中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!

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約9割の生徒が「学習前よりも地元を好きになった」と回答。子どもが参画する地域活性化を推進!

​子どもの体験型キャリア教育事業を推進している株式会社バリューズフュージョン(本社:東京都港区、代表取締役社長:竹内 慶太、以下バリューズフュージョン)では、彦根市立南中学校と共同で、同中学校の1年生234名参加のもと、プレゼンテーション教育を起点としてシビックプライドの醸成を図りつつ、地域活性化とSDGs促進につなげていくプロジェクトを開始しました。

 

中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!のサブ画像1_生徒作成のスライドより生徒作成のスライドより

このプロジェクトは、地元・彦根の魅力を再発見するというテーマのもと、市内をフィールドワークした生徒たちがそこから得た情報などをプレゼンテーション資料としてまとめ、代表チームとして選出されたメンバーが、自治体や企業から招いた外部審査員を前に本番のプレゼンテーションを行うというものです。
単に学校内行事として完結させるのではなく、地元自治体のシティプロモーション担当部署や地元に本社、事業所を構える上場企業とも連携し、子どもが参画する地域活性化とSDGs促進のムーブメント創出のステップにしていく点が特長で、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」や目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」にもつながる取り組みです。
なお、バリューズフュージョンと彦根市立南中学校では、今回の取り組みをさらに発展させながら、次年度以降もプロジェクトを推進していく予定です。

■プロジェクトの概要
・主催:彦根市立南中学校
・テーマ:「私が彦根の観光大使〜彦根の魅力を再発見!ふるさと彦根のここがスゴい!〜」  
・協力:彦根市/フジテック株式会社/株式会社平和堂/株式会社ブリヂストン
・企画および監修:株式会社VluesFusion (バリューズフュージョン)

■プロジェクトの流れ
①フィールドワーク(10月22日)
グループごとに分かれて彦根市内をフィールドワークし、地域の魅力を探索したり、関係者へのヒアリングを実施。

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②プレゼンテーションに関するオンライン講義(10月25日)
プレゼンテーションの基本的な考え方や構成、資料のまとめ方などをオンライン講義でレクチャー。その後、各グループでプレゼンテーション資料作成。

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③代表チームの選出(11月15日)
各グループの中から、本番のプレゼンテーション大会に進む代表チームを選出。

④本番プレゼンテーション大会の実施(11月19日)
彦根市役所シティプロモーション推進課および地元企業の担当者を外部審査員として招き、代表7チームがオンラインで彦根の魅力を伝えるプレゼンテーションを実施。

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■参加した生徒へのアンケート結果
生徒へのアンケートでは、今回のプレゼンテーション学習が「とても良い経験になった」と回答した生徒が約74%と全体の3/4を占めた。さらに「やや良い経験になった」と合算すると約97%に達する。

 

中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!のサブ画像8_図:プレゼン学習の感想図:プレゼン学習の感想

さらに、プレゼンテーション学習前と比較した彦根の町に対する意識の変化として、半数が「学習前よりとても好きになった」と回答。「以前よりやや好きになった」と合算すると約88%と全体の9割近くに達する。フィールドワークによって自分たちの住む町の魅力を探索し、プレゼンテーションするという今回の一連の学習は、地域愛を育む上で極めて有効であることが示されたと言える。

 

中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!のサブ画像9_図:プレゼン学習前と比べた彦根に対する意識の変化図:プレゼン学習前と比べた彦根に対する意識の変化

プレゼン学習後の彦根に対する意識としては、約6割が「彦根の知らない部分を発見できた」と回答。次いで「彦根のことをもっと知りたい」(約16%)が続く。「彦根の町に対する誇りを持てた」(約8%)、「彦根の魅力をいろんな人に伝えたい」(約6%)といったシビックプライドに結びつく意見も一定の割合で見られる。

 

中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!のサブ画像10_図:プレゼン学習後の彦根に対する意識図:プレゼン学習後の彦根に対する意識

<学習に対する自由意見(一部抜粋)>
・彦根を好きになれた。もっと知りたい。
・今回の学習を通して彦根のこともプレゼンテーションもとても理解することが出来ました。そして彦根のことをもっと好きになりました。
・彦根について知らなかったことがたくさんあったことに気づいた。今回学んだことをいろんな人々に伝えていきたい。
・今回の「私が彦根の観光大使!〜彦根の魅力を再発見!ふるさと彦根のここがスゴい!〜」では彦根市民
の僕たちでも知らなかった彦根の深堀りした魅力を見つけられました。これからはもっと彦根名人になるために彦根を知り、もっと市内、県外、国外へと広めていきたい。
・実際に発表して、聞いてもらって、講評してもらって、、、となかなかできない経験ができてとてもよかったです。彦根の魅力をからだいっぱいに感じ、伝えることができました。もっと伝えていきたいです。貴重な体験ありがとうございました。
・フィールドワークをして、知らなかった彦根の魅力を知れたけど、まだまだ知らない魅力があると思うのでもっと彦根について知りたい。
・この体験を通して彦根についての好奇心が沸いた。
・彦根は自分が住んでいるところでありながら、知らないところもたくさんあったので、新しいことが知れてとても楽しかったです!
・彦根は素晴らしい。
・彦根の町について、結構知っていると思っていたが、実は知らない魅力もたくさんあることに気づけてよかった。

*アンケートはプレゼンテーション学習を行った生徒234名に対して実施し、210名から回答を得た。​

■アンケート結果からの考察(当社CCO兼クリエーティブ&PRディレクター 長竹 直哉)
『今回のプレゼンテーション学習で、回答者のほぼ全員(約97%)が「良い経験だった」とする結果になったことは、予想以上に大きな反応と捉えています。住んでいる町についてのプレゼンテーションということで、自分ごと化しやすく探求心も刺激され、前向きな気持ちで臨めたことが要因として大きいのではないかと推測します。自由意見の中には、コミュニティの一員としての意識の芽生えも垣間見え、単なる地元への愛着に留まらず、より主体的、能動的に彦根と関わろうとする意見も一定の割合で見受けられました。今後もこのような学習によって自分たちが住む町の魅力の再発見や認識が積み重なっていくことで、さらに意識も高まってくるのではないかと思われます。昨今、各自治体でシビックプライドに絡む政策が行われていますが、アンケート結果からも、義務教育の段階からプレゼンテーション学習と連動させて、子どもたち自身に地域の魅力を探索してもらうアプローチは相応の効果があると考えられます。』

バリューズフュージョンでは、日本全国の教育機関、自治体、企業と連携し、シビックプライドの醸成から地域活性化、SDGs促進につなげていくこの取り組みを今後、さらに体系化して進めてまいります。ご関心のある方は当社までお問い合わせください。

<会社概要>

中学生のプレゼンテーション教育を起点に、地域愛を育み、地域活性化とSDGsを促進するプロジェクト始動!のサブ画像11

・会社名:株式会社Values Fusion (バリューズフュージョン)
・代表者:代表取締役社長 竹内慶太
・所在地:東京都渋谷区神宮前4-13-8
・設立:令和元年5月7日
・事業内容:体験型キャリア教育事業/子どもサステナビリティ推進プラットフォーム事業
・ URL:https://valuesfusion.jp

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