令和3年7月豪雨災害を受け、2020年6月に「ジャパンハートソーシャルネットワーク」へ参画したTSIホールディングスより無償提供いただいたTシャツやタンクトップを、熱海市避難所へ寄付します。「大型ホテル避難所では、夏物の下着やTシャツの着替えがなくて困っている」との連絡を受け、ジャパンハートは、子育てなどで現場を一端離れた看護師らでつくる有償ボランティアナースの会「キャンナス」(本部・藤沢市)の支部組織「キャンナス熱海」を通じて、「ニューフジヤホテル(避難者約500名)」「ホテルニューアカオ(避難者約50名)」の避難者へ提供して参ります。
■ジャパンハートソーシャルネットワークとは?
ジャパンハートでは平時から様々な企業と医療機関をつなぎ、有事の際に迅速に医療機関からのニーズを吸い上げ、様々な支援の可能性を持つ企業とを速やかにつなぐことができるプラットフォーム「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を2020年4月28日に立ち上げました。2021年7月8日現在、このプラットフォームの登録者数は927人に上っています。
https://www.japanheart.org/topics/press-release/200501.html
▼株式会社TSIホールディングス、ジャパンハートソーシャルネットワークに参画。医療従事者へAVIREXなどの自社衣料品を8,000枚以上無償で提供
https://www.japanheart.org/topics/press-release/200623.html
【ジャパンハートのこれまでの国内被災地支援】
■2011年3月 東日本大震災緊急支援
2011年3月17日に被災地へ入り、全国から医師・看護師、一般ボランティアを募り、ジャパンハートとして国内初の緊急医療支援活動を行いました。派遣したボランティアの数は450名を超えています。現地では、避難所の巡回診療、医療物資の運搬、被災者の心のケア、ボランティアの派遣等を実施しました。また、地域開業医の方々をサポートするため、土日のみ営業するジャパンハート こども・内科クリニックを石巻に開院し、約3年間にわたり地域医療を支えました。
■2016年4月 熊本地震緊急救援
熊本市南区の医療対策本部に入り、医療救護班として避難所の医療巡回支援を行いました。その一方で、「南阿蘇の老人介護施設に要介護避難者受け入れの要請が多数発生し、困窮している」という情報を受け、現地を視察。自分たちの力で脆弱な高齢者を守る福祉避難所を申請した施設の要望にこたえ、看護師チームを派遣しました。
■2020年7月~【令和2年7月豪雨】緊急支援
九州を中心に甚大な被害をもたらしている「令和2年7月豪雨」を受け、災害発生当初より医療支援活動を行いました。7月7日より医療者派遣及び物資支援を実施し、8月末までの期間に熊本県八代市及び人吉市の避難所計3か所で活動を行いました。
ジャパンハートはこれからも、国内外の「医療の届かないところ」に医療を届け続けます。
【株式会社TSIホールディングス】
「ナノ・ユニバース」、「ナチュラルビューティーベーシック」、「パーリーゲイツ」等を中心に約 50 のブランドを展開するファッション企業。
【(認定)特定非営利活動法人ジャパンハート】https://www.japanheart.org/
ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、国内外で無償の医療活動を行う認定NPO法人です。1995年に小児外科医・吉岡秀人が単身ミャンマーで活動を開始して以来、現在はカンボジアやラオスなど東南アジア諸国で、小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約35,000件実施しています。HIV孤児など恵まれない子供たちに、教育機会を提供する児童養育施設も運営。国内では、小児がん患者家族の外出に医療者が同行するプロジェクトや、離島・僻地への医療者派遣、災害被災地への緊急救援事業を行っています。また新型コロナウイルス感染症対策として、全国35か所以上のクラスター現場へ医療チーム140名以上を派遣しているほか、全国700以上の医療・福祉機関へ200万枚のマスク等物資寄付、全国600以上の福祉施設への感染予防指導等を継続しています。国際連合UNIATF Award 2020を日本から唯一受賞。
■寄付金の控除について
認定NPO法人であるジャパンハートへのご寄付は、寄付金控除などの税制優遇の対象となり、 確定申告を行うことで税金が還付されます。詳細につきましては、下記URLをご確認ください。
https://www.japanheart.org/donate/receipt/
■本件に関する取材のお問い合わせ
特定非営利活動法人ジャパンハート
広報担当:高橋
電話:03-6240-1564
メール:[email protected]