときにユーモラスなベンガルトラの表情や、森で孤高に生きる姿が収められています。また、タイトル題字の「虎」も岩合氏の筆によるものです。
本カレンダーはWWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)が運営するオンラインショップPANDA SHOP(https://shop.wwf.or.jp/)にて販売され、売上はWWFの地球環境保全活動に役立てられます。
名称 | 価格(税込) | 発売日 | 寸法 |
キヤノン/WWF 岩合光昭 カレンダー2022 虎-Tiger- |
2,200円 | 2021年11月15日(月) | 縦594mm× 横420mm |
■「虎-Tiger-」発行に寄せて~岩合光昭氏コメント
森の生態系の王者であるトラを撮影するたび、森の大切さを確信します。森の音、声に耳を澄ませ、道に残るパグマーク(トラの足跡)を見つけ、動きの意味を、自身を森と同化させることで感じます。それが一枚の写真になる。トラを守り森を守ることは地球を守ることだと、信じています。(本カレンダーより抜粋)
■岩合光昭氏プロフィール
1950年東京生まれ、動物写真家。野生動物の息吹を感じるその写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度飾るなど、世界的に高く評価されている。ライフワークともいえるネコの撮影にも力を入れ、NHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」が好評放送中。著書多数。映画「ねことじいちゃん(2019)」「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族(2021)」で監督をつとめる。
■WWF:World Wide Fund for Nature 世界自然保護基金について
WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。急激に失われつつある生物多様性の豊かさの回復と、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けて、希少な野生生物の保全や、持続可能な生産と消費の促進を行なっています。
■キヤノンマーケティングジャパングループについて
キヤノンマーケティングジャパングループは、「共生」の理念のもと、すべての人類が末永く共に生き、共に働き、幸せに暮らしていける社会の実現を、全てのステークホルダーと追求していきます。キヤノングループの企業理念「共生」は、人・社会・自然が調和して人類すべてが豊かに暮らしていける社会の実現を目指すもので、これはSDGsが求めている社会像に通じるものと考えます。わたしたちは、サステナビリティ経営の推進に向け、キヤノン製品事業とITソリューション事業を組み合わせることで解決できる領域を広げ、「事業を通じた社会課題解決」に取り組んでまいります。そして、豊かな生活と地球環境が両立する社会の実現へ貢献していくとともに、省エネルギー、省資源、有害物質廃除、生物多様性保全への取り組みによる環境負荷の最小化を進めてまいります。
● 一般の方のお問い合わせ先 :WWFジャパン PANDASHOPお問い合わせ窓口 03-3769-1722
●岩合光昭氏オフィシャルサイト:
https://iwago.jp
●WWFジャパンホームページ :
https://www.wwf.or.jp
●WWFジャパンPANDA SHOP :
https://shop.wwf.or.jp