『日本の街並みを木で変える』
現在、実案件で試行していたBIMによるモデリングが完了し、次のステップである本工事に向けた取り組みへ舵を切りました。
▼ライフデザイン・カバヤのBIM導入・活用プロジェクト
当社では、2024年度3月期までに、『BIMの導入』に留まらず『BIMの活用』を目的とし、CLT造を筆頭に木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造による非住宅案件全てをBIMで完結できる体制の確立を目指します。
まずは、オリジナルCLT工法『LC‐core(エルシーコア)構法』でのBIM導入に着手し、当社での体制の基盤を構築。その後、他構造の非住宅へ展開する計画です。
BIM導入・活用を通じて、建設生産効率の向上による働き方改革の推進を目指します。また、当社が運営する、CLTを用いたフランチャイズネットワーク本部『日本CLT技術研究所』として、CLT建築における次世代型建設プロセスを構築し、加盟店へ展開する役割を果たすとともに、全国に向けさらなるCLT建築の普及を促進いたします。
〈店舗の実案件を活用したBIM の一例〉:BIMソフトウェアは、Autodesk社『Revit』を使用。
2021年4月には、全社員がBIMついての概論講習を受講。また、2021年8月31日には、本プロジェクトのプロジェクトマネージメントを務めるペーパレススタジオジャパン株式会社(代表取締役:勝目高行/本社:東京都港区)との調印式を行いました。
〈2021年8月31日 調印式 左:窪田健太郎 右:勝目高行代表取締役〉
現在、日本CLT技術研究所の加盟店である近藤建設株式会社(代表取締役社長:宇佐見佳之/本社:埼玉県ふじみ野市)協力のもと、実案件である店舗を活用しながらBIM導入を進めています。本案件は、BIMによる意匠や構造を含む建物の設計が完了しました。引き続きBIMを活用し、実際の施工に向けた詳細設計に移行しています。
BIMを活用することで、3Dシミュレーションを行うことが出来るため、施工の不具合やロスを事前に見つけることを可能とし、コスト削減や工期短縮を実現するのがBIMの大きな特徴です。
また、当社では、一般戸建て住宅においても導入を現在模索しています。
▼BIMとは
BIM(Building Information Modeling)とは、建設工事を行う前に建物を「デジタル空間上で建設」し、そのデータを活用することで完成イメージを共有したり、施工中のミスや手戻りを減らしたりする等、建築において作業効率・生産性の向上を図る新たなワークフローです。
▼近藤建設株式会社
http://corporate.kondo-gr.co.jp/
▼ペーパレススタジオジャパン株式会社
https://www.paper-less-studio.net/toplp/
▼日本CLT技術研究所
https://nc-labo.jp/
▼会社概要
商号:ライフデザイン・カバヤ株式会社
設立:1972年12月1日/カバヤ小掘住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更
資本金:9,000万円
売上高:263億円(2021年3月期)
▼事業内容
事業内容:建築工事の請負及び施工に関する事業/上記事業に関するフランチャイズチェーン事業/建築物の設計及び工事監理に関する事業/土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業/リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業/不動産の売買及び仲介に関する事業/不動産の管理及びコンサルタントに関する事業/風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業/清掃事業/警備事業/損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務/前各号に付帯関連する一切の事業
《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
https://lifedesign-kabaya.co.jp/