2021年12月4日に第一回活動を実施、今後も継続的な保全活動に参加
白鶴酒造株式会社は、この度、国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所が主催するボランティア「森の世話人(※)」の趣旨に賛同し、灘五郷の酒造りを支える六甲山の整備・保全活動に参画します。
当社の北側に位置する六甲山は、酒造りに欠かせない水、寒造りに適した環境をつくり出す六甲颪(ろっこうおろし)など、灘五郷の酒造りにさまざまな恩恵をもたらしてきました。当社は、自然環境と調和した酒造りを目指して、これまでも、醸造用水の保全活動やNPO法人への活動支援、自然エネルギーの活用などに取り組んでまいりましたが、今後は、「森の世話人」として、自然豊かで災害に強い六甲山の森づくりにも協力していきます。
もろく崩れやすい花崗岩でできた地質や急峻な地形の六甲山は、住宅街に近く、土砂災害がおこりやすい山でもあります。六甲山で様々な高さの木や草をバランスよく育てることで、表土を守り雨水を涵養(かんよう)します。また、根の強い落葉広葉樹を植えることで、大雨や地震による土砂崩れを防ぎ、様々な生物が集まる豊かな森が生まれます。
第一回目の活動を、2021年12月4日(土)に住吉川上流域にある区画で、社員10名が「森の世話人」事務局の方から活動の目的や作業方法等のレクチャーを受け雑木・雑草の刈り取りを行いました。今後、年3~4回の活動を継続していきます。
<第一回 白鶴酒造「森の世話人活動」>
日時:2021年12月4日(土) 10時00分~15時00分
活動場所:神戸市東灘区住吉川上流域指定区域(約4,500㎡)
活動内容:住吉川上流域にある雑木・雑草を刈り取り、整地後、指定樹木を植樹します。
「森の世話人」事務局から作業方法等のレクチャーを受けながら、樹木の生育を妨げるネザサやつる性植物、外来種植物などの刈り取りを行いました。
(※)「森の世話人」活動
国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所が主宰する六甲山の保全活動。市街地に近い六甲山地の斜面を樹林帯として守り育て、防災機能の強化と自然豊かな生活環境を確保する「六甲山系グリーンベルト整備事業」への市民・企業の方々の参加を進めています。
http://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/pr_media/plant/group/index.php
六甲山系グリーンベルト整備事業
https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/business/gb/greenbelt-bus.php
■活動の様子
▼ニュースリリースURL
https://prtimes.jp/a/?f=d13868-20211207-99baeb5eb41457f778d0b98b4df473df.pdf